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本格タクティクスRPG『誰ガ為のアルケミスト』の世界に、“盾の勇者”一行が来訪！
スマホアプリで好評配信中の『誰ガ為のアルケミスト』（以下、『タガタメ』）。
本作では2021年6月17日～7月8日にかけて、人気アニメ作品『盾の勇者の成り上がり』との復刻コラボイベントを実施中。
盾の勇者ナオフミの一行が『タガタメ』の世界で奮闘する物語を楽しめたり、同一行のキャラがコラボユニットとしてゲットできたりする、豪華な内容となっている。
本稿では『タガタメ』のファンタジーな世界観や奥深い戦略バトルの魅力を紹介するとともに、コラボイベントの見どころをお届けしよう。
2人の若い騎士の視点で展開する、国家間の争いをめぐるストーリー！
▲聖書に記されていることでも有名なバベルの塔が存在する世界観。
まずは『タガタメ』の魅力からご紹介させていただこう。
『タガタメ』の舞台となるのは、7つの国が栄えるバベル大陸。
そしてそのメインストーリーは、7カ国のひとつラーストリスが国家間の盟約を破棄した出来事に端を発する、戦記モノとなっている。
▲戦記モノらしく、多くの登場人物の思惑が複雑に絡み合う。
この事件によりラーストリスは他の6カ国によって滅ぼされ、時はそこから20年後。
7大国同盟のひとつエンヴィリアに仕える2人の騎士ロギ・クロウリー、ディオス・クロウリーと、彼らと共に育ったシスターアガサ・クロウリーが中心人物となり、作中の物語が進んでいく。
本作に登場する主要キャラクターたち
▲正義感が強く、主人公的な立ち位置のロギ・クロウリー（CV.花江夏樹）
▲ロギとともに育ったディオス・クロウリー（CV.石川界人）
▲修道院でシスターを務めるアガサ・クロウリー（CV.日笠陽子）
味の濃い本格ストーリー！“錬金術”の世界に引き込まれる！
▲超常的な力の存在を示唆されるロギとディオス。錬金術が彼らの道に大きく影響を与えていく。
そんなバベル大陸ではかつて、錬金術と呼ばれる技術を用いた戦乱が巻き起こり、人々の驚異となっていた。
人類存亡の危機を感じた諸国は同盟を結び、錬金術を禁忌の術としたが、ラーストリスはこの錬金術を軍事力として復活させたため、6カ国の連合討伐軍によって滅亡に追い込まれたのだ。
錬金術とは、万物の理を越え、あらゆる行為を可能とする術。
それは死者の魂の召喚も例外ではなく、錬金術師は違う時代に生きた武人や英雄の魂を現世に呼び出すことができる。
錬金術によって呼び出された存在は幻影兵と呼ばれ、あらゆる戦闘に駆り出されては猛威を振るう。
ロギとディオスが騎士として進む道には各所にこの錬金術が介在し、ファンタジー色の濃い物語がプレイヤーを『タガタメ』の世界に惹き込んでくれるぞ。
3Dマップを制する者がバトルを制す！やりごたえのある戦略バトル！
▲3Dマップはマス目に区切られている。移動距離や攻撃射程はマス目の数が目安になるぞ。
本作のバトルは、3Dマップに自軍ユニットと敵軍ユニットが配置され、各ユニットが順番に行動して攻防を繰り広げる形式だ。
▲敵に接敵して攻撃！ダメージを与えて敵を撃破しよう。
各ユニットは体力や攻撃力のステータスが異なるのはもちろん、攻撃射程距離や、独自スキルなど、それぞれ個性的な能力を有している。
プレイヤーは行動順の回ってきた自軍ユニットをマップのどこかに移動させ、各種能力を利用して敵の殲滅を狙うわけだ。
「ユニットの向き」も重要！攻守共にとにかく選択肢が豊富！
各ユニットの一巡中の行動内容としては、マップのどこかへの移動、敵への攻撃、待機方向の決定、の3行程が基本となる。
▲多対多の戦闘ではどのユニットをどこに配置させるかの戦略が勝利のカギ。
