
開発秘話など、ここでしか聞けない話が満載!

Hong Kong Spiral Risingが贈る、デュアルファンタジー×全方位爽快バトルRPG『デュエットナイトアビス』。
二人の主人公が多視点交錯方式で残酷な運命に立ち向かう物語が描かれ、「X・Y・Z軸視点」で「全方位」の爽快バトルができるのが魅力的な作品だ。

6月12日(木)より第2回クローズドβテスト(CBT2)が開催されている本作。
GameWithでは、特別にプロデューサー・デカ熊氏へのインタビューの機会をいただいた。
ゲーム開発の裏側など、ここでしか聞けない話をたっぷりお届けしていくので、ぜひ最後まで読んでいただきたい。
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プロデューサー・デカ熊氏へのインタビュー!

▲『デュエットナイトアビス』プロデューサー・デカ熊氏
様々な憶測を生んだ配信先の移管。その経緯の一部始終を語る
GameWith:
まずは、簡単な自己紹介と、所属している「Pan Studio」についての紹介をお願いいたします。
デカ熊氏:
皆様こんにちは。『デュエットナイトアビス』プロデューサーのデカ熊です。以後お見知りおきを。
そして私が今所属・統括をさせていただいている「Pan Studio」は、中国・杭州を拠点に現在『デュエットナイトアビス』を中心にゲームの開発とパブリッシュを行っており、世界中のゲームとACG文化を愛するパートナーを集め、共に『デュエットナイトアビス』の開発・配信に取り組んでいる若いスタジオです。

GameWith:
『デュエットナイトアビス』の配信先が移管されたことが先日発表されました。
よろしければそこについて詳細をお伺いできないでしょうか?
デカ熊氏:
海外のプレイヤーの皆さんのコメントはいつも私もみています。
配信先変更を発表した際には、多くの議論を巻き起こしたようで...一部のプレイヤーの懸念も伺いました。
今日はこの場を借りて、皆さんに経緯の一部始終をご説明したいと思います。
前職を退職後、独立プロデューサーとしてゲーム制作をするという夢を叶えたいと考えていました。
そんな時、『黒神話:悟空』や『鳴潮』といった有名作品に投資してきたHero EntertainmentのDaniel Wu氏が私たちに協力を申し出て、Pan Studioを今後の主要投資先として選んでいただきました。
『デュエットナイトアビス』のグローバルリリースにあたり、Pan Studioに人材、資金、そしてリソース面で多大な支援を提供いただき、ブランドのIP構築に協力していただきました。
この段階で、ゲームと二次元文化を愛する世界中のパートナーを集め、共にゲームの開発・配信を行いました。
努力を重ね、最初のテストを経て、『デュエットナイトアビス』は徐々に形ができて、ゲームタイトルとしての将来性にも期待が持てたため、Pan Studioの専用パブリッシャー子会社を設立し、完全な運営権を獲得したという経緯です。

GameWith:
2023年の初公開から、『デュエットナイトアビス』の動向について多大な興味を持っています。
そして先行試遊後、プロテスタンティズムのような世界観と「デュアルファンタジー」といったコンセプトに興味をそそられました。
このような独特なゲームを作るにあたって、制作陣がこだわったポイントはありますか?
デカ熊氏:
『デュエットナイトアビス』というタイトルを立ち上げる以前、私は多くの美術制作に携わってきました。
中には、いくつかのアニメ調ゲームタイトルも含まれています。
2021年からゲーム業界における将来の方向性や目標について改めて考え直す機会があり、その結果『デュエットナイトアビス』のビジュアルの大まかな方向性が徐々に成型してきました。
そしてチームの仲間と協力しながら、『デュエットナイトアビス』はクラシックなJRPGライクな幻想的な世界観を持ちながらも、西洋ファンタジーの枠にとらわれることのない作品というテーマを決めました。
当初から、爽快感のある戦闘システム、独特な叙述スタイル、そして唯一無二の美術デザインを組み合わせることで、プレイヤーにこれまでにないゲーム体験を提供したいと考えていました。
その結果『デュエットナイトアビス』のキーワードは「デュアルファンタジー」と「全方位爽快バトル」の2つに決めたんですね。

