2Dの温かみが胸に沁みる!『聖剣伝説』最新作を先行プレイ!

スクエニ×WFSのタッグで贈る本格アクションRPG『聖剣伝説 ECHOES of MANA』。
シリーズ最新作であり、多くのゲームファンの注目を集めている本作で、このたびクローズドβテストを開催。
編集部でも機会をいただき、色彩豊かで温かみあるのある2Dグラフィックや、シリーズキャラを忠実に再現したバトルなど多数の魅力に触れることができた。
この記事ではそんな本作をプレイした感想を語っていきたいと思う。
目次
世界の記憶を辿りながら“聖剣“を探す冒険へ

本作は「聖剣伝説」シリーズの最新作という位置づけにはなるものの、オリジナルのキャラを主軸に独自の物語が展開されていく。
なので「聖剣伝説」を知らないという人も問題なく楽しめるし、シリーズの世界を駆け回っていく中で各作品の世界観に触れていくこともできるようになっている。

▲女神様かわいい。
もちろんシリーズの共通項である「マナ」や「聖剣」といった世界観はしっかりと踏襲。
ただ、本作の世界では「危機が訪れている」とかいうレベルではなく、なんと世界を支える「マナの樹」がある「マナの聖域」以外すでに滅んでいるという極めてピンチな状況。

▲プレイヤーの相棒となり、冒険を手助けしてくれるマスコット、ひつじ。ひつじ...?
そこで、プレイヤーはすべての時空と繋がっているマナの樹をもとにあらゆる時代・場所をめぐり、世界を蘇らせる力をもつ聖剣を探していく。

ちなみに主人公は2つの見た目から好きな方を選べる。選ばなかった方は、「留守番」として拠点であるマナの聖域を守る役目になるようだ。
ストーリーは立ち絵と2Dアニメーションを織り交ぜて展開され、状況のイメージが分かりやすい仕様。
背景も細部まで書き込まれており、3Dとはまた違った臨場感で物語が味わえる。
個性豊かなオリジナルキャラクターが物語を彩る!

旅立つことになった主人公が最初に訪れるのが「ピンズタウン」という街。
来て早々に魔物に襲われる羽目になるのだが、そこで助けに入ってくれるのが、本作オリジナルキャラクターである「ダッフル」と「ハニカム」の2人。
◆ダッフル(CV:ファイルーズあい)

▲槍を主武装に前衛を務める元気っ子。ハニカムと二人で騎士になることを目指しているという。
◆ハニカム(CV:田丸篤志)

▲理知的な風貌の少年で、巧みに魔法を操って戦う。一方でちょっと背伸びしたようなところもあり、そのギャップが良い。
2人の助力もあり、最初の世界での探索は問題なく進んでいくが、そんな一行の前に謎の黒騎士が現れ、襲いかかってくる。
どうやら、主人公が世界を救おうとするのと同じように、世界を破滅させようと目論む連中もいるようだ。

▲黒い騎士といえば第一作目のあの敵が頭をよぎるが、どうやら別人のようだ。
強力な力をもつ黒騎士を前に命からがらマナの聖域まで逃げおおせる主人公。
プレイヤーが目指していく目標と、それを阻む強敵の存在が明らかになったところではじめの1章が終わる。

そして2章からはいよいよ『聖剣伝説2』の世界へと突入していく。
シリーズキャラとまた会える!内容充実のゲームシステム

2章の舞台は、ファンには馴染みが深い「ポトス村」。
「ポポイ」や「プリム」といった主要キャラが登場し、主人公を交えてシナリオが展開されていく。

また、物語も原作と関連のある内容で、ファンにとっては懐かしく、ファンでなくとも世界観の一端を知れて楽しめるようになっている。

▲筆者のパーティはこんな感じ。
もちろん『聖剣伝説2』だけでなく、シリーズのあらゆる作品からキャラが登場するのが本作の特徴。
ガチャを引くことでおなじみの主人公たちのほか、魅力的なサブキャラたちの数々もゲットできる。

▲メモリージェム「ボン・ボヤジ」。聖剣3で大砲を使ってマップ移動させてくれたあのオヤジだ。
キャラは操作可能なものと、装備品として活用できる「メモリージェム」で登場するものとに分かれる。
ちなみに★3以上のメモリージェムはシリーズ作品の名場面を描いたものとなっており、思わず胸が熱くなること間違いなし。

▲3の名場面の1つ。メモリージェムはその場面の物語まで知ることができる仕様になっている。
時代を超えてあらゆる作品が共演しているため、自分の好きなキャラを組み合わせたドリームチームが編成できるのは本作の大きな魅力。
本作をプレイしようと思っている人は、自分ならどんなパーティを作りたいか予め考えておくのも楽しいかもしれない。

▲こんなキャラいたな〜!っていう感慨にふけることもできる。
それでは、お次に肝心のバトルについて見ていこう。
サクサク進める2Dアクションバトル!原作再現の必殺技が気持ちいい!

