
『原神』をプレイするのに、どのプラットフォームを選べばいいのか迷ってしまっている方もいるのではないだろうか。本記事では、スマホ版・PS5版・PC版を取り上げ、各プラットフォームごとの違いについて、実際にプレイして比較した検証結果を交えながら解説する。迷っている方は是非参考にして欲しい。
目次
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『原神』をプレイするならスマホ?PS5?PC?
『原神』は現在、スマホ版・PS4版・PC版にPS5版まで様々なプラットフォームでプレイできるようになっている。
今回は改めて『原神』をこれから始める方、別のプラットフォームでプレイしようと検討している方に向け、ゲーム機ごとの違いを紹介していく。
以下の表は、編集部が実際にプレイした結果である。
画質 | 操作性 | パフォーマンス (動作) | 価格 | |
スマホ版 | △ | △ | △ | ◎ |
PS5版 | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
PC版 | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
スマホ版・PS5版・PC版それぞれの利点・難点を解説した後、「『原神』を実際にプレイした際の違い」も紹介しているため、最後までチェックして欲しい。
Xbox版が11月に配信開始。
2024年11月20日にリリースされたVer.5.2「魂と炎のウォーベン」と同日に、Xbox Series X|S版が配信開始された。XBOX GAME PASSにも対応しているとのことで、Xboxユーザーにとっては朗報となる。
スマホ(iPhone・Android)の利点・難点

▲Appleストア 公式サイト より
スマホは持っている人が圧倒的に多いため、手軽に始められることが最大のメリットと言えるだろう。
一方で、スマホ版だと小さな画面上を操作する都合上、タップミスを起こしてしまう可能性も十分ある。
<利点(メリット)>
◆いつでもどこでも手軽にプレイ可能
◆ソロプレイならスマホでも十分楽しめる
◆新たなプラットフォームを購入する必要がない
※ゲームもプラットフォームも無料プレイ可能
<難点>
◆PTプレイで他プレイヤーに迷惑を掛けてしまう可能性
◆通信環境によってはロードするだけでも時間がかかる
◆スマホ自体の充電が切れると電話もメールもできなくなる
◆外出先でプレイする場合、通信量(≒通信料)が莫大になる可能性

PS5の利点・難点

▲PS5 公式サイト より
PS5版は元々の本体性能が、歴代PlayStation®の中でも最新で、特にグラフィック(画質)にこだわったモデルとして、発売当初は完売続出になったほど人気なプラットフォームだ。
ゲーム自体が無料でもPS5を購入する必要があるが、発売当初ほどの価格高騰も落ち着きを見せてきているため、最もコスパの良いプラットフォームといえる。
<利点(メリット)>
◆画質が歴代PSシリーズの中でも特に美麗
◆大画面でコントローラー操作が可能
◆発売当時に比べ価格も落ち着き、入手しやすい
※コスパ最強説
<難点>
◆PS5本体にインターネット環境を設定する必要がある
◆リビングなど家族共有スペースにPS5やテレビがある場合、新たにモニターの購入を検討する必要がある
PS4版とも比較してみた

▲GameWith編集部の「PS4」でプレイ
せっかくなので、PS5版とPS4版との違いも検証を実施した。
その結果、やはり画質面での違いが際立っていることがよく分かる結果に。
ゲーミングPCの利点・難点

▲ARK (アーク)「arkhive Gaming Custom GC-I7G47M」 公式サイト より
ゲーミングPCは最もグラフィックが優れており、操作性も快適なため、最も原神ライフを充実できるプラットフォームと言える。
しかし、ゲーミングPC本体だけでも10万円は超えるため、他のゲームもよくプレイする方におすすめといえる。
<利点(メリット)>
◆ゲーミング環境が整えられれば、画質・操作性・パフォーマンス(動作)全て完璧
◆元々ゲーミング環境が整っている人は基本プレイ無料で『原神』をスタートするだけ
◆他にもプレイしたいゲームがある場合、圧倒的に多数のタイトルをリリースしているのがPC版
◆理想のプレイ環境に一番近づけられる可能性を秘めている
※没入感を求めるなら最高クラス
<難点>
◆ゲームプレイ環境を整えるのにコストがかかる
◆ゲーミングPCのスペックを最大限活かすには、回線状況の見直しなども検討する必要がある

