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『takt op.(タクトオーパス)』クローズドβテスト(CBT)のプレイリポート!DeNAの本気度が伝わるクラシックなRPG作品に!
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『takt op.(タクトオーパス)』クローズドβテスト(CBT)のプレイリポート!DeNAの本気度が伝わるクラシックなRPG作品に!

最終更新 :

『takt op.(タクトオーパス)』クローズドβテスト(CBT)をプレイリポート!

『takt op.(タクトオーパス)』クローズドβテスト(CBT)のプレイリポート。DeNAの本気度が伝わるクラシックなRPG作品に!の画像

GameWith編集部では、2022年12月15日(木)から実施された本作のクローズドβテスト(CBT)をプレイする機会に恵まれた。

今回、クローズドβテストで体験できるメインストーリーは全5章まで。筆者は一応、記事執筆時点で5章もクリア済みである。

▲ 『takt op.(タクトオーパス) 運命は真紅き旋律の街を』PV 第三弾(システム紹介トレーラー)

ここからは「takt op.(タクトオーパス)」プロジェクトの初報から、長らくゲームを待ち焦がれていたライターが、実際のゲームプレイを通して本作のシステムや感想をファーストインプレッションとしてお届けしていく。

ネタバレを控えるべく本稿で取り扱うストーリー部分は物語序盤(1章)までに留めておきたい。

※ゲーム画面は開発中のものです。実際の画面とは異なる場合があります。

目次

メインストーリーのリッチな演出がプレイヤーを魅せる!ボイス、アニメーション、次回予告まで...!?

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

ゲーム冒頭では人類の敵「D2」が、「シンフォニカ」の内部に侵攻してきた危機的な状況からスタート

シンフォニカはD2の脅威に対抗できる唯一の兵器「ムジカート」を保有する組織であり、人々を収用する防衛施設の名称でもある。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

そんなシンフォニカの内部にD2が攻め込んできたのは極めて異例であり、主人公・朝雛タクトはムジカートの少女“運命”に眠りから起こされる形で戦うことに。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

タクトは“ある理由”からシンフォニカの奥で約数十年眠り続けていた指揮者(コンダクター)。

音楽の力を身に宿すムジカートには指揮者の存在が必要不可欠で、ムジカートとコンダクターの連携がD2に対して決定打となる。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

▲ アニメ視聴者はワルキューレとの絡みにぜひ注目。

しかし、眠りから目覚めたばかりのタクトは過去の記憶を喪失。中には過去の自分を知る者もいるが、コンダクターとしての生活に葛藤しながらも戦い、成長を重ねていく。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

ストーリーではD2との戦い以外に、タクト視点でムジカートや地上のベルリンに住まう一般市民たちとの交流を描いている。

常に緊張感の続く殺伐としたダークファンタジーではなく、章によってはタクトとムジカートの一日が垣間見える物語設計である。

▲ シチュエーションによっては3Dのデフォルメキャラにもモーションがあるので、ストーリーの空気感が掴みやすい。

さらに本作のストーリーは基本的にフルボイス仕様(※)。ムジカートやそのほかの登場人物を含め、立ち絵イラストは表情豊かにアニメーションまで行う。

プレイヤー側はアニメを見ているような感覚にも近く、物語に対する没入感は非常に高い

※朝雛タクトはアニメシーンでのボイスを確認。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像
takt op. CBT先行プレイの感想の画像

試遊可能な5章まで触れたうえで、筆者がストーリー部分でのこだわりを顕著に感じられたのは、やはりシナリオの演出部分。ボイス・立ち絵・3Dモデルによる表現に加え、スチルイラストとアニメシーンが随所に挿入されている。

物語そのものの見せ方が特別秀でており、ストーリーの続きをしっかり読みたくなる“魅せる”手応えは確かにあった。

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ちなみにストーリーを進める際には「指揮力(スタミナ)」を消費するほか、「探索の証」というアイテムが一定数以上必要になる。

