
『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス、以下HoK)』は、TiMi Studio Groupが開発しLevel Infiniteが配信しているスマートフォン向けのMOBAタイトル。
2025年現在、全世界で2.6億人の月間アクティブユーザーを抱える、世界で最もプレイされているMOBAである。

基本プレイは無料。王道のファンタジーの世界観、個性豊かなキャラクター、テンポの良いバトルが特徴で、短時間で盛り上がれるのが特徴だ。
スマホで本格的なMOBAを気軽に楽しめるだけでなく、eスポーツとして大規模な大会も数多く開催されている。
▲KJL|Honor of Kings Japan Legendaries Day6 CR vs SZ ハイライト
今回は、本作のメディア向け体験会への参加と、大学生大会「KCS」を観戦する機会をいただいたので、本作の魅力についてお伝えしていく。
『Hok』ってどんなゲーム?
まずは、世界的に人気な本作の魅力や遊び方について、『HoK』運営のMoryさん、元プロゲーマーのNemohさん、MCの谷藤博美さんに紹介していただいた。

▲(左から)Nemohさん、谷藤博美さん。
5対5のチームバトル
本作はチームで協力して戦うゲームとなっており、メインとなるモードは5対5のチーム戦だ。
プレイヤーは100体以上の独自のスキルを持ったヒーロー(※)から1体を選び、敵のNPCや敵プレイヤーと戦いながらレベルアップし装備を整え、マップ上のレーンを進んでいく。
※本作におけるプレイアブルキャラクターのこと

▲本作のマップ。お互いの拠点は、上、真ん中、下の3つに分かれたレーンで繋がっている。
マップにある防御施設を破壊しつつ、敵の拠点にある「クリスタル」を破壊したチームが勝利となる。
ヒーローは100体以上、スキンもハイクオリティ
先程も触れたが、本作に登場するヒーローは100体以上。「劉備」や「呂布」をはじめとした三国志の武将や、日本の剣豪「宮本武蔵」など、個性豊かなヒーローが目白押し。きっとお気に入りが見つかるだろう。


▲100体もいると迷ってしまうかもしれないが、ビジュアルや好みで「推しキャラ」を選んでOK。
また、各ヒーローにはスキンと呼ばれる、見た目を変えることができる衣装も存在する。スキンのクオリティはどれも高く、見た目を楽しみながら戦えるようになっている。
▲ヒーローのひとり、「アンジェラ」のスキンを紹介。
eスポーツ大会に1500万ドル以上投資
『HoK』はeスポーツに非常に力を入れており、各国でプロ・アマ問わず様々な大会が開催されている。2025年にはトータル1500万ドル、日本円にして20億円以上を投資しているというから驚きだ。
11月に中国・北京で開催された大会「KPL」のグランドファイナルでは、来場者数62,196人を記録。eスポーツの「最多観客動員」として、ギネス世界記録を達成した。

また、本作は2026年9月より愛知・名古屋で開催される、第20回アジア競技大会の正式種目に選出されている。
「呪術廻戦」「サンリオ」に「アナ雪」も!コラボキャラで戦える
『HoK』の魅力の1つとして、コラボ作品の幅広さを推したい。本作は、「呪術廻戦」や「サンリオ」、「アナと雪の女王」など、多くの超有名作品とコラボしている。
▲「呪術廻戦」とのコラボでは、虎杖悠仁、五条悟、伏黒恵、釘崎野薔薇が、ヒーローのスキンとして実装されている。
本作のコラボでは、コラボ作品のキャラクターを操作できるから驚きだ。キャラクター自体が実装されているケースもあれば、ヒーローのスキンとして実装されているケースもある。
▲「サンリオ」コラボでは、ハローキティ、クロミ、シナモロールをモチーフにしたスキンが登場した。
コラボで登場したヒーローやスキンなどは開催中しか手に入れることはできないが、「アナと雪の女王」コラボは現在も開催中だ。
2026年2月まで開催されているので、今から始めてもアナやエルサとしてプレイするチャンスがある。