「デュアルファンタジー」に関しては、「アトラシア大陸」を舞台とし、ゲームのメインストーリーは2つのストーリーラインに分かれ、プレイヤーは2人の主人公をそれぞれ演じ、複雑ながらも密接に絡み合うストーリーを2つの視点から深く体験できます。
異なる視点を通して、プレイヤーは抗いがたい苦しみ、戦争の残酷さ、そして人間性の栄光の中で、キャラクターたちが運命と向き合う瞬間を体感することができます。
また「全方位爽快バトル」では、接近・遠隔武器の自由組み合わせとX・Y・Z軸の三視点で全方位でスリリングな戦闘体験をもとに、それぞれのキャラクターの戦闘スタイルと自分のプレイスタイルに合わせて、自由にキャラクターをビルドして爽快に戦えるシステムを目指しています。
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CBT2は、前回よりかなり色々な点でパワーアップ
▲【デュエットナイトアビス】「夜明けを目指して」第2回クローズドβテストトレーラー
GameWith:
新しく公開されたトレーラーを拝見しました。
今回のCBT2には今まで披露していなかったキャラクターもいますが、CBT1に比べてプレイアブルキャラクターにはどんな調整を施しているのでしょうか?
デカ熊氏:
キャラクターといえば、まずは主人公ですね。
今回のテストで初めて男性主人公がプレイアブルとなりました。
前回のCBT1では「夜の航海」篇を女性主人公の視点で、その次の「黄昏の碇泊」篇では「夢の中の少年」の視点で物語を進めましたが、今回CBT2では月狩り人は「夜の航海」篇から好みの主人公を選択でき、『デュエットナイトアビス』の世界を異なる視点からご体験いただけます。

▲CBT2より使えるようになる男性主人公。
そして新ストーリーラインの開放に伴い、男性主人公に加えて、今回の「CBT2」では7体の新プレイアブルキャラクターが追加されています。
例えば建物の間を飛び回ることのできるリズムや、龍を召喚できるシリュウなど、様々な新キャラクターが登場してゲーム体験を一新させています。
ちなみに「新規キャラクター」というテーマで言えば、今回ガチャシステムにおいて「旅立ちの追憶」も調整が施され、初心者ガチャは元々の「ランダム星5キャラクターを一体獲得できる」より、「選べる星5キャラクターを一体獲得できる」仕様変更をいたしました。
ぜひ皆様にお気に入りのキャラクターと一緒にアトラシア大陸の旅を始められたらいいなぁと思いましてね(笑)。

GameWith:
前回のCBT1に比べて、CBT2では「爽快」というポイントをより強調していますよね。
戦闘システムや遊び方上どんな調整を施して「爽快」さを押し出しているのかを教えていただきたいです。
デカ熊氏:
これまでにテクニカルテストとグローバル範囲での第1回クローズドβテストを経て、多くのフィードバックをいただきました。
それを踏まえ、今回のCBT2では、全体的なゲーム体験を最適化しました。
具体的には、ステージシーン、モデル、アニメーション、UIデザイン、キャラクターモーションなどを全般的に改善し、より爽快で没入感のある体験をプレイヤーの皆さんにお届けできるようチーム一丸となり努めてまいりました。
戦闘システムにおいては、モンスターの上限数を増やし、打撃感やスピンジャンプのリズム感を最適化しました。
さらに武器を2種類、計11点を新規導入し、武器選択の自由度を更に高めました。
また、キャラクターは移動中にアクションを繰り出せるようになり、スタミナの制限も撤廃。
移動中でも戦闘スキルを使用して敵をスムーズに薙ぎ払えるようになり、さらなる没入感をもたらせるよう試みました。
クエストでは、ストーリ分岐型コンテンツ「ラビリンス」の大型アップデートを施し、「体験型劇場」と「依頼密書」の遊び方も追加しました。
今回のCBT2にご参加しているプレイヤーの皆様には、ぜひ「爽快」な体験をしていただきたいものですね。