このアイテムは謎解き・ギミックが仕掛けられたダンジョン型のコンテンツ「自主訓練」の攻略で収集可能。

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▲ 昨今のスマートフォンRPGにしてはちょっと珍しい、謎解きダンジョン×ボスバトルのクラシカルなコンテンツ。

それぞれの仕掛けはちょっとしたパズルのような感覚だが、道中のザコ戦に最奥のボス戦と、ダンジョン全体の構造は古き良きクラシックなRPGに近い。

プレイ中はどこか懐かしささえおぼえたほどである。

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▲ 章の最後にはTVアニメのような次回予告シーンが挿入される。語り口を含め、広井氏が関わる“某有名タイトル”を彷彿とさせる。

話を戻すが、本作は“人類&ムジカートvsD2”が主題となっている。しかしその物語を描く過程には、数々の名作ゲームを手掛けた広井氏の成分が土台として根付いているのを肌身に感じ取れるのだ。

勧善懲悪モノのシナリオを中心とし、枝分かれするように各ヒロインたちのプライベートを密に描写する感覚。とりわけ各章の最後に差し込まれる「次回予告シーン」は広井氏の影響が強そうだ。

案外、『takt op.(タクトオーパス)』の持つ古式ゆかしいRPGの良さも氏の受け売りだったりするのだろうか。

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▲ ストーリーは繰り返しプレイ可。選択次第で会話の内容にも変化があるので、別の選択肢もチェックしたい。

ともあれ、「人類を救うはずのシンフォニカが抱える課題」「ムジカートたちの想い」「コンダクターとしての責任」などなど、見どころたっぷりなストーリー展開は次回予告との相性ピッタリ。

遊んでいて気になる設定の数々も緻密に掘り下げられていくので、各章毎に高い満足度を得られた...というのが正直な感想である。

ムジカートのポジション配置と、エフェクトコードを集めて戦略をカバーする歯応え◎なコマンドバトル

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

▲ クラシック楽曲が似合う「人形劇」を思わせる2Dイラストはぐりぐり動きまくる。

バトルは4人編成で戦うターン制のコマンドバトル。素早い順にそれぞれスキルを選択して戦うベーシックなタイプだ。

一見するとシンプルだが、本作のバトルでは「ポジション」「エフェクトコード」、この2つの要素がとても重要。

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「ポジション」はその言葉が指し示す通り、キャラクターの“位置取り”と考えてもらっていい。

敵側から前列→後列の並び順になり、「アタッカー」や「ディフェンダー」は前列、「ヒーラー」は後列といった具合で、各役割に適した配置が推奨される。

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▲ スキルは作用する効果と「MP」消費も考慮しておきたい。

ムジカートたちはこのポジションに左右される形で攻撃可能な敵が決まるため、バトル中はスキルを駆使したポジション移動といった要素も絡む。

無論、敵側も巧みにポジションを入れ替える関係で、RPG全般に共通する“強力なスキルを一方的に押し付ける遊び方”は結構難しい。ここの要素が想像以上に奥深く、敵の種類・特性に合わせて戦術を組み立てる純度の高いロールプレイが楽しめた。

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そして「エフェクトコード」は、バトル中に発動したスキルの“色”によって、画面中央上部にストックされる必殺技用のコスト。

ムジカート毎に必要分のコードを消費すると、強力な必殺技「ミュージカルエフェクト」が発動可能に。

▲ 「ミュージカルエフェクト」を発動すると、そのバトル中のBGMがムジカートを基にしたクラシック楽曲に置き換わる。

ただ、このミュージカルエフェクトもゲームをひっくり返すほどの強力なゲームチェンジャーとはいかず、あくまで戦局に変化をもたらす選択肢の一つ

特にボスバトルでは、ボス敵のスキル&アビリティから行動パターンを読み解いた上での対策を前提に、ポジションを意識したスキル選択が重要視される。ミュージカルエフェクトはそこで発生する戦略の穴を補強してくれる要素といった感触。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

