現代戦FPSの大本命をプレイレポート!
2022年10月28日(金)にActivisionから発売された『Call of Duty: Modern Warfare II』。世界的人気を誇るFPS『Call of Duty』シリーズの最新作で、過去に発売された同タイトルのリブート2作目だ。
対テロを主眼とした現代戦を扱っており、人物や銃の挙動や質感はもちろん、爆風や銃撃の“音”にまでこだわったリアルな戦場が本作の魅力。
また、ボタンひとつで障害物を登れるパルクールのようなアクションと、特殊能力に頼らない純粋な撃ち合いで繰り広げられるスピーディな戦闘も面白いポイント。
本作は、没入感たっぷりのキャンペーンモードに加えて、短時間でサクッと満足感を得られるバトルから、32vs32の戦略性の高いバトルまで幅広いゲーム体験を楽しめるつくりとなっている。
最新のグラフィックと良好な操作感で再出発した『CoD:WMII』を、プレイした上で様々な観点からレポートしていこうと思う。
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『CoD:MWII』の魅力は?
映画のように臨場感あふれるキャンペーンモード
本作のゲームプレイの1本目の柱は、臨場感あふれるキャンペーンモードだ。
ストーリーは、ミサイルによるテロを目論むハッサン少佐の計画を阻止するために、多国籍部隊「タスクフォース141」がさまざまなミッションに挑むというもの。
タスクフォース141はミッションを通して、イスラムのテロ組織やそれと協力関係にあるメキシコのカルテルと何度も戦うこととなる。
非常にクオリティの高いグラフィックによる演出の数々は、まるで自分自身がハリウッド映画の中に入ったかのような気分にさせてくれる。
ところどころで挟まれる戦友同士の掛け合いはもちろんのこと、実際に共闘しているかのような自然なNPCの動きによって没入感は抜群だ。
多彩なロケーションで行われる任務の数々
作戦の内容にあわせて多彩なロケーションで任務が行われるのも本作の魅力。
激しい銃撃戦はもちろんのこと、隠密作戦や攻撃機をよる空対地の火力支援など、様々な視点からの任務を遂行していくこととなるので、ストーリーを進めていく上で飽きの来ないつくりとなっている。
また、同じ任務でも複数のクリア方法が用意されているので、自分のスタイルに合わせたプレイが可能。
用意された筋道だけでないプレイ体験は、より没入感を高めてくれるだろう。
対人勢もキャンペーンモードのプレイを推奨!クリアで報酬も
キャンペーンモードをクリアしていくと、対人戦を効率よく進められる報酬がチャプターごとに獲得可能。
なお、本作のキャンペーンモードは前述の通り非常にクオリティの高い作りとなっているので、『CoD』シリーズは対人戦目当てという人も報酬関係なくプレイするのをおすすめしたい。
ルーキー、レギュラー、ハード、ベテランの多数の難易度に加えて、クリア後には更に難しいリアリズムも追加されるなど、歯ごたえを求めるプレイヤーもきっと満足できること間違いなしだ。
また、キャンペーン中に落ちていたり、倒した敵から奪った武器を拾って使用可能なので、任務を通してさまざまな武器に触れられる。
対人戦に向けた試し撃ちも兼ねて、気に入った武器を探すのもいいだろう。
他プレイヤーと共に戦え!スペシャルオプス(協力モード)
キャンペーンモードとはまた違ったPvE要素として、他のプレイヤーと共闘できるスペシャルオプス(協力モード)が存在する。
執筆時は目標物を極秘裏に確保する「隠密」、敵の施設を破壊する「立入禁止」、迫り来る敵から陣地を守る「ディフェンダー」の3種がプレイ可能だった。
武器の経験値上げを効率よくできる他、ここでしか入手できないアイテムや武器もあるようなので、友達を誘ってプレイしよう。
銃撃の純粋な面白さを再確認できる対人戦
『CoD』シリーズで欠かせない、手に汗握る対人戦は本作でも健在。
昨今のFPSではスキルやアビリティで戦う、いわゆる「ヒーローシューター」が人気だが、本作は基本的に銃撃がメインの硬派なもの。
しかし、決して物足りないとは感じず、むしろ銃撃メインだからこその、銃での戦いにフォーカスしたシステムが魅力だ。
例えば、前作から続投の「ガンスミス」システムでは、自分が使う銃を非常に細かく、かつ自由度高くカスタマイズできる。
ただでさえ多数存在する銃が、ガンスミスによりさらに多彩な姿を見せる。自分にあった銃が必ず見つかることだろう。
また、HPがUIに表示されておらず瀕死になると演出で表現し、ダメージを受けても一定時間攻撃を受けなければ自然回復するシステムは、詰め・引きの駆け引きを没入感高く楽しめる。
『CoD』では定番のキルストリークは本作でも健在で、敵を倒した回数が一定を超えなければ発動できないが、UAV(無人偵察機)を呼び出したり、爆撃を要請したりと戦局を大きく変えるド派手な特殊行動が可能だ。
シリーズの特色であるキルタイム早めのスピード感のある戦闘も相まって、撃ち合いの面白さを再確認できるだろう。
多彩なゲームモードで飽きの来ない作り
本作では対人戦の多彩なゲームモードも大きな魅力。
6vs6の最大12人で戦うクイックマッチでは、キル数を競い合う「チームデスマッチ」や指定された地点を占領し合う「ハードポイント」など、9種類のルールが存在する。
先述のガンスミスやキルストリーク、パークをうまく使い、ルールに合わせて武器を変える戦略性もあり、クイックマッチだけでも十分楽しめる。
32vs32で行われる激しい大規模戦闘
さらに、『CoD:MWII』では32vs32で戦う「グラウンドウォー」と「インベージョン」の2種類のゲームモードが存在する。
クイックマッチと比べてかなり広いマップで戦闘は行われるので、特に目標を奪い合うポイント制のグラウンドウォーにおいて連携や裏取りの重要性が高まり、より戦略性の高いバトルが楽しめる。
また、グラウンドウォーでは装甲車や歩兵戦闘車、ヘリなども登場し、大迫力の戦場に興奮間違いなしだ。
インベージョンでは打って変わってAIを含んだ純粋なデスマッチかつ、1人あたりの責任が1/32と軽く、初心者でも楽しみやすいつくりとなっている。
今後の展開にも目が離せない!
2022年11月17日より、『CoD:MWII』のシーズン01が始まり、バトロワの基本無料タイトル『CoD:Warzone 2.0』も同日に開始される。
『MWII』でアンロックしたアイテムは『Warzone 2.0』で使用可能なほか、『MWII』のシーズン半ばではスペシャルオプスにて特別な「レイド」も開催予定。
本作は今後のアップデートにも目が離せない、今一番アツいFPSタイトルだと言えるだろう。
『CoD:MWII』の基本情報
発売日 |
2022年10月28日 |
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会社 |
Activision |
ジャンル | シューティング |
対応ハード | PS5 / PS4 / XOne / PC |
価格 |
PS5 : 8,800円(税抜)
PS4 : 8,800円(税抜)
XOne : 8,800円(税抜)
PC : 8,800円(税抜)
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公式HP | |
公式Twitter |
GameWith編集者情報
PCゲームを楽しむ。Steam歴10年。digが趣味でジャンル問わずどんなゲームでもプレイ。ゲームに限らず興味を持ったものはなんでも深掘りする性質。ゲーム以外の趣味は音楽鑑賞・ギター演奏などを嗜む。『League of Legends』に出会い、人生がいろいろな意味で大きく変わる。 |
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