GameWith:
CBT2のゲームプレイにおいて、最も革新されたシステムはなんでしょうか?
また、なぜその部分を調整することに最も力を入れたのでしょうか?
デカ熊氏:
CBT1より「魔の楔」システムを導入しています。
『デュエットナイトアビス』において、キャラクターと武器の戦力を育成するための最も重要なシステムの一つとして、今思えば「魔の楔」のデザインに多大な労力を費やしてきたんですよね。
プレイヤーは「自己流」でキャラクター&武器を「魔の楔」と組み合わせることでキャラクターを育成し、より自由に、より爽快に敵を倒すことができます。
またこのシステムにおいて、CBT2では大幅なアップデートを行いました。
CBT1では月狩り人が「魔の楔」を装備する際の利便性を重視したというのであれば、CBT2ではどうやって月狩り人が「魔の楔」の概念を理解し、「魔の楔」システムを柔軟に使いこなせるように導くことに重点を置いてきました。

まず、「魔の楔」はステータス固定で厳選不要になり、ワンクリックで一括装備することで、初心者でもおすすめの組み合わせをすぐに付けられます。
「魔の楔」の組み合わせに思わぬメリットがあることに気づいたら、ワンクリックで魔の楔の装備プランを友達とシェアでき、友達と共に強くなれます。
また、初心者からベテランまで効果的に活用できる新しいシステム「魔の箱」を導入しました。
月狩り人はこのシステムを通して、魔の楔の基本から高度なゲームプレイを理解し、魔の楔の組み立て方やアップグレード方法を学ぶことができます。
様々な戦闘状況に対応できるよう、自分のアイデアに基づいてあらゆるキャラクターの魔の楔の構築法を思う存分探ってみてください。

GameWith:
「プレイヤーの声を重視している」とのことですが、前述の「魔の楔」システム以外にどんな調整を施しましたか?
デカ熊氏:
モバイルランニングも、前回のテストで多くのフィードバックをいただいたポイントの一つです。
この部分については、基本移動やスパイラルリープをよりスムーズかつ効率的に最適化し、クライミング体験をよりスムーズに最適化するなど、多くの最適化調整を行いました。
さらに、ゲームには様々なサポート役のモンスターが登場します。
その中にはキャラクターの移動速度を向上し、マップを移動する際のプレイヤーの負担を軽減し、任務レベルに応じたエネルギー消費量を増加させる、高速走行特性を持つモンスターもいます。
そして月狩り人の要望にお応えし、今回のテストではパッド(コントローラー)愛用者にも楽しめるようになりました。
これにより、『デュエットナイトアビス』の使用デバイスの選択肢も広がりますね。
今後も皆様のご意見をもとに各種調整をほどこしたいとおもいますので、ぜひ貴重なご意見をお願いいたします!
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数多あるアニメ調ゲームとの差別化ポイントは?
GameWith:
今時アニメ調ゲームの市場競争は激しいですよね。
『デュエットナイトアビス』はどんな特徴で差別化を図るのでしょうか。
デカ熊氏:
差別化といえば、真っ先に来るのは「デュアルファンタジー」でしょうね。
物語面では、かつてない程の複雑で濃厚な2つのメインストーリーを、二重に絡み合わせて作れたことは我々が『デュエットナイトアビス』にかけた真髄であり、我々スタッフが誇りに思う一大差別点ですね。
そして2つ目に来るのは戦闘システムですね。
全方位・多次元で動かせる爽快バトル体験に、前述の「魔の楔」システム、さまざまな面で無課金プレイヤーに配慮したデザインにより、負担軽減&一騎当千の2重爽快感を味わえます。
さらに3つ目、悪魔をテーマにしたキャラクターデザイン&ビジュアルデザインはアニメ調ゲーム業界内屈指のデザインを持つ上、オリジナルサウンドトラックとの組み合わせたときの一体感ですね。
『デュエットナイトアビス』の世界に一度没入するとハマる自信はありますので、ぜひ体験していただきたいですね。
GameWith:
CBT2で公開したバージョンに対して、どのように評価をしていますか?
満足いった、もしくは満足いかなかったところを教えていただけないでしょうか。
デカ熊氏:
前回のテストでは、多くのプレイヤーから貴重なご意見をいただきました。
特に、高い自由度を持つ戦闘システムや多次元的な武器、音楽、ストーリーに関して、多くの肯定的な評価をいただきました。
一方で、「戦闘の打撃感や爽快感をさらに向上させてほしい」「UIをもっと最適化してほしい」などの非常に有意義なご指摘もいただきました。
これらのフィードバックを受け、今回のCBTではゲームのシーン、モデル、アクションとアニメーション、UIなどを全面的に改善しました。
これにより、プレイヤーの皆さんに新しい体験をお届けできると信じています。
私たちはすべてのフィードバックに感謝し、大切にしています。
今回のCBT2のグラフィックは劇的に変化しましたし、引き続きプレイヤーのご意見を収集しながら、さらなる最適化を進めていきます。
GameWith:
CBT2以降、この先の計画に関して何か公開できるものはありますか?
デカ熊氏:
CBT2の後、一番の挑戦はリリースですね(笑)。
今スタジオ内部も『デュエットナイトアビス』の最適化に全力で取り組んでいます。
『デュエットナイトアビス』リリースと今後のバージョンアップに向けて、コンテンツを多々蓄積してきました。
それらのコンテンツができるだけ早く皆様にお届けできるよう常に肝に銘じながら努力してまいります。
今後は現在の基盤をさらに発展させ、戦闘の爽快感をさらに高めるとともに、「魔の楔」やその他のシステムを通じてより多くの遊び要素を提供していきます。
また、ストーリーやビジュアルの最適化も継続的に行い、今後は「華胥(中華風)」「教会(西洋風)」「ルカ(海洋国家)」といった多様なスタイルを取り入れ、プレイヤーにより豊かな体験を提供することを目指しています。
さらに、既存の市場を拡大することも視野に入れており、現在内部ではオフラインイベントや言語ローカライズなどの計画を進めています。
これにより、より多くのプレイヤーに素晴らしいゲーム体験を届けられるよう努めています。

