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ゲーム実況や声を入れての配信など、配信活動に欠かせない配信用マイク。
もちろん通常のヘッドセットのマイクやBluetoothイヤホンのマイクなどでも配信できないことは無いが、音質やノイズなど、配信するうえで気になる点は多いため、出来ればしっかりとした配信用のマイクを用意したい。
しかし、配信用マイクと一口で言ってもマイクには形状や種類がさまざまあり、どれを選んで良いか迷ってしまうという方も多いのではないだろうか。
そこで今回はそんな方のために編集部イチ押しの配信用マイクを選び方とともにご紹介。是非とも最後まで記事を読んで参考にしてみて欲しい。
記事執筆/監修者情報

配信用マイクとは?通常のマイクと何が違う?

配信用マイクとは読んで字のごとく主に配信に使用するための設計になっているマイクである。
例えばTikTokやYoutubeなどはスマホで手軽に配信を行うことが出来るが、スマホに備え付けられている内蔵マイクだと音質としては不十分で音がこもってしまったり、環境音を拾いすぎて声が聞き取りづらかったりなどの可能性が高い。
そんな時に配信用のマイクを別途用意しておけばそういったトラブルを回避しやすく、視聴者に聞き取りやすい声を配信することが出来るので、視聴回数も良くなるといった効果も期待できる。
スマホだけでなく通常のPCでも質の良いマイクを使用することでしっかりと自分の音声をユーザーに届けることが出来るだろう。良い配信環境を整えるための第一歩とも言える。
配信用マイクの選び方

自分にとって最適な配信用マイクを選ぶポイントは以下の通り。
- ・マイク種類
- ・接続方式
- ・指向性
上記の3点を押さえることで自分に合った配信用マイクを選ぶことが可能。一つずつ見ていこう。
マイクの種類は主に3通り
一般的なマイクの種類は主に3通りある。それぞれの特徴を見ていこう。
■コンデンサーマイクは音質重視の方におすすめ

コンデンサーマイクはコンデンサー部分に電圧をかけ、収音を行うタイプのマイク。音に関する作業で広く使用されており、接続した外部機器から電源を供給する。
ダイナミックマイクに比べて感度が高く、細かな音までしっかりと拾って音声に乗せるため、広がりがあって臨場感を伝えたい場合に好適。また、スタジオなどの整った環境で「歌ってみた動画」などを上げるのであれば高音域まで自然に収音できるコンデンサーマイクがおすすめだ。
ただし環境変化に弱く、マイク自身も繊細な作りをしているため、保管場所や保管する環境には十分気をつけよう。
■ダイナミックマイクは頑丈で指向性が強い

ダイナミックマイクは頑丈な作りになっているため寒い場所や湿度の高い場所などでも問題なく収音でき、ある程度どんな用途で使用しても万能に使用できるのが大きな特徴。
指向性が強いものも多いため、後ろの雑音などが多いライブハウスなどでも使いやすいと言える。また、コンデンサーマイクと比べて価格が安価なものも多く、配信初心者にとっても優しいということが出来るだろう。
しかし、音質はコンデンサーマイクに比べて音の解像度が低く、音質的に劣っていることが多いため、とにかく音質を重視した配信を行いたい場合はコンデンサーマイクということになるだろう。
■ピンマイクは外でのロケなどに有効
服の胸元などに装着し、ハンズフリーで収音することが出来るピンマイクタイプ。両手がフリーになるため、外で両手を使って作業する配信などで使用しやすい。
室内でも演者が数人いるような配信を行いたい場合はそれぞれにこのピンマイクを装着することで一人ひとりの声をしっかりと届けることが出来るようになる。
ただし、安価なものを選ぶとノイズや音質が低すぎて使い物にならない、服にこすれて起こるタッチノイズなどの発生が気になると言った点には注意しよう。
接続方式は慣れたらXLRがおすすめ
接続方式に関しても何種類かあるのでそれぞれ見ていこう。
■ミニプラグはお手軽かつ安価
3.5mmのピンジャック接続はさまざまな機器についており、スマホやPCをはじめとした各種配信デバイスにそのまま接続することが可能。
製品も安価なものが多く、スマホ配信の音声を少しアップグレードしたい、配信以外でもWeb会議などでも使用したいといった場合に使用される。音質自体はマイクの中であまり良い方では無いため注意。
■USB接続はピンキリだが汎用性が高い

USB接続を用いたマイクはそのままUSB端子に接続することが出来るため、利便性が高いのが特徴。
また、接続時のマイク環境を調整するソフトウェアなどと併用できるものが多く、自分好みの音声にしやすいという点もあり、配信初心者から有名Youtuberなど広く愛用されている方式でもある。
価格はピンからキリまであるため、予算の範囲内から無理なく選ぼう。もちろんUSB接続になるため、USB端子を搭載していない機材への接続はアンプを使用するなどの工夫が必要になる点は注意しよう。
■XLR接続は音質を重視したい時に

USB接続よりもノイズが少なく、クリアで細やかな音を伝えられる方式。アメリカのキャノン社が開発した端子で、キャノン端子とも呼ばれる。
自身での電源供給が可能で接続が安定しており、抜けにくく断線しづらいという特徴がある。楽器演奏の様子を配信する場合や歌ってみた動画を上げるなど、音に関する配信をメインに考えているのであれば是非とも用意したい端子。た
だし、機材が高く、環境を揃えるのが一苦労というのは知っておく必要があるだろう。
マイクの指向性は配信内容を考えて

