2013年にリリースされ、世界中のハクスラファンを魅了してきた『Path of Exile』。
続編『Path of Exile 2』が2024年12月6日より、基本プレイ無料でアーリーアクセスが開始される予定となっている。
配信開始に先駆け、2024年11月21日にメディア向け説明会が開催。ゲームディレクターであるJonathan Rogers氏が登壇して本作のプレゼンを行なった。
取材する機会をいただいたので、レポートしていく。
目次
Path of Exile 2
多種多様なスキルを持つ「クラス」
まず最初に、本作で登場する「クラス」について解説が行われた。
『Path of Exile 2』ではクラスの縛りが一切なく、別クラスのパッシブスキルを装備することも可能。
クラスのパッシブスキルに限らず、別クラスのパッシブスキルを組み合わせることで、新たな戦略を生み出せるようになったわけだ。
ビルド構築の幅が拡大されたと表現しても過言ではないだろう。
アーリーアクセスでは6種類
アーリーアクセスの段階で選べるクラスは、「モンク」「ウォーリア」「レンジャー」「マーセナリー」「ウィッチ」「ソーサラー」の6種類。
アーリーアクセスが開始されたのち、順次新しいクラスを追加していくという。
クラス「モンク」近接戦闘系
モンクは、棒を振るう近接戦闘系のクラス。体力が少ない敵に突進する技や激しいコンボスキルなど、近接戦闘に特化したスキルが特徴だ。
また、モンクは電・アイス・ウィンドの流派があり、パッシブスキルと組み合わせることで強力な属性攻撃を発動できるようになるという。
クラス「ウォーリア」近接武器と盾を装備する戦士系
ウォーリアは、近接武器と盾を装備する戦士系のクラス。
地面を叩いて複数の敵を一掃する近接スキルをはじめ、盾を構えながら突進するスキル、次の攻撃力を倍にするサポートスキルなどを発動できる。
クラス「レンジャー」遠距離攻撃特化
レンジャーは弓矢を扱う遠距離攻撃特化のクラス。
電流攻撃を与える「ライトニング」、敵を凍らせる「アイスアタック」、敵に毒攻撃を与える「ポイズン」など、さまざまな弓矢スキルを利用できるという。
クラス「マーセナリー」クロスボウでシューティング感覚
マーセナリーはクロスボウを扱うクラスで、シューティングゲームのような感覚で操作できるのが特徴。
弾の種類を切り替えることで、敵の大群を一網打尽にできるそうだ。
クラス「ウィッチ」
ウィッチは、アンデットなどの「ミニオン」を召喚して戦うクラスだ。
ミニオンの種類も豊富で、戦況に応じてミニオンを変更できるという。
クラス「ソーサラー」
ソーサラーは魔法攻撃が得意なクラス。
炎や氷などの属性攻撃のほか、複数の属性を組み合わせた攻撃も発動できる。
Path of Exile 2
新たな可能性を見いだせる成長要素
サポートジェム
■パッシブスキルを強化
次に、本作のゲームプレイに関する解説が行われた。
最初に解説された情報は、各クラスのパッシブスキルを強化できる「サポートジェム」だ。
特性が異なるパッシブスキルにサポートジェムを組み合わせると、スキルの効果が劇的に向上するのだという。
スキルジェムのソケットにサポートジェムを埋め込む形だ。
パッシブスキルツリー
■スキルツリー全体が夜空に浮かぶ星に見える⁉
また、「パッシブスキルツリー」に関する解説も行われた。
このスキルツリーは、クラスのパッシブスキルを強化するために欠かせないものだ。
アンロックできるパッシブスキルの数は実に豊富で、スキルツリー全体が夜空に浮かぶ星に見えるほど。
レベルアップでスキルツリーに入るためのポイントを獲得でき、膨大な数のスキルから好きなものをアンロックしていく。
なお、間違った選択をしても、ゴールドを消費すればスキルの振り直しが可能。
好きなパッシブスキルを見つけて、思い思いのビルドを構築できるのが面白いところだ。
前作と同様、作中に登場するアイテムは「ノーマル」「マジック」「レア」「ユニーク」の4つに分類されている。
レア度の高い武器や装備の発見・鍛錬・購入することが攻略の秘訣だという。
ハクスラ特有の面白さがありそうだと感じた。
アセンション
■各クラスの特殊スキル
もうひとつ重要なのが、クラスごとに設けられた特殊スキル「アセンション」。
クラス独自の特殊スキルを発動できるのが本作の特徴だ。
新たなアセンションを得るには、困難な試練をクリアする必要があり、厳しい試練を突破してボスを倒す必要がある。
なお、試練は強敵やトラップが満載なので難易度は高いとのことだ。
Path of Exile 2
手応え抜群のエンドコンテンツ
本作は、6章の「キャンペーン」と「エンドゲーム」で構成されている。
キャンペーンでクラスを強化してから、エンドゲームに挑戦するといった流れだ。
キャンペーンをクリアしてからが本番!
本作における最大の魅力は、エンドゲームのコンテンツが多いこと。
エンドゲーム独自の広大なマップに加え、ボスや報酬が用意されていて、キャンペーンをクリアしてからが本番と言ってもいいだろう。
己の限界を突き詰めたい、クラスの可能性を模索したい場合はエンドゲームに挑んでみてほしい。
12月6日の配信に向けて、前作の『Path of Exile』で腕を磨いておくのも良いだろう。
Path of Exile 2
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