『原神』を実際にプレイした検証結果
レンダリング精度

▲iPhone13でプレイ

▲ゲーミングPCでプレイ

▲PS5でプレイ

▲PS4でプレイ
レンダリングとはあるデータを処理または演算することで画像や映像を表示させることで、原神では画面の解像度を調整し、どのくらい細かい部分まで描写するかを左右するものである。
特に画質面で顕著な差が見られたのは、右奥の塔を注視してもらうとわかりやすいだろう。
右奥の塔は、それぞれ以下のような決定的な差が出現していた。
右奥の塔 | オブジェの存在感 | 立体感 3D感 | 明るさ 明瞭度 | 細かさ デザイン |
---|---|---|---|---|
スマホ版 | △ | △ | △ | △ |
PS5版 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
PC版 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
PS4版 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ロード時間
▲GameWith編集部の各プラットフォームにてロード時間を計測
スマホ版 | 6秒 |
---|---|
PS5版 | 3秒 |
PC版 | 5秒 |
PS4版 | 13秒 |
次に同じ通信環境下(WiFi:5GHz、インターネット速度:150Mbps)でロード時間を検証した結果がこちら。PS5が最も早い結果となったが、ゲーミングPCの性能次第ではPS5よりも短いロード時間も可能となる。
▼検証に使用したゲーミングPCの性能
価格帯:14万円程度
GPU:AMD Radeon RX 580
CPU:AMD Ryzen 7 2700
メモリ:DDR4-2666 8GB×2
SSD:512GB
プラットフォームごとの総合評価
実際にプラットフォームごとの違いをGameWith編集部が検証した結果をまとめた。
画質 | 操作性 | パフォーマンス (動作) | 価格 | |
スマホ版 | △ | △ | △ | ◎ |
PS5版 | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
PC版 | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
更に、編集部内で『原神』を絶賛プレイ中の人たちの意見を集ったところ、以下のように分かれた。
スマホ派

編集部F氏
いつでもどこでもスマホで手軽に遊べるからこそ『原神』の良さがあるのでは?
操作のしづらさやタップミスは慣れればいける。
「慣れればいける」とは何とも説得力のあるコメント。しかし、スマホ版はGameWith編集部内での少数派意見となった。
PS5派

編集部C氏
何が何でもPS5!グラの良さだけじゃなく、快適に『原神』の世界へ没入したい!
ちなみに、編集部C氏のみならず、編集部内の多くは「PS5のコスパは最強」「PS5のグラに操作性と動作に勝るものはない」と言った意見が多数出ており、GameWith内の検証結果はダントツでPS5となった。
PC派

編集部E氏
ゲーミングPCを初期投資と考えれば、『原神』をキーボードでやりたいし、寿命も長いし、PCしか選択肢になかった。
筆者と同意見のゲーミングPC派の存在に安堵しつつも、ゲーミングPCの購入を初期投資と簡単に言いのけられる人は果たしてどれくらい存在するのだろうか。
原神におすすめのゲーミングデバイス
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発売日など基本情報
発売日 |
PC: 2023年4月26日 アプリ: 2023年4月26日 PS5: 2023年10月11日 |
---|---|
会社 |
COGNOSPHERE PTE. LTD. |
ジャンル | ベーシックRPG |
対応ハード | PC / アプリ / PS5 |
価格 |
PC : 無料
アプリ : 無料
PS5 : 無料
|
公式HP | |
公式Twitter |
GameWith編集者情報

ハマったゲームにはとことん課金していた元廃課金厨。現在はライト課金の協力プレイでじっくり遊ぶタイプに。好きなジャンルはPCゲームならアクション、MMORPG、時々ホラー系。しかしめちゃくちゃ怖がりで、プレイしながら心臓が飛び出ることも…。謎解きやシュールなゲームも意外と好物。無料アプリをやる/やらないは広告の頻度に左右される。 根っからのゲーミングデバイス大好きマンで見ているだけでも幸せな気分に浸れる。BTO製PCをカスタマイズするのが趣味(?)この前RAMを増設したばかり。紹介しながら欲しいと思ったモノは即購入のクセがあり(浪費癖が完治していない)、モノトーン色が好きなことも相まってブラックorダークグレーのカラバリが多いメーカーを好む傾向にある。 |
今後発売の注目作をピックアップ!
2025/5/30 発売

/Xbox
ELDEN RING NIGHTREIGN
5,200円(税抜) 2
2025/5/30 発売

Lost Soul Aside
7,254円(税抜) 3
2025/5/22 発売

/PC/Xbox
ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女
6,980円(税抜)