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【BitSummit Drift】『都市伝説解体センター』試遊体験の様子や開発者へのインタビュー!
PC Switch PS5
2025年2月13日 発売予定
レビュー
総合点
カジュアル
ゲーマー

【BitSummit Drift】『都市伝説解体センター』試遊体験の様子や開発者へのインタビュー!

最終更新 :
都市伝説解体センター

【BitSummit Drift】集英社ゲームズから発売のミステリーアドベンチャーゲーム『都市伝説解体センター』を試遊体験した様子をお届け。『都市伝説解体センター』に興味がある方はぜひご覧ください。

都市伝説解体センター

都市伝説解体センター

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【BitSummit Drift】様々な噂や怪異を調査するミステリーアドベンチャー『都市伝説解体センター』試遊体験の様子や開発者へのインタビュー!

都市伝説解体センター

集英社ゲームズから発売のPC,Switch対応ゲームソフト『都市伝説解体センター』は、「都市伝説」絡みの依頼を解決していくミステリーアドベンチャーゲーム

そんな本作は、2024年7月19日(金)より開催された「BitSummit Drift」にプレイアブル出展。

今回Gamewithはそのブースの様子や、集英社ゲームズのプロデューサー“林 真理”さん、墓場文庫の“ハフハフ・おでーん”さんにインタビューをさせて頂いた。

■ビットサミット2024の詳細はこちら!

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『都市伝説解体センター』を試遊体験!

都市伝説解体センター

▲ヘッドホンを装着して体験版をガッツリプレイ中……。

早速体験版をプレイさせていただいた。都市伝説というジャンルとピクセルのグラフィックが絶妙にマッチしており、ミステリーの雰囲気も相まって集中してじっくりゲームを進められる。

一見レトロな雰囲気に感じるかもしれないが、都市伝説の調査にSNSを利用することも多く、むしろ現代寄りのストーリーとなっており開発のこだわりを感じた。

都市伝説解体センター
都市伝説解体センター

トシカイくん公式X(https://x.com/toshikaikun)をフォローしていて、さらに会場内でトシカイくんに会うことができた人限定でもらえるノベルティ「トシカイくんアクキー」を頂いた。

他にも「トシカイくんTCGカード」や「レンチキュラーステッカー」も数量限定で配布されていたようだ。

プロデューサー“林 真理“氏、開発者“ハフハフ・おでーん”氏にインタビュー

都市伝説解体センター

▲集英社ゲームズ プロデューサーの林 真理氏(画像左)、墓場文庫のハフハフ・おでーん氏(画像右)。

本作の都市伝説をオカルトテーマにするというコンセプトを定められたとき、どういった経緯でスタートさせましたか?

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GW

林 真理氏

もともと集英社ゲームズで「Google Play | Indie Games Festival 2021」というイベントに賞を出させていただき、集英社ゲームズ賞といった形で墓場文庫さん達の前作『和階堂真の事件簿』に僕らの賞をお渡ししたっていうのが経緯としてあります。

その中で「次の作品僕らと一緒にやろうよ」「どんなゲームがいいかね?」と話をして色々な企画がある中で「都市伝説ってどうですか?」という話がハフハフ・おでーんさんの方からあり、「それいいじゃん!」と話が盛り上がり、1枚の企画書に都市伝説と書いて始まったのがスタートです。

都市伝説というと、いわゆるインターネットとかいろんな方も周知されてる“ザ・都市伝説”といったものがあるものでしょうか?

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GW

ハフハフ・おでーん氏

そうですね。オリジナルのものは基本無くて、やっぱり身近に感じて欲しいという所や今のSNSの時代みたいな所で共感できるものにして、「都市伝説」っていうものはあるんじゃないかなと思っていて、それをテーマにしています。

結構現実に根ざしているというか、現実の世界と都市伝説の日常・非日常を描き分けているというか拘ってらっしゃるという認識でしょうか。

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GW

林 真理氏

どちらかというと、都市伝説というオカルトめいた怪異とかがどうやって生まれるかというと、元々は口伝やSNSで伝わっていくという所は地続きになっていると僕たちは思っていて、非日常は日常から作られているという思いもあって作成しています。

ハフハフ・おでーん氏

ゲームの中にもSNSのようなものがありますが、そこからうわさ話などを探していく要素があるのですが、その地続きを表現したくて取り入れていますね

都市伝説解体センター

物語の世界観を作る際の工夫や、どこを目指して構成されているかなどをお伺いしたいです。

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GW

林 真理氏

墓場文庫のスタイルとしては、『和階堂真の事件簿』のような1時間で遊べるゲームというのを目指していて、1話を読んでそれなりに満足できる作品を作りたいという中で、今回も1話完結で「都市伝説」をどう調査してどう解決していくのかを描けたらと思って作っています。

ハフハフ・おでーん氏

今回は、1話2~3時間ほどのボリュームが何話か用意されている構成で、『和階堂真の事件簿』はシンプルで楽しかったというのもありますが、そこでは表現しきれないほどのシナリオにこだわっていて、“シナリオの魅力を掘り下げた”ということをしたかなと思います。

林 真理氏

キャラクターも、ゲームというよりかは連続ドラマやマンガ・小説をコンセプトにしていて、キャラクターがどの立ち位置でどうやって物語や調査を進めていくのかを見て頂けると嬉しいです。

全体的なボリューム感で見るとどのくらいのプレイ時間になるのでしょうか?

