Potionomics
借金まみれのポーション店を立て直すデッキ構築型シミュレーション!
XSEED Games,Marvelousから発売のPC対応ゲームソフト『Potionomics』は、ポーション店を立て直すシナリオを追いかけていくデッキ構築型シミュレーション。
主人公「シルビア」が、多額の借金を抱えたポーション店を相続したところから始まる本作。集めた材料からポーションを精製し、お客さんとの交渉術で売りさばいていき店の再建を図ることになる。
交渉はカードバトル形式となっており、ポーションの売値を引き上げたり、相手の好感度を上げることで購買意欲を高めたりと、本作独自の戦略性にあふれた内容となっている。
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『Potionomics』の魅力は?
交渉はまず人たらしから。店の命運を左右する交渉パート
本作の主なゲームプレイは、ポーションを醸造するパートと、そのポーションをお客さんへ販売するパートの2つに分かれている。
ポーション醸造では、材料によって完成品の質が大きく左右されるため、どの組み合わせでバランスを取っていくか、色々試したくなるシステムとなっている。バランス配分は右下のグラフで視覚化されるため、感覚的にプレイできるだろう。
ポーションを作り終わったら、いよいよお客さんへ販売するパートとなるのだが、この交渉パートが本作独自の面白さを引き出している。
交渉はお客さんとのカードゲーム形式になっており、こちらのターンでは手札を消費して購買意欲を高めたり、値段を引き上げたりといった形で利益の最大化を目指していく。
相手のターンになると、シルビアにストレスを与えるような質問を投げてくるため、これがいわゆる「ダメージ」となる。ただし、あくまでも「交渉」であって戦闘ではないので、上手く返すことでストレスを軽減できるようだ。
また、事前にお客さんとなるNPCと仲良くなっておくと交渉を楽に進められたり、より強力な手札が手に入ったりとさまざまな恩恵が存在する。単に売るだけではない、世渡り術の楽しさも味わえるだろう。
商売だけでなく恋愛も。表現豊かなキャラクターたちに思わず感情移入
主人公シルビアはなかなか純粋な性格をしているようで、ゲームの場面によってコロコロと表情を変えてくれる。
嬉しいときはおもむろに喜びを爆発させ、交渉がまずい状況になれば表情を曇らせるなど、プレイヤーも感情移入しやすいだろう。
そして、主人公以外のサブキャラクターたちも個性的な人物が多数存在している。ときにライバルとして登場したり、ときにシルビアのポーション醸造を助けてくれたりと立場はさまざまだ。
サブキャラクターたちにはそれぞれ親愛度が用意されており、親愛度を上げていけば最終的に恋愛関係になることもできる。彼ら・彼女たちも表情豊かにシナリオを盛り上げてくれるため、終始明るい気分で没入できるだろう。
Potionomics
『Potionomics』の基本情報
発売日 |
2022年10月18日 |
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会社 |
Marvelous |
ジャンル | その他シミュレーション |
対応ハード | PC |
タグ | |
価格 |
PC : 2,709円(税抜)
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最大プレイ人数 |
1人
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公式HP | |
公式Twitter |
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Potionomics
GameWith編集者情報
幼少期に難病を患うも、ゲームを心の支えとして完治。その後、竹馬の友のごとく歩んできたゲームへの恩返しとしてゲームライターに。 「パワプロ」シリーズで野球の楽しさを知り、「逆転裁判」シリーズで法律の勉強を志すなど、ほぼ全てでゲームの影響を受けながら人生を歩んでいます。 あらゆるゲームの楽しさを伝えたいので、ジャンル問わず幅広くプレイしています。特に「ポケモン」「FE」「世界樹の迷宮」といったシミュレーション・RPG系が好み。 |