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inZOI
『inZOI』のプロデューサーにインタビュー!
KRAFTONから発売予定のゲームソフト『inZOI(インゾイ)』は、多様な人生ストーリーを体感できるライフシミュレーションゲーム。
『inZOI』のプロデューサーにインタビューさせていただく機会を頂いたので、本稿ではその様子を紹介していく。
また、『inZOI(インゾイ)』の試遊レポートも掲載しているので、本作に興味がある方は要チェックだ。
――本日はよろしくお願いいたします。『inZOI(インゾイ)』を制作するきっかけなどを教えていただけますか?
私は『ザ・シムズ』を15年間プレイしているゲーマーで、同じくゲーマーの息子と会話の中で『ザ・シムズ』を超えるゲームがないことに気づいたのがきっかけです。
――本作のレーティングは比較的低く抑えられていますがどのような苦労がありましたか?
これを実現できたのはゲーム会社がレーティングに影響のあるようなコンテンツを作らなかったからです。
本作では自由度の高さが特徴の一つですが、その自由度の高さを逆手に取って制作されたコンテンツはレーティングには影響せず、自由な発想で創作できるのが面白さの一つだと思っています。
ビンタや人を撃つなどの暴力的な行為はできますが、可愛くデフォルメされており、比較的低いレーティングが実現できました。
――AIを導入されているとのことですが、具体的にはどのような要素として取り入れられていますか?
ユーザーのクリエイティビティを刺激するために、AI技術を多く取り入れています。
本作ではAIを使い3Dオブジェクトを生成する機能が用意されているので、モデリングなどの技術がなくても自由な発想でオブジェクトを生成することが可能です。
現在は家具のような部屋を彩るようなアイテムしか作れないが、今後の開発次第では帽子を被ったりカバンを持ったりとインタラクトできる要素の追加を準備しています。
――創作部分以外で力を入れている要素などはありますか?
創作要素に力を入れて制作していますが、それと同じくシミュレーション要素にも力を入れています。
我々はMMORPGという多くのユーザーが同時にアクセスするゲームを制作していたので、その経験を活かして街全体を動かす巨大なシミュレーションを開発しています。
本作では街全体を動かす巨大なシミュレーションが特徴となっており、プレイヤーが家にいる時でも街は動き続けます。
――巨大なシミュレーションを導入した理由を教えていただけますか?
大きな規模のシミュレーションを導入することで、誰かの噂話が広がったり、風邪が流行して学校に行ったら感染したり、あえてユーザーが直接関わらない所をシミュレーションすることでリアリティのある体験ができると考えています。
例えば街中で歌を歌っているZoiの歌声を上手いなと思い写真を撮っているZoiがいるとします。
このZoiが写真を撮るという行動は開発側がプログラムした動作ではなく、Zoiがシミュレーションを通じて蓄積されたデータから形成された性格によって行われている行動なんです。
――本作ではカルマなどは関係ありますか?
カルマは性格と強い関係を持っていて、カルマ的に悪い行動をしやすいZoiもいれば、性格がすごく優しいZoiもいます。
悪い行動をしているZoiに対して、神視点でZoiに干渉して会心させるといったことも可能です。
悪いことばかりしていたZoiが死ぬと成仏できずにゴーストになって彷徨う要素などもあります。
また、本作では都市全体を編集することができ、都市の状態をロマンチックにするとZoiたちが恋をしやすくなったりします。
――「夢」というシステムは斬新だと思いましたが、元から構想にあったものでしたか?それとも開発に際して意見が出た形でしょうか?誕生エピソードをお聞きしたく
この「夢」というシステムは他のゲームではあまり見ない要素ですね。
ゲームをプレイしていて、夜寝ているZoiの姿を見続けるのは面白くないと思いアイデアを探してたところ、息子からZoiが夢とか見たら面白いんじゃない?と言われたのが実装したきっかけです。
――キャラカスタマイズはかなり力を入れていると思いますが、開発で特に気にしているポイントなどありますでしょうか?
本作ではキャラのカスタマイズにかなり力を入れていて、自由度高い体験をユーザーには提供したいと考えています。
しかし、綺麗なグラフィックスと自由度の高さは矛盾しているところがあり、突き詰めようとするとどちらかの要素を諦める必要があるので、バランスに気を遣いながらユーザーのクリエイティビティを刺激できるような自由度の高さを大切に開発しています。
――私もゲームでスクショや建築に時間をかける人間なのですが、inZOIでは定期的にスクショや建築コンテストなどイベント開催予定はあるのでしょうか?
建築コンテストなどの実施は予定していません。
gamescomの際に公開したキャラクター作成が好評だったので、早期アクセスの前にデモビルドを公開したいという話は出ています。
他のゲームは自分の土地でしか建築はできませんが、本作では共用の場所でも建築ができ、自由度の高い建設要素が楽しめるので、ぜひ遊んでいただきたいです。
――上記質問に付随して、Canvasでのユーザー動向が個人的に気になりますがCanvasでの投稿を促すために行ったことなどありますでしょうか?(UIの改善やCanvasのメリットを持たせるなど)
Canvasはいいねをもらえるインスタのような機能で、いいねのランキングも用意していて、コピーではランキングに参加できなように著作権保護的な要素も用意しています。
また、Canvasでは自分のキャラクターを自慢するだけでなく、好きなキャラや家具をダウンロードして使うことができます。
初めはCanvasをユーザーが使わなかったらどうしようという心配はありましたが、gamescomで公開した際には2秒に1投稿されるほど皆さんに使用していただけました。
――早期アクセスタイミングもきまり、改めて開発への想い・ユーザーに向けてコメントをお願いします!
日本では『ザ・シムズ』のようなゲームが馴染みがないと聞いていたので不安でしたが、早期アクセス版に日本語が含まれていることが話題となり、手応えを感じています。
日本語の収録に加えて、部屋に入る際は靴を脱ぐような設定も用意しているので、アジア圏の人でも違和感なく本作を楽しめるのではと思っています。
また、『inZOI(インゾイ)』ではユーザーとのコミュニケーションを大切にしたいと考えており、リリース後もユーザーのリアルな声を積極的に受け取りながら制作していきたいと考えています。
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『inZOI(インゾイ)』とは?
KRAFTONから発売予定のゲームソフト『inZOI(インゾイ)』は、多様な人生ストーリーを体感できるライフシミュレーションゲーム。
開発元は『PUBG: BATTLEGROUNDS』でも知られるKRAFTONであり、「死」を体感するところまで含まれている。更にグループ行動や人間関係、睡眠中の夢のことまでゲームを通して体験する。
本作の魅力は、写真クオリティでのキャラメイキングができること。顔も髪型もあなたの望むままに第二の人生を手に入れよう!
発売日など基本情報
発売日 |
2025年3月28日 |
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会社 |
KRAFTON |
ジャンル | シミュレーション |
対応ハード | PC |
価格 |
PC : 未定
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公式HP | |
公式Twitter |
今後発売の注目作をピックアップ!
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