あらゆる種族が入り乱れる骨太タワーディフェンス『ウォッチャー・オブ・レルム』配信開始!【PR】
3月28日(木)、Shanghai Moonton Technologyがおくる『Watcher of Realms(ウォッチャー・オブ・レルム)』がiOS/Android/PCにて配信開始となった。
本作は30以上の種族と8つの勢力が織りなす「ティア大陸」を舞台にした、ハイファンタジーなタワーディフェンスRPG。
ゲームを彩るキャラクター・音楽・世界観と、ビジュアルの表現だけで、作品が持つ重厚感を感じ取れる一作品だ。
しかも、100名を超える登場キャラクター全てが緻密な3Dグラフィックで表現されている。
複雑に絡まったユニット配置が一見難しそうに感じられるものの、見た目とは裏腹に遊びやすい作品だったりする。本稿ではそんな期待の戦略ゲームについてご紹介していきたい。
※本記事はShanghai Moonton Technology Co., Ltdの提供によりお届けしています
魅力①RPGライクな戦略性が光るバトル
『ウォッチャー・オブ・レルム』では、主に8つの勢力と100人以上のキャラクターたちが登場しており、プレイヤーはそんな彼らをチーム編成してステージ攻略に臨む。
早速試遊用のアカウントで、メインモード【キャンペーン】からいくつかのステージにチャレンジしてみた。ここではバトルシステムの流れとその特徴について追ってみたい。
挑戦するモードごとに条件はあれど、バトルでは5人+2チームで編成を組むのが基本だ。
このとき、チーム内に勢力のリーダー格を編成して同じ勢力同士で固めると、戦闘中にステータス上昇や追加攻撃付与、シールド増加といった特殊効果などが得られる【ロードスキル】が作用する。
このロードスキルの仕組みを噛み砕いて例えるならば、“同シリーズの防具を装備して強力なシナジー効果が発動する”といった、他作品で見られる装備システムなどに近い。そのためチーム編成を同じ勢力で揃えるメリットは大きいのだ。
もちろん、お気に入りのユニットだけでチームを編成しても問題は無い。その場合は勢力がバラけやすくなるので、先述したバフ効果の恩恵も得にくい。戦略的な采配に自信があれば、敢えて縛ってみるのも一興ではある。
バトルをスタートさせるとゲートから敵が出現し始め、次々とクリスタルへ侵攻を始める。プレイヤーはクリスタルが破壊されないよう、ユニットを配置していくのだが、どこでも自由に置ける...というワケではない。
本作では、ユニットのクラスごとに配置場所が2種類に区分されており、その中でポジションを考える必要がある。よって、ユニットの強みから役割を意識した配置が特に重要。
具体的には「敵のルート進行上」と「ルート外縁部分」に分かれる。多くのタワーディフェンス作品がどちらか一方を採用している中で、本作はその両方である。
つまり、ユニット配置のしやすさよりも布陣の自由度が高いという特徴を持つ。バランスを考えた編成だったり、壁役だらけの編成だったりと、プレイヤー工夫が活かしやすい印象だ。
また、バトル中はユニットごとにそれぞれのスキルを使用可能。強力なものほど後半まで取っておき、敵の攻勢が激しいタイミングで活用できると、策がハマった感じがして気持ちいい。
システムそのものは比較的シンプルで理解しやすいが、“役割分担を前提としたRPGライクな戦略性”が重視されている。戦略ゲームらしい手応えは十分だと思う。
魅力②多彩な種族のキャラが多数登場!
『ウォッチャー・オブ・レルム』では、多種多様な種族とキャラクターたちが登場している。
そのどれもが高精細な3Dモデルで造形され、キャラクターを入手したプレイヤーの所有欲が満たされるクオリティ。
ゲーム中は見下ろし視点なので、そこまで3Dモデルに注視するタイミングはないのだが、一人ひとりの表情やモーション、エフェクトなど、全体的にかなりこだわって作られている。
プレイアブルキャラクター全ての3Dモデルがこのクオリティであるため、仮にPCで遊んでも見劣りすることはまずないはずだ。
今回プレイしている中で、特に気に入ったのが登場する種族の多彩さだ。人間からウェアウルフ、リザードマンにドワーフ、ドライアドにヴァンパイアまで、実にファンタジー世界らしいケレン味に溢れているといっていいだろう。
勢力ごとにその特色が反映されたデザインも見ていてワクワクできる。遊んでいるとき、見た目だけで直感的に「ああ、このキャラは多分あそこの勢力だろうな...」と思ったら、実際にその通りであるケースは多かった。
また、あまり触れてこなかったが、作中を彩るBGMに関しても耳に残りやすいメロディが多い。
とりわけホーム画面で流れている楽曲は、落ち着きがあるものの、なんとなく口ずさみたくなるキャッチーさがある。無論、バトルBGMも荘厳さがありとてもカッコいいので、ゲーム中は楽曲にも耳を傾けてほしい。
さて、ここからは作中に登場する勢力にて、重要な役割を担うキャラクターたちを簡単に紹介しておこう。
キングハルツ
ブラックラスト砦の忍耐強い統治者であり、北国の正義の星。大地を覆う氷のように強靭なハルツは、その息が凍り付くまで民を守り続ける。
「人は、氷のように冷静な意思を持たねばならぬ。だが、心を凍らせてはならぬ。」
ハザート
最も信じていたものに裏切られた復讐の女王。冥界の冷酷な意思の化身である。その黄金の仮面を目にすることは、終焉を意味する。
「死はお前への罰の始まりに過ぎない!」
エロウィン
神秘の森の奥深くで芽吹いたエロウィンは、その手で仲間を癒す。彼女の枝の下に迎えてもらえれば、もう安全だ。
「どんなに小さな苗木でも、必ず大きく育ちます。」
カリプソ
深海のセイレーンであるカリプソは、海で最も恐ろしいマークスマンだ。王家の血が流れている彼女は、未知の存在の力を呼び起こす。
「海がティアを飲み込むとき、私