マイクには音を拾う範囲を表す指向性というものが設定されており、単一指向性と全指向性の二種類がある。
まず単一指向性だが、これは一方向からの集音に特化したタイプで、他の方向からの音声には一切反応しないのが特徴。
賑やかな雑踏の中で話者の声だけを拾いたい、屋内配信で環境音をなるべく入れずに配信したいといった場合に有効なマイクとなっている。
反面、全指向性は全方向の音を均一に拾うように設計されたマイクで、複数人での会話を配信する、ライブ会場の臨場感を伝える配信を行うといったことに向いている。
ただし、本当に全ての方向の音を拾うようになっているので、静かで落ち着いた配信を行いたい場合には不適となっているので注意しよう。
配信用マイクのおすすめ7選
HyperX SoloCast HMIS1X-XX-BK/G
USB接続タイプの高音質マイク。一目でデバイスの状況がわかるLEDインジケーターとトップのミュートボタンで操作性が良いのが特徴となっている。
接続もUSBで接続をするだけで問題なく使用できるので、購入してすぐに使い始めることが可能。配信初心者にもおすすめしやすい製品だ。
マイク種類 | コンデンサーマイク |
---|---|
接続方式 | USB |
指向性 | 単一指向性 |
オーディオテクニカ AT2020
日本の大手音響メーカー、オーディオテクニカのXLR接続対応のマイク。
ノイズが少ないXLRのため動画配信だけでなく、自宅での楽器演奏の録音や歌ってみた動画の作成、DTMやレコーディングにと幅広く使用できるのが特徴といえる。価格とのバランスも良いため、手が届きやすいのも嬉しいポイントだろう。
マイク種類 | コンデンサーマイク |
---|---|
接続方式 | XLR |
指向性 | 単一指向性 |
HyperX QuadCast S 519P0AA
世界的に有名なメモリメーカー、KingstonのゲーミングブランドであるHyperXの配信用マイク。ゲーミングに好適なライティングを行うので部屋の雰囲気を損なわずに設置することが出来る。
また、極性パターンを4種類から変更することができ、単一指向性から無指向性、全指向性など状況に応じた多様な用途での使用を行えるのもポイント。
ポップフィルターも同梱されているため、マイクへのノイズも最小限に留められるだろう。
マイク種類 | コンデンサーマイク |
---|---|
接続方式 | USB |
指向性 | 選択式(ステレオ、無指向性、単一指向性、両指向性) |
JBL QUANTUM STREAM JBLQSTREAMBLK
アメリカの大手音響メーカー、JBLの高品質USBコンデンサーマイク。96kHz/24ビットの高精細な音質がウリで、配信だけでなくスタジオでの録音などにも対応できる。
ボリュームつまみでほとんどの項目を設定することが出来るため、楽に調整することが出来るのもポイントと言える。360°可動できるマイクマウントアームで微調整もしやすい。
マイク種類 | コンデンサーマイク |
---|---|
接続方式 | USB |
指向性 | 選択式(無指向性、単一指向性) |
Logicool G Blue Yeti BM400BK
ゲーミングデバイスメーカーとして名高いアメリカのメーカー、ロジクールのゲーミングマイク。多数のトップストリーマーも愛用しており、音質と調整の楽さが支持されている。
NVIDIA BroadcastによるEQ、リミッターやノイズ除去といったスタジオツールでサウンドを改善することが出来るので、自分の配信の色を出しやすいのも特色と言えるだろう。
マイク種類 | コンデンサーマイク |
---|---|
接続方式 | USB |
指向性 | 選択式(ステレオ、無指向性、単一指向性、双指向性) |
マランツ MPM-1000
コスパに優れたマランツのコンデンサーマイク。この価格帯で20Hz~20kHzの広域の周波数帯を持っているため、幅広い配信に使用できる。
単一指向性に優れており、目の前の音をしっかりとピックアップできるのも強み。
マイク種類 | コンデンサーマイク |
---|---|
接続方式 | XLR |
指向性 | 単一指向性 |
SHURE MV6 USB ゲーミング マイクロホン
新進気鋭の中国メーカー、SHUREのゲーミングマイク。ゲーマーやストリーマーに幅広く支持されており、トッププレイヤーたちも愛用。
マイクとの距離や音量を自動で感知して感度と音量を調節するため、常に最適な音で配信を行うことが出来る。ノイズも乗りにくく、視聴者にしっかりと声を届ける配信を行えるだろう。
マイク種類 | ダイナミックマイク |
---|---|
接続方式 | USB |
指向性 | 単一指向性 |
まとめ:配信用マイクを用意して聞きやすい配信を心がけよう
配信においてゲームの腕前やトークの面白さ、配信の作り込みなど人気になるための要因は多数あるものの、実況プレイにおいてマイクの質というのはマスト。ボソボソとノイズだらけだとどうしても固定ファンをゲットすることは難しいため、配信に適したマイクを選ぶのはとても重要と言えるだろう。
皆さんも今回の記事を参考にしながら、是非とも配信用マイクで人気配信者への第一歩を踏み出してほしい。
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