▲最近のリメイク版では3Dにアップデートされたが、こうした2Dのグラフィックこそ聖剣伝説!という人も少なくないのでは?
バトルは最大6人を編成して戦っていく横スクロールのアクションバトル。
フィールドでは自分の操作するキャラ+オートで動く味方2人になるが、どちらも6人のうちから随時変更可能。
▲FF外伝の主人公が使っていた突き&回転斬りを完全再現していて思わず唸ってしまった。
操作はバーチャルパッドで、攻撃のほか回避や2つのスキル、必殺技を駆使しながら戦っていく。
特に必殺技は原作を再現した動きやエフェクトも用意されたおり、非常にテンションが上がる出来栄え。
必殺技を使っていくことで溜まるゲージがMAXになると、「特大精霊魔法」が使用可能。
広範囲に破壊的な威力の攻撃をぶちかませるので、気持ちよく敵を殲滅することができるぞ。

フィールドもキャラクターも色彩豊かで、ファンタジーな世界観を満喫しながらプレイできるのが想像以上に心地よい。

▲右上のマップを見ながらゴールを目指していく。
クエストには、横スクロールで敵を倒していくものと、マップを見ながら目的地を目指していく「探索クエスト」とがある。
探索クエストはしっかりとダンジョンを探索していく感覚も味わえるので、本格派のRPGが好きな人にもオススメ。

▲ときには取れない位置に宝箱があったりして、「どうやって取るんだろう?」と考えるのも面白かった。
もちろんオートでらくらくプレイも可能だが、個人的にはぜひ手動で楽しんでほしいところだ。
愛さえあればどこまでも強くなる!やりごたえのある育成システム

スマホRPGではおなじみの育成要素も本作は充実。
キャラのレベル上げ以外に、同じキャラを重ねての限界突破や、特定の素材を消費してステータスアップなどなど手応えのある育成が楽しめる。

しかも本作のキャラは全員がもれなく最大レアリティまで強化可能。
「マイナーキャラが大好きなんじゃ!」という人も、愛さえあれば自分の推しを一線級のキャラに仕上げることができるぞ。

おまけに装備まであって、王道RPG感を味わえるのが個人的にめちゃくちゃ嬉しいポイント。
装備はシリーズで揃えることでバフが発動したり、鍛冶屋で強化までできたりとしっかり作り込んであるのも良かった。

▲スキルボードのように、上げたい能力を選んで伸ばしていくことができる。
どれも極めていくのは大変だが、手をかければかけるほど各キャラに愛着が湧くというもの。
せっかくの「聖剣伝説」キャラが一堂に会する機会なので、シリーズの好きなキャラを集めて最強のパーティを組んでみたいところだ。
まとめ

ここまで先行プレイの内容をお届けしてきたが、楽しんでいただけただろうか。
「聖剣伝説」の"王道ファンタジー感"を十分に再現しつつ、スマホRPGとしての遊びやすさ、やりごたえをバランス良く両立した本作。

▲今回のβテストでは、チュートリアル後に、引き直し可能な★3確定ガチャと、★4確定ガチャチケットがもらえたので、序盤から十分に戦力を用意することができた。
詳細をお伝えできないのが残念だが、実は作中の音楽もめちゃくちゃ良いので、リリース後などに自分の耳で確かめてほしい。

個人的には、シリーズ全作をプレイしたというわけではないので、本作を通して未プレイの作品に触れるのが今から楽しみ。
単体のRPGとしてクオリティの高さを感じる一作だったので、ぜひ「聖剣伝説」シリーズを知らない人にも本作をチェックしてほしいぞ。
▶聖剣伝説 エコーズオブマナの配信日と事前登録情報© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS

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