~とある日~
上司 「HoYoverseさんからコンサートのお誘いいただいたんだけど、君行かない?原神好きだったよね?」
筆者 「行きます(即答)」
原神界隈で素晴らしいと専ら評判の『GENSHIN CONCERT』。
当選倍率もものすごいらしく、過去公演に落選して意気消沈していた筆者だったが、この度なんとホヨバースさんにご招待をいただき参加する運びとなった。
ありがとうホヨバース、一生着いていきます。(※筆者個人の感想です)
という訳でこの記事では、コンサートを終えて感極まった筆者がその感想や会場の雰囲気なんかを書きなぐっていく内容となる。
音楽についてを文字で表現するのは中々難しいのだが、何とかコンサートの雰囲気だけでも掴んでいただけたら幸いだ。
砂の字(ライター)
リリース当初から原神を遊び倒してる古参ガチ勢(笑)。初の☆5は旦那。 フリーナを2凸するなど無理のない課金を継続中。 当然冒険者ランクは†MAX† |
『原神』コンサートとは?
オープンワールドRPG「原神」に登場する音楽を生で聴くことができるフルオーケストラコンサートだ。
2021年、2022年と続けて開催され、今回で3回目の公演となる。巷では当選倍率が某アイドルのライブに並ぶと噂されてるとか…。
▲各公演のKVには原神キャラクターが別衣装で登場。スキンを…ゲーム内でも実装してください…
過去の公演はYouTubeのアーカイブから無料で見ることができる。
アーカイブはこちら▲GENSHIN CONCERT 2021 《Melodies of an Endless Journey》
▲『原神』オンラインコンサート 2022 - Melodies of an Endless Journey
当日の様子をレポート
という訳で当日の12時ごろ、会場であるパシフィコ横浜に到着。片道1時間弱、公演を聴けると思うと痛くも痒くもない…。
公演開始の1時間半前にも関わらず、会場はかなりの人でごった返してる。
入場するのはまだ早いので、グッズコーナーを覗こうと思ったら…
これですわ…(諦観)。既にかなりの人が長蛇の列を作っていた。
ちなみにグッズのラインナップはこちら。
第一回、第二回と続き人気キャラが勢ぞろい。個人的に気になるのは原神イケメン三銃士(非公式)である鍾離先生、タルタリヤ、魈のアクリルスタンドだ。
30分ほど並んでいると某同人即売会よろしくスタッフの大声が。
「鍾離、タルタリヤのアクスタ完売です~!」
筆者「\(^o^)/」
この悲報を聞いて待機列からはけていく人も。まだ魈がいるから…。
待機列にはグッズの見本が展示されていた。
そして…何とか魈のアクスタと鍾離のキーホルダーをゲット!めっちゃかっこいい。
ちなみに会場の入場特典も配布された。チケットとゲーム内アイテムのシリアルコードだ。
▲特にチケット。厚紙でめちゃくちゃ質感がいい。
会場内にはフォトスポットも。立ち止まっての撮影は禁止なのでじっくり鑑賞したい人は早めに来た方がいいのかも。
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満を持して入場。
ホールの中央にはスクリーンが用意されており、原神の起動時画面が流れていた。
(※ここからは写真は無いのでご了承ください)
コンサート開演!結論、最高だった
いよいよ開演。演奏と同時にメインスクリーンにこれまで公開されたPV映像などが流れる。
演奏はメインテーマ→モンド曲→璃月曲→稲妻曲→スメール曲→フォンテーヌ曲といった形で各国順に披露された。
演奏された楽曲を一部ピックアップしてご紹介していく。
モンドの自然豊かな情景を楽器で再現
モンドパートでは、自由の国モンドを象徴するかのようなゆったりとした曲の数々が披露された。
思えばモンドの大地を熱心に散策していたのは3年も前。どこか郷愁を感じられる、物悲しくもノスタルジーな気分になるパートだ。
▲【原神】OST selection 〜モンドの一日〜
