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『紅の砂漠』は、Pearl Abyss(パールアビス)が手がける新作オープンワールドアクションアドベンチャーゲームだ。
本作は2019年に発表された新作タイトルで、MMORPG『黒い砂漠』のチームが開発に携わっている。発売日は未定。
自社エンジン「BlackSpace Engine」による美麗なグラフィック、広大なオープンワールド、迫力満点の戦闘アクション、映画のようなストーリー展開が本作の特徴だ。
今回、開発中の『紅の砂漠』を試遊する機会に恵まれたので、プレイレポートをお届けする。
目次
手に汗握る骨太な戦闘アクション!
今回は、攻撃やガード、回避、パリィなどの基本操作を学べるチュートリアルと、4体のボスとのバトルを試遊することができた。
初見でプレイした限りだと、本作の戦闘難易度はやや高めに感じられた。しかしながら、「ソウルライク」系のゲームほど難しくはないといった印象だ。
チュートリアルで雑魚敵と戦うことになるのだが、集団で袋叩きにされるケースが多く、何度もやられそうになったものだ。
どうにかチュートリアルを終えると、今度はボス戦へ。『紅の砂漠』に登場する4体のボスと戦うわけだが、最初は「いきなりボス戦って大丈夫なの?」と少々不安だった。
60分の試遊時間内ですべてのボスを倒せたら御の字といった感じで、1体ずつ挑んでみることに。挑戦したいボスのルートを進むと戦闘開始だ。
『紅の砂漠』のボス戦は、体力をすべて削っても2回戦、3回戦と続く仕様だ。1つのフェーズを終えるたびに、ボスの攻撃パターンも変化する。
相手がどのような技を繰り出すのかわからなかったこともあり、緊張感たっぷりのバトルを堪能できた。
強攻撃を執拗に繰り出すボス「スタッグロード」
最初に挑んだボスは、亡国の王「スタッグロード」だ。屈強な肉体とガチガチの装備に圧倒され、早くも弱気になる筆者。果たして勝てるのだろうか……。
スタッグロードは強攻撃を執拗に繰り出してきて、ガードが間に合わずに何度も打ち倒されてしまった。突進攻撃も厄介で、吹き飛ばしからの追加攻撃で瀕死状態になった覚えがある。
スタッグロードが強攻撃のモーションを終えたタイミングで、こちらも強攻撃で反撃。2~3回のトライ&エラーを経て、やっと撃破できた。
操作に慣れていなかったこともあり、4体のボスの中では、スタッグロードが一番難しいと感じた。
とにかく動きが素早いボス「リードデビル」
次に挑んだボスは「リードデビル」。一見すると弱そうに見えるが、溜め攻撃や瞬間移動を繰り出す厄介なボスであった。
「素早い居合切り→瞬間移動で消える→再び攻撃」のパターンが特に厄介。攻撃が速すぎるため、回避する余裕はあまりなかった。
そこで、リードデビルが溜め攻撃をしている間、刃の逆光で相手の視界を遮る技を使ってみることに。剣を水平にかざし、刃をキリっと返して光を反射させるモーションが特徴だ。
この技は発動するタイミングが難しいが、リードデビルに対してはかなり有効だった。刃の逆光で相手が怯んだ隙に、連続攻撃を発動して体力を削っていく。
リードデビル戦で一番苦労させられたのが、トーテムの破壊だ。2回戦を迎えると、フィールド上に5体のトーテムが出現する。
このトーテムが出現している間、リードデビルはなんと無敵状態に。
無敵状態を解除するには、リードデビルの攻撃を避けつつ、爆発系の弓矢ですべてのトーテムを破壊しなければならないのだ。
リードデビルから逃げつつ、爆発系の弓矢でトーテムをすべて破壊。
その後、居合切りや横一文字の波動攻撃に苦戦を強いられたが、どうにか撃破した。
ボス「ホワイトホーン」戦では身体に張り付くと良い
3番目に戦ったボスは、「ホワイトホーン」と呼ばれる真っ白でどう猛なモンスター。
ホワイトホーンの攻撃パターンは、数回のダイブ攻撃と振り払い攻撃、一時的に行動不能になる叫び、強烈な突進攻撃など。
ダイブ攻撃は回避しやすいので、ヒット&アウェーを意識して体力を削っていった。
ちなみに、『紅の砂漠』ではボスの身体に張り付くアクションが可能だ。
ホワイトホーンには、身体に張り付くアクションが有効。ヒット&アウェーだけでなく、相手の体に張り付いて体力を削る場面もしばしばあった。
怒涛の強攻撃を受けて一度だけやられてしまったが、ヒット&アウェーと張り付き攻撃でホワイトホーンも撃破できた。
スタッフさんによると、ホワイトホーンには「爆発系の弓矢が有効」とのこと。なるほど、脳筋殺法以外の戦い方もあったのか……。
特殊な戦闘スタイルのボス「女王石殻ガニ」
最後のボスは「女王石殻ガニ」で、これまでのボスとはケタ違いの巨体が特徴的だ。試遊のフィナーレにふさわしい強敵だった。
このボスを倒すためには、まず背中にある弱点を破壊しなくてはならなかった。他のボスと比べると特殊な戦闘スタイルとなっている。
ボスの背中によじ登り、岩を破壊してから強攻撃で弱点を破壊していく。弱点は全部で3つだ。発光している箇所に強攻撃をするだけでOK。
ボスが体を揺らした反動で天高く吹き飛ばされてしまうが、鳥に変身すれば落下ダメージを防げる。
吹き飛ばされたら鳥に変身して相手の背中に着地し、弱点の破壊に専念。
弱点を全部破壊すると、今度は「ボスの背中にある壺を破壊せよ」と指示が。そこが本当の弱点のようだ。
背中の頂で光り輝いているのが、破壊対象の壺だ。しかし、壺を破壊するのが一番大変だった。
攻略法は、「スパイダーウェブ」という粘着性のある糸を壺に当て、壺を中心にぐるぐるとスイングした反動で壺に突進すること。突進で壺を破壊するという寸法だ。
流れはわかっていたものの、操作に慣れていないせいか、何度も失敗してしまった。
求められる操作が特殊だったため、攻略するのに20分ほどかかる結果に。特殊な操作に悪戦苦闘しながらも、どうにか撃破できた。
『紅の砂漠』には、シンプルに戦うボス戦だけでなく、閃きが問われるボス戦も用意されているようだ。プレイヤーを最後まで飽きさせない工夫が施されている点に好感を抱くこととなった。
まとめ
『紅の砂漠』を実際に試遊してみて、本作はユーザーの期待値を爆上げさせるアクションゲームだと感じられた。「早くプレイしてみたい」と心が躍ったぐらいである。
美麗でリアルなグラフィックや手に汗握る戦闘アクション、先が読めないボス戦が印象に強く残っている。中でも、戦闘システムのクオリティは非常に高く、プレイ中の筆者の満足度は右肩上がりだった。
名作アクションの良いところを活かしつつ、独自のアイディアで面白いものを作り上げたPearl Abyssの手腕に脱帽した。見事の一言に尽きる。早く発売してほしいと心から願う筆者であった。
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『紅の砂漠』の基本情報
発売日 | 未定 |
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会社 | Pearl Abyss |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
価格 | 未定 |
対応ハード | コンソール、PC |
商品情報 | 未定 |
公式サイト | 紅の砂漠 公式サイト |
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