▲ ギリギリの辛勝ながらまさしく「死闘」そのものを体験した。

CBTでは推奨レベルでもかなり歯応えあるボスバトルが体験できた。ボスのルーチンは決まっているが、強化・弱体効果も積極的に狙わなければ有効打となり得ない。

それぞれムジカートの強みを活かした戦略的なバトルシステムは、スマートフォンゲームながらかなり本格的である。

LAM氏のイラストに心を打ち抜かれた!お洒落すぎる育成画面とレベリングだけではない成長要素

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

▲ 無駄のないUI(ユーザーインターフェース)も、スッキリしていてとってもお洒落。くるみ割り人形は可愛い。

ムジカートのレベル上限値はプレイヤー側のレベルに合わせて定められている。それゆえ、1体のムジカートだけを育成し過ぎて早々に無双状態...などとはならず、コンテンツとのゲームバランスに配慮が見られた。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

▲ こちらは「音源楽装」の一枚。キャラクターたちの日常のワンシーンを切り取ったイラストは必見。

また、単純にレベルを上げて万事解決とはいかない。素材を集めて能力値を伸ばす「スコア」や、装備の役割を持つ「音源楽装」の存在も忘れてはならないだろう。

特にスコアは成長させていくと、ムジカートの新たなスキルがアンロックされる。攻略面においては重点的に手を付けておきたい育成要素だ。

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▲ LAM氏の描くイラストがアニメーションするのもポイント。「スコア」のボレロの表情はゾクゾクしてしまう。

そして、育成画面を飾るLAM氏の描いたムジカートのイラストも魅力的。どのイラストも心を奪われてしまうこと請け合いのクオリティである。

そこで、筆者の心が少女漫画のようにときめいてしまったムジカートを3名ほど下記にご紹介してからこの項を終えたい。

心ときめいた3名のムジカート

◆ ワルキューレ

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▲ 普段のツンケンとした武人気質の彼女からは想像できない色っぽさ。作中ではどのような距離感になるのか要チェック。

・普段はこんなキャラクター

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◆ こうもり

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▲ イタズラと謎の発明品で人をからかうのが大好きなこうもり。「スコア」のイラストでは底知れぬ強キャラ感が伝わってくる。

・普段はこんなキャラクター

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◆ G線上のアリア

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▲ G線上のアリアはタクトにゾッコンで「愛」が重たい超依存体質。情緒不安定な彼女でもこんなアダルティな表情ができるのだ。

・普段はこんなキャラクター

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ムジカートのことをもっと知れる!「ティーブレイク」と「キャラクタークエスト」の魅力!

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▲ 会話の話題はスクロールすると沢山用意されている。

作中ではドリンクアイテムを消費すると、ムジカートと会話ができる「ティーブレイク」が楽しめる。

さまざまな話題や選択肢でムジカートとの絆を深めていく要素である。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

▲ 普段は凛として真面目な運命も選択肢次第ではこの通り。

ムジカートたちが普段何を考えているのか、どんな生活を送っているのかなど、ストーリー部分だけでは分からない幅広く細かな話題が振れるので、ムジカートに対する愛着が自然と湧く仕組みだ。

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▲ 「キャラクタークエスト」はどのエピソードもバラエティに富んでおり、時には戦闘やミニゲームが発生するものがある。

ティーブレイクやストーリーでの選択肢により「絆レベル」が上がれば、そのムジカートに焦点を当てた「キャラクタークエスト」も発生する。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像

キャラクタークエストではムジカートの意外な一面やタクトたちとの日常を密に描写。本編のストーリーとは違った角度のエピソードが展開していく。

絆レベルを上げていけば話の続きが解放されていくので、プレイヤー側が積極的に交流したくなる仕掛けとも言えよう。

歩ける3Dマップのシンフォニカ、ミニゲームの存在にやり込み要素と、気になるネタが盛り沢山!リリースが待ち遠しい渾身の一作品に

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▲ 歩けるのは「自主訓練」のダンジョンやシンフォニカ内部だけではない。そして街中の椅子にも座れる。