▲【原神】OST selection 輝く夜明けの時
また、クレーやウェンティなどモンド出身キャラクターのテーマ曲もPVと共に披露。
眼下で奏でられる生きた演奏と、過去何度も視聴したPVの融合に、何とも不思議な感覚に包まれた。
▲【原神】キャラクター実戦紹介 ウェンティ(CV:村瀬歩)「詩人の仕事」
▲【原神】キャラクター実戦紹介 クレー(CV:久野美咲)「たったた!」
▲【原神】杯の中のバラッドストーリームービー「風の帰りを待ち、ブリューを楽しむ」
璃月パート。記憶に残る海灯祭テーマも。
モンドからそのまま璃月パートへ。璃月といえば毎年恒例の海灯祭。
璃月パートでも様々な曲が披露されたが、最も印象に残ったのは海灯祭のテーマ曲だ。
▲【原神】ストーリームービー「歳華に流れる彩り」
その他には、鍾離、胡桃、タリタリヤ、白朮などなどのテーマ曲を披露。
毎年お祭りもあるので、璃月のキャラクターに思い入れがある旅人は多いのではないだろうか。
▲【原神】キャラクター実戦紹介 鍾離(CV:前野智昭)「見物人」
▲【原神】エピソード 胡桃(フータオ)「驚いた?」
そして最後には原神イベント最高峰(※個人の感想です)の『険路怪跡』がムービーと共に披露された。
演奏の迫力とムービーが相まって、目頭が熱くなるのを堪えるのが大変だった…(泣)
▲【原神】険路怪跡ストーリームービー「生と死の刹那」
稲妻パート。っぱ和の国よ
稲妻パートでは神里兄妹を皮切りに、雷電将軍、八重、宵宮などの楽曲が披露された。
全体的に琴や三味線、管楽器などを用いたテンポの良い曲が多い印象だ。
▲【原神】ストーリーPV「雪晴れに綻ぶ椿」
▲【原神】キャラクター実戦紹介 神里綾人(CV:石田彰)「深き林に廻る流水」
▲【原神】キャラクター実戦紹介 雷電将軍(CV:沢城みゆき)「浄土裁断」
ゆったりとした曲調から徐々にテクノっぽいアップテンポへ。息が詰まるような緩急は稲妻の物語をどこか彷彿とさせる。
スメールパート。生コーラスに言葉を会場全体が息を呑む。
結論から言えば、スメールパートが本コンサートの目玉と言っても過言ではなかった。
その理由が、歌手パオロ氏のコーラスを含めた大迫力の演奏。
▲【原神】スメールOST2.0宣伝MV「三千娑界の御詠歌-ライブ編集版」
スカラマシュ戦のテーマとして記憶に残っている方も多いと思う本楽曲。ただし、ゲーム内で聴くのとは別物だ。コーラスの重厚感と稲妻のメロディラインが観客へ畳み掛けかける。
楽曲が終わった後は本日一番の拍手が会場を包んだ。いやー、やべー(語彙力の欠如)
もちろんスメールのキャラクターテーマ曲も演奏された。
▲【原神】エピソード ティナリ「意を尽くす手紙」
▲【原神】ストーリームービー「花神の舞」
ティナリやニィロウ、アルハイゼンなどのスメールらしい曲調が会場を異国へと誘う。
アンコールでフォンテーヌパートに
最後には現在実装されている正義の国フォンテーヌの楽曲が数曲演奏された。
フォンテーヌらしい爽やかでオリエンタルなメロディは聴いていて心が弾む。
▲あたたかな風を眺めて
▲衆の水の詩
日本でのフォンテーヌ楽曲の演奏は、次回のコンサートでメインとなるのだろうか。個人的に戦闘テーマなどが好みなので次回への期待が膨らむ。
終幕&感想
演奏が全て終了した際には、会場は止まらない拍手に包まれていた。海外だったらスタンディング・オベーション間違いなしだろう。
普段、音楽に疎い筆者だがこれだけは自信を持って言える。
原神ファンは100%感動できる素晴らしいイベントだ。
また、音楽だけではなく原神国内のイベントとしても貴重な場に思う。普段どんな人が原神をしているのか、普段どんなふうにプレイしているのかなど、来場者同士が語らい合う姿も見られた。(筆者はソロ参戦なので終始黙っていたが)
来年以降も日本で開催される機会があれば、ぜひ申し込みをしてオーケストラコンサートを楽しんでほしい。後悔をすることはまず無いだろう。