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GW

林 真理氏

大体15時間位になると思います。

オカルトや怪異の詰め合わせみたいな形になると思いますが、本筋のストーリーも含みつつということですよね。

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GW

ハフハフ・おでーん氏

都市伝説やオカルトを調査するのですが、それと同時に陰謀めいたバックストーリーが繋がっていく感じですね。

林 真理氏

1話から最後までは1つの大きなシナリオが存在していて、1話ずつの都市伝説があるお話とは別に、大きくうねっていく物語になっています。

都市伝説解体センター

ピクセルのグラフィックが印象的ですが、こちらのグラフィックを起用した理由があればお願いします。

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GW

ハフハフ・おでーん氏

元々『和階堂真の事件簿』からドット絵の表現にこだわりを持っていまして、ドット絵とミステリーの親和性が非常に高いと僕たちは思っています。

ドット絵で表現したものは一見レトロで単調に見えますが、そこに想像の余地が生まれてドット絵ならではの雰囲気が出ており、実は形が定かではない都市伝説というジャンルとフィットするのではないかなと思います。

林 真理氏

ドット絵のビジュアルは全てが書き込まれていない分想像の余地がありますし、それがミステリーと相性が良いというのがあるなというのと、ドット絵自体が昔ながらのものとは異なり、今のオシャレなアニメやPVに近い現代っぽさも良いと思っています。

エンディングについては、1話毎でなく大きなストーリーの中にあるという感じでしょうか。

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GW

林 真理氏

はい。是非そのエンディングはプレイしてみて確かめて頂きたいと思います。

都市伝説や怪異というとホラー的なエッセンスがあると思いますが、一般的なホラーゲームと比較して本作ではどのくらいの度合いになるのでしょうか?

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GW

林 真理氏

元々ホラーというイメージとしては作っていないので、あまりホラー感は無いですね。ミステリーを演出していく上で要素を入れています。ミステリーです!

ホラーのドッキリ感ではなく謎めいている感じで、「これなんだろう……?」と知りたくなっていくと言うのが僕らの目指す所になっています。なのでアドベンチャーが好きな人は誰でも遊べますよ!

都市伝説解体センター

キャラクターについてもお伺いします。開発されている中で注目すべきキャラクターがいればお願いします。

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GW

林 真理氏

まずは主人公の「福来あざみ」さん。プレイヤーが一緒に冒険するキャラクターですね。あとは都市伝説解体センターのセンター長「廻屋渉」

彼は足が悪くていつもセンターの中に引きこもっているので、外に出る時は、運転手兼バディーの「ジャスミン」というやんちゃな女の子が登場します。

この3人がすごく重要なキャラクターとなってきています。その他にも様々なキャラクターが登場しますが、まずはこの3人に注目してもらいたいですね

実際に体験プレイをしてみて、都市伝説を想像させるような音楽を聞いてて感じたのですが、こだわりがあれば教えていただきたいです。

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GW

ハフハフ・おでーん氏

都市と伝説を分けて“都市”の部分を強めに、電子音楽やシンセサイザーを使った非常に近代的な音楽にしてほしいとオーダーしています。それを使って現代的な怪異やオカルトの表現をしてほしいとお願いしていて、それが形になっていると思っています。

最初はチップチューンのような音楽を考えていましたが、現実寄りの世界観や雰囲気を持っていきたいので、レトロの方面に寄せないようにしています。

林 真理氏

開発は4人のチームなんですけど、そのうちの1人がサウンドを担当している珍しいパターンになっています。

案外サウンドは外注することが多いのですが、コアメンバーがサウンドを担当することで必要なところで音を変化させるなど細かくこだわってますし、それがこのゲームの音楽の強みになっていると思います。

結構評判が良くて、ゲームにピッタリ合っているのはそういうところなのかなと思います。

今後は音楽の販売といった計画はあるのでしょうか?

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GW

林 真理氏

今のところは無いですが、音楽について評判を頂いているので検討はしていきたいなとは思っています。特装版とかに付けられたらいいですね。

都市伝説解体センター

日常と非日常の塩梅や、日常パートのようなものはあるのでしょうか?

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GW

ハフハフ・おでーん氏

調査が始まるタイミングで既に怪異が発生しているパターンがほとんどでして、「ここだけ急に怪異ゾーン」があるというわけでなく、現実の中にあるものだと思って作っています。

現実のオカルトや都市伝説はメジャーなものが登場するのでしょうか?

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GW

ハフハフ・おでーん氏

はい。都市伝説には、UFOや秘密結社、幽霊、陰謀論、ネット会談などジャンルが広いのですが、なるべく現代っぽいものをピックアップして取り入れていきたいなと考えています。

林 真理氏

制作する際に世界に持っていきたいという話もあって、ワールドワイドでわかる都市伝説や日本で生まれた面白い都市伝説も入れていきたいと考えていて、幅広く取り入れていると思っています。

どんなものが出るか是非楽しみにしていただきたいです。

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