今回CBTで遊べた範囲の中だけでも、ゲームの全体像が手に取るように分かる作り込みを存分に味えた。

どんどん先へ読み進めたくなるストーリー体験に、一筋縄では行かないバトルの戦略性、どれを取っても昨今のスマートフォン向けRPGとしては誇張抜きで高水準に思える。

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▲ 手札にジョーカーが残れば負けのカードゲーム「ムータカード」。カードを引き抜く際、ムジカートの表情がコロコロ変わるのがヒント。

本筋の合間にちょっとしたミニゲームなんかが楽しめたりして、純粋に遊び心全開な点が粋である。

筆者はCBTが配信されてから狂った様に遊び呆けていたが、それだけ熱中できるぐらいに良質なコンテンツは多い。

takt op. CBT先行プレイの感想の画像
takt op. CBT先行プレイの感想の画像

ほかにもやり込み要素の一つとして登場するローグライク系の探索型コンテンツ「遠征」は、昨今のトレンドを抑えた遊び方だろう。本作の場合、進行先のイベントで適度にキャラクターとの会話が発生するのが面白い。

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▲ 入手したレコードを再生できる「ジュークボックス」。ゲーム内でいつでもBGMが聴けるのが嬉しい。

また、肝心の“クラシック音楽”についてだが、どれも飽きの来ない普遍的な音楽カルチャーの真髄を体現しており、正直文章としてココに書き記すのは難しい。

主観的な物言いで恐縮ではあるが、ミュージカルエフェクト発動時、ティーブレイク中のアレンジ版と、要所で差し込まれる楽曲は当たり前のように素晴らしい出来栄えであり、サウンドトラックが今スグ欲しくなる

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▲ 泣きべそをかいているくるみ割り人形も可愛い。

ここまで紹介してきた要素の数々はクローズドβテスト版であることから、今後さらなるブラッシュアップが重ねられていくのだろう。

TVアニメの反響を受けて手直しただけあり、現状でも満足度は高め。まだまだ改善の余地はあるものの、遂にベールを脱いだゲーム体験は想像以上のものだった。

DeNAの本気度が画面越しに伝わる渾身の一作品に今後も期待したい。

基本情報

タイトル名takt op.(タクトオーパス) 運命は真紅き旋律の街を
略称タイトルタクトオーパス
配信日2023年春
会社DeNA
ジャンル世界を調和に導くシンフォニックRPG
対応OSiPhone,Android
事前登録あり
公式サイト『takt op.(タクトオーパス) 運命は真紅き旋律の街を』公式サイト
公式Twitter『takt op.(タクトオーパス) 運命は真紅き旋律の街を』公式Twitter

GameWith編集者情報

そりすのプロフィール
そりす
東京都福生市生まれのゲームライターで、お酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

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ユーザーレビュー

takt op. 運命は真紅き旋律の街ををプレイしたユーザーのレビュー。

  • ゲスト

    4章まで進めてみたがまあ面白い。

    ストーリー自体は凡庸。でも演出とかフルボイスのキャラクターとかが活きてるから雰囲気で楽しめてる。

    バトルはバフ盛り盛りのデかい一撃を与える脳死バトルじゃなくて、ロールの意識とキャラ配置主体なのが新鮮で好き。
    その分ザコ戦が重いのはダルいけど、育成すればオートでサクサクいける。『○ブバン』『○壊スタレ』よりバトルは全然面白い。

    レスポンスが悪いとか、細かいバグとか、めんどいだけのミニゲームもあるが、全体的に満足できるクオリティ。

    1番許せないのは指揮者レベルが上がったり、ストーリークリアで登場する時制課金パックの存在。アレは舐めてる。

  • 上本伊織

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掲示板

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takt op. 運命は真紅き旋律の街をの情報

会社 DeNA
ジャンル ベーシックRPG
ゲーム
システム
コマンドバトルRPG
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iPhone:2023年06月28日
Android:2023年06月28日
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