ユニットを移動させる際には、一人の味方ユニットを単独で敵へ近づけると、次順の敵ユニットに囲まれてしまうこともあるため要注意だ。
また、攻撃後には待機方向を決めるのだが、この時は次順の敵に背後から攻撃されないように気をつけたい。
背後からの攻撃を受けると普段より大きなダメージをくらってしまうのだ。
▲ユニットをどの方向にむけて待機させるかを決定。攻めだけでなく防御も大切。
以上の基本の他にも、考慮する要素・選択肢がかなり多い。
例えば、各ユニットの移動範囲は限られており、一人の敵ユニットに復数の味方ユニットを接敵させるためには、それぞれの味方ユニットの接敵位置を考える必要がある。
加えて、マップの高低差を利用したり、特殊能力を用いて味方の体力を回復したり、戦況全体の把握が重要となるのだ。
ユニットのひとつの行動にも多数の目的を持たせて有利状況を狙うなど、かなり本格的な戦略バトルが楽しめるぞ。
異世界に召喚されたナオフミが、さらに別世界の『タガタメ』世界に召喚
コラボイベントの題材となっている『盾の勇者の成り上がり』とは、小説投稿サイト“小説家になろう”に連載の人気web小説がTVアニメ化された作品だ。
同作の主人公・岩谷 尚文（ナオフミ）は現代日本に暮らしていたが、とある本を読んでいると異世界の国メルロマルクへと召喚され、魔物が襲来する災厄に立ち向かう盾の勇者を任される。
しかし召喚後早々に、メルロマルクの王族はナオフミに冤罪を着せるなどの迫害を連発。
ナオフミは人間不信に陥りながらも仲間を集め、自身の活躍を周りに見せつけていくという、なかなかハードな物語が展開されている。
▲『タガタメ』世界に足を踏み入れたナオフミ。異世界召喚はもう慣れっこか？
コラボイベントのクエストは、「盾の勇者」キャラクターの一人メルティが『タガタメ』の世界に迷い込み、タガタメ世界の幻影兵と出会うところから幕を開ける。
▲幻影兵とはかなり雰囲気の異なるメルティ。作品をまたがるコラボを感じさせる。
その後、メルティはナオフミたちと合流するが、人を信用しないナオフミは幻影兵たちとどう接するのか、果たして一行は元の世界に戻れるのかなど、『盾の勇者』ファンにとっては見どころの多いストーリーになっているぞ。
コラボクエストクリアで誰でも「盾の勇者」キャラを獲得できる！
コラボクエストでは、もちろんナオフミ一行がユニットとして参戦する。
盾の勇者が『タガタメ』世界の戦闘ルールに則り、幻影兵たちと共闘するシーンは必見だ。
コラボクエストをある程度進めると、ユニット「メルティ」が入手可能。
さらに召喚（ガチャ）ではナオフミ、ラフタリア、フィーロ、グラス、フィトリアのコラボユニットを獲得できるチャンスだ。
排出されるコラボユニットは、どれもアニメでも披露していた技をスキルとして習得している。
スキル発動時には原作通りのカッコいいカットインやエフェクトが見られるので、ぜひとも入手してゲーム内で使用してみて欲しい。
戦略考案が苦手な人でも大丈夫！この機会に『タガタメ』を遊んでみよう
『タガタメ』は、錬金術や召喚などのファンタジーな世界観と、国家間の争いが垣間見える物語が大きな特徴。
プレイ中に難しいアクション操作はなく、戦略に集中できるため、じっくり頭を使うのが好きな人にオススメしたい作品だ。
さらにバトルにはオート戦闘も実装しており、戦略を考えるのが苦手な人でも遊びやすい設計がなされている。
今回の『盾の勇者の成り上がり』コラボクエストもオート戦闘で進行できるため、戦略がまだわかっていない人でもある程度クリアできるのが嬉しい。
盾の勇者ファンはぜひこの機会に『タガタメ』をダウンロードして、異世界召喚されたナオフミがさらに異世界に飛んでいった先の物語を楽しんでみてはいかがだろうか。
© FgG
