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奥田総帥のおすすめゲーム!Vol.5

奥田総帥のおすすめゲーム!Vol.5

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日本一新作ゲームを遊んでいる(かもしれない)GameWithレビュー部編集長奥田総帥が、自信を持ってオススメするゲームをご紹介!

10月22日にリリースされた注目作「FFブレイブエクスヴィアス」。あのスマホRPGの名作「ブレイブフロンティア」をベースに開発された作品だ。
ゲームはブレフロのバトル体験を踏襲しつつ、新たな進化を遂げたものとなっている。

では、果たして2本はどこが同じで、どこが違うのか。それを徹底解剖していこう。というわけで今週のテーマ。

〜FFブレイブとブレフロの違い〜

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「FFブレイブ」と「ブレフロ」のここが違う!その1

バトルは「手軽」から「本格派」へ。深みが増したゲーム性

ワンタッチで簡単にバトルできる。ブレフロの売りともいえる「手軽さ」が、FFブレイブでは変化している。バトルの手軽さを弱める代わりに、戦略性を高める方向を選んだ形だ。

最大の違いは行動の選択肢の増加だ。ブレフロでは、バトル時にユーザーが使えるスキルが極力少なく抑えられていた。序盤であれば1ユニット1種類のスキルのみ

だが、FFブレイブではその数が格段に増えている。主人公レインを例にとると、スタート時からスキルは2つ。レベルアップでさらに増加する

▲ バトル中に選択できる行動が増えている

さらに魔法ではMPを消費、スキルではゲージを消費するため、複数のパラメータのやりくりも必要だ。

これによってプレイヤーは、よりバトルに思考を求められ、戦いに戦略性が出てくるようになった。
いわばバトルが深くなったと言えるだろう。

「FFブレイブ」と「ブレフロ」のここが違う!その2

地道なレベル上げにさよなら!上げやすくなったレベル

FFブレイブは、バトルは本格派になったが、逆に育成はよりライトになっている。
初期から実装された「欲望の狭間」ダンジョンがそれを可能にした。

「欲望の狭間」ダンジョンは、経験値素材など、育成に必要な要素が大量に獲得できるダンジョンで、毎日1種類選んで進めることができる。
ブレフロの曜日ダンジョンが、好きなダンジョンに毎日挑戦できるものと考えると近いかもしれない。

▲ 毎日挑戦できる「欲望の狭間」

この仕様により、レベル上げのスピードがかなり上がった。
長くプレイ時間をとれなかったり後追いでゲームを始めるプレイヤーにとっては嬉しい。

昔はレベル上げは苦行のようにRPGにつきまとう、風物詩のような存在だったが、トレンドは変わってきているようだ

「FFブレイブ」と「ブレフロ」のここが違う!その3

冒険の主役は2体のユニット へ

ブレフロのストーリーでは、主人公は語らない。あくまでユニットの召喚者として無個性を貫いていた。
対して、FFブレイブは主人公にレインとラスウェルというユニットを置き、彼らを中心にストーリーが展開する。
彼らには個性があり、自ら語る。

この変化によって、ストーリーが群像劇になり見応えが増したが、さらにゲームプレイも変えた

▲ レインとラスウェルの2人が冒険の主体だ。

具体的には、特定ユニットを「育成する」ことの楽しさが増したといえる。ブレフロはもともと、低レアユニットも高レアにランクアップするため、育成の楽しみが大きいゲームといえるが、それがさらに強まった。

最初は弱い主人公たちを、冒険を続けながら強くしていく。という往年のRPGらしい育成の楽しみが生まれたのだ。(もちろん主人公ユニットを外してパーティーを組むことも可能)

総帥の総括

他にもブレフロとの違いはたくさんあるが、今回は3点にフォーカスした
どちらがゲームとして優れているか、という問いには、親子関係のようなところもあるので、このゲームたちについては単純な比較はしずらい

しかしひとついえるのは、FFブレイブはブレフロと比べると、より昔のRPGらしいゲーム、ライトユーザー層よりミドル、ヘビーユーザー向きの作品だという点である。

FFの歴代シリーズキャラも多数登場しているので、かつてのFFで遊んだRPG世代が、いまスマホでゲームを楽しむのにぴったりの作品といえるだろう。

そして最後に、これだけは言っておかねばなるまい。
どっちも面白い!ということを。

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