GameWith:
最後に日本のプレイヤーの皆さんへコメントをお願いします!

デカ熊氏:
この度GameWith様の取材インタビューを受けさせていただきどうもありがとうございます。
ゲーム業界の一クリエイターとして、皆様に注目されていること、作ったものが皆様に気に入ってもらえることが何よりうれしく、誇りであると思います。
今もこれからも、月狩り人様のお声に耳を傾け、継続的にゲームの最適化と補強を進めてまいりたいと思います。
そして、私自身含めてPan Studioも引き続き、高品質でおもしろいコンテンツを提供できるように努力してまいりますので、まだまだ未熟ですが、どうぞこれからもご支援・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
これからも皆様が『デュエットナイトアビス』を応援していただけることを願っております。
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『デュエットナイトアビス』とは?
思うままに世界を駆け、自在に武器を使い分けろ。爽快で開放的なアクションが楽しめる高自由度RPG

Hong Kong Spiral Risingより発売のPC,スマートフォン対応ソフト『デュエットナイトアビス』は、基本プレイ無料のファンタジーRPG。
プレイヤーは魔法と機械が共存する大陸を舞台に、身分も立場も異なる2人の主人公を操作し、それぞれの視点から物語を追っていくこととなる。
全てのキャラクターがあらゆる武器を扱うことができ、戦闘中でもシームレスに武器を変更できる自由度の高い武器システムが本作の大きな特徴だ。
さらに、フィールドは360度自由に移動が可能。毎回新たに生成されるマップを、パルクールのようなアクションで爽快に駆け回ることができる。

発売日など基本情報
発売日 |
未定 |
---|---|
会社 |
HongKong Spiral Rising Technology Co.,Limited |
ジャンル | アクションRPG |
対応ハード | PC / アプリ |
タグ | |
価格 |
PC : 基本プレイ無料
アプリ : 基本プレイ無料
|
最大プレイ人数 |
4人
|
公式HP | |
公式Twitter |
GameWith編集者情報

過去にオーケストラでの演奏経験もあり、ゲーム音楽にはこだわりが強いタイプ。 「いいゲームにはいい音楽がつきもの」が信条。 RPGや対戦ゲームなど幅広いジャンルを遊ぶが、唯一ホラーゲームだけはNG。 |
今後発売の注目作をピックアップ!
2025/6/19 発売

/PS4/PS5/PC
RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚
5,980円(税抜) 2
2025/7/17 発売

/PC/Xbox
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3,600円(税抜) 3
2025/7/15 発売

EDENS ZERO
7,980円(税抜)