▲「アナと雪の女王」コラボでは、アナとエルサがスキンとして実装。アナは「西施」、エルサは「甄姫」というヒーローのスキンとして登場している。
そのほか、「餓狼伝説」シリーズなどで知られる「SNK」とのコラボでは、不知火舞、ナコルル、橘右京、シャルロットが、ヒーローとして実装。
また、「名探偵コナン」「聖闘士星矢」「BLEACH: 千年血戦篇」といった人気作品とのコラボも過去に開催されており、今後のコラボの展開に期待がかかる。
実際に遊んでみて手軽さを実感
説明の後は実際に遊んでみよう、ということで全員で『HoK』をプレイ。
メディアとサポートスタッフのインフルエンサー、Nemohさん、谷藤さん、Moryさんも交えて、ゲーム大会を開催。

4チームに分かれて戦い優勝したのは、Nemohさん、桃羽 もえはさん、EAA!!さん、日経Gamingさん、GameWith(筆者)の5人チーム。
試合後には、「味方に引っ張ってもらって勝利できて気持ち良かった」「人との関わりが持てる良いゲーム」など、ポジティブなコメントを多く聞くことができた。

▲チームに声をかけて引っ張ってくれたNemohさん。「このゲームの面白さは、5人で連携して動くことにある」と解説していた。
ヒーロー選びに関して、先述したコラボキャラをはじめとして、見た目や声の好みを元にフィーリングで選んでいた方が多かったのが印象的だ。
「真ん中からエルサが来た!」「上にいるコナン君が強い!」など、『HoK』オリジナルのキャラクターだけでなく、コラボキャラを含めたわちゃわちゃ感を楽しめるのも、本作ならではの醍醐味だ。

一般的にMOBAは敷居が高いと思われがちである。しかし、本作は操作が直感的であるため、初心者が多かったにもかかわらず、すぐに慣れて楽しめていたようだ。
その手軽さを実感しつつ、「思っていた以上に戦略的なゲームだった」という声もあり、戦略的な奥深さにも触れられていたようである。このとっつきやすさと奥深さが共存している点は、本作の魅力のひとつだろう。
会場は大盛り上がり!大学生大会「KCS」現地レポ
メディア向け体験会の後は、シブヤeスタジアムにて開催された、大学生大会「KCS(Honor of Kings Campus Series Japan)」を観戦することに。
会場に到着したときには、既に「ピピネコ(帝京大学) vs RMK(立命館大学)」の決勝戦が始まっていた。
会場は熱気に包まれており、どちらかが敵を倒すごとに大きな歓声が上がっていた。

実況・解説がいることで、「今何が起こったのか?」「どんな駆け引きが行われているのか?」などが分かりやすい。本作の持つ高い競技性に加えて、観戦のしやすさも実感することができた。

▲(左から)実況のdaggerさん、解説のCub3さん。rilverさんも解説を務めていた。
白熱した試合を制し、見事優勝を決めたのはピピネコ。FMVPにはMilkyway選手が選ばれた。

▲見事優勝を決めたピピネコのみなさん。左から2番目が、FMVPのMilkyway選手だ。
大会のアーカイブは、『HoK』日本公式YouTubeチャンネルで確認できるので、気になった方はぜひチェックしてみてほしい。
▲KCS Japan - Season 2 Grand Final
また、大会が終わった後もグッズ抽選会や写真撮影などで盛り上がり、訪れたファンにとって余韻を楽しめる心地良い場となっていた。

▲ヒーローに扮したコスプレイヤーさんも魅力的だった。
まとめ
『HoK』の手軽さと戦略の深さ、そして仲間と一緒に盛り上がれる魅力をしっかり実感できた。
そこに大会の熱気も加わって、本作にどっぷり浸かることができた、充実の1日だった。

本作に興味を持った方は、ぜひプレイしてみて欲しい。アナ雪のスキンが欲しいので、筆者も引き続きプレイしていこうと思う。
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GameWith編集者情報

| 小学生のときにゲームボーイを買ってもらったことをきっかけでゲーム好きになる。 「ポケットモンスター」シリーズや「パワプロクンポケット」シリーズ、「逆転裁判」シリーズが好き。 特にハマっているスマホゲームは『ポコロンダンジョンズ』で、8年間プレイし続けている。 休日は、『ポケモンGO』のために、いつもどこかを歩きまわっている。 |
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