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ユービーアイソフトの『アサシン クリード シャドウズ』は、2025年3月20日に発売する「アサシン クリード」シリーズの最新作だ。
本シリーズは「アサシン(暗殺者)」としてターゲットを暗殺するステルスアクションと、歴史の裏側をテーマにしたストーリーを体験できるのが特徴。
シリーズ第1弾で2007年に発売された『アサシン クリード』以降、13本以上のシリーズ作品(スピンオフも含む)が次々と発売された。現在は、ユービーアイソフトを代表するゲームタイトルとして幅広く知られ、世界中で人気を博している。
シリーズ最新作の『アサシン クリード シャドウズ』は、日本の戦国時代が舞台だ。プレイヤーは「弥助」もしくは「奈緒江」を操作し、激動の戦国乱世を生き抜くことになる。
1月某日、『アサシン クリード シャドウズ』のプレビューイベントがメディア向けに開催された。発売前の本作を一足先に試遊できたので、先行プレイレポートをお届けしたい。
戦闘特化の「弥助」とステルス特化の「奈緒江」が主人公!
プレビューイベントでは、チュートリアルを兼ねた序盤パートと、「播磨(はりま)」のエリアを自由に探索するパートを試遊。クエストの攻略や探索などを体験できた。
特に印象的だったのが、弥助と奈緒江のダブル主人公だ。戦闘中以外は基本的にいつでも切り替えることができる。また、一部クエストやクエスト内の選択肢で、弥助か奈緒江を選ぶ場合もある。
弥助は戦闘特化、奈緒江はステルス特化という風に、得意不得意が分かれている。例えば、ステルスせずに敵陣に突入したい場合は弥助を、隠密行動に徹したい場合は奈緒江を操作する形だ。
戦闘とステルスのメリハリがしっかり取れているのが特徴で、それぞれの主人公のスキルを活かして攻略する面白さがあった。
弥助は戦闘能力が高い
弥助は体力も武器の火力も高く、たった1人で複数人の敵に挑めるほどに強い。専用武器は刀や薙刀、金砕棒、火縄銃。戦闘に特化しており、敵を吹き飛ばす突進や、複数の敵を一網打尽にできる強力な技などを持つ。
戦闘能力は高い一方で、ステルス能力はとてつもなく低い。立ち回り次第になるかもしれないが、たとえ敵に見つかってもどうにか対処できるのが弥助の強みだろう。ステルスが苦手な人は弥助メインで攻略するといい。
奈緒江はステルス能力に秀でている
忍である奈緒江は、ステルス能力に秀でた主人公だ。隠密行動やステルスキルに加え、クナイや手裏剣などの投擲武器も利用できる。アサシンらしい動きが特徴的だ。
ただし、戦闘能力に関しては弥助の方が上。戦闘スキルは多少あるものの、体力が少ない上に火力も低いためだ。そのため、敵との戦闘、特に複数人の敵を相手に戦うのは難しいだろう。敵に見つかったら逃げるのが得策かもしれない。
個人的に興味深かったのは、本作のステルス要素だ。明るい場所だと敵に見つかりやすくなり、暗い場所だと敵に見つかりにくいといった特性がある。拠点内にある照明(提灯、焚火など)を消して自身の姿を隠すアクションが用意されているなど、かなり凝った作りになっていた。
隠れて敵を1人ずつ始末してもよし、陰を利用して敵を無視してもよしと、多種多様な攻略法を設けてあるのは実に興味深い。
これまでの「アサシン クリード」シリーズの主人公は、戦闘とステルスの両方を兼ね備えていたが、弥助と奈緒江は得意不得意がはっきり分かれているのが大きな違いだ。クエストの内容や敵陣の状況を見極め、攻略に適した主人公を選ぶことが、攻略の基本になるだろう。
ダブル主人公を採用したことで、攻略の幅が従来以上に広くなったほか、プレイヤーの好みで主人公を選べるのも魅力的だった。
情報を求めてエリアを探索するのが面白い
『アサシン クリード シャドウズ』の特徴のひとつとして、戦国時代の日本を探索できることがあげられる。プレビューイベントで体験した「播磨」は緑豊かな自然に囲まれたエリアだ。
姫路城を中心に広がる城下町はもちろん、神社や港なども見受けられた。探索ポイントも豊富かつ多彩なので、クエストそっちのけで寄り道するという楽しみもありそうだ。
クエストの進行方法については、普通にプレイしているとナビが表示されず、「播磨の南側にある」「〇〇屋敷にいる」といったわずかなヒントを頼りに、クエストの目的地を探すことになる。
もし、これまでのシリーズ作品のように、クエストの目的地を示すマーカーを表示したい場合は、マップ上で「密偵」をヒントに表示されたエリアに送り込もう。
密偵を送りこまないと少し不便なのではないかと思っていたが、実際にプレイしてみるとヒントはそこまで難解でもないし、純粋に探索が面白いので自然と慣れることができた。
今回の試遊で、『アサシン クリード シャドウズ』は“情報収集”が重要であることがわかった。自分のやり方でゲームを攻略できる自由度の高さもポイントかもしれない。
「アサシン クリード」シリーズらしい要素も盛りだくさん
探索以外にも、実在した歴史上の人物と出会ったり、ボスと対決したりする場面もあり、「アサシン クリード」シリーズの定番というべき要素も豊富だった。
筆者が序盤を体験した際は「なるほど、そういう話なのか!」とワクワクした。ストーリーの詳細については実際にプレイして確かめてほしいが、序盤の掴みは申し分ないと感じた。
「アサシン クリード」シリーズでおなじみの「テンプル騎士団」と「アサシン教団」の戦いもそうだが、「戦国時代の日本」×「アサシン クリード」シリーズを組み合わせたストーリーも気になって仕方がなかった。
まとめ:シリーズの原点に回帰した注目作
『アサシン クリード シャドウズ』を5時間ぐらい試遊してみて、本作は「アサシン クリード」シリーズの原点に回帰した作品ではないかと考えている。
最近のシリーズ作品は、ステルスよりも戦闘に重きを置いている印象が強かったが、本作はステルスと戦闘のバランスが実に絶妙だった。古き良き過去作の懐かしさが芽生えたぐらいである。
『アサシン クリード シャドウズ』は、PC,PS5,Xbox Series X|Sにて、2025年3月20日(木)に発売予定。
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発売日など基本情報
発売日 |
2025年3月20日 |
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会社 |
Ubisoft |
ジャンル | アドベンチャー |
対応ハード | PS5 / PC / Xbox |
タグ | |
価格 |
PS5 : 8,900円(税抜)
PC : 8,900円(税抜)
Xbox : 8,909円(税抜)
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最大プレイ人数 |
1人
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公式HP | |
公式Twitter |
※先行プレイしたバージョンは開発中のものであり、製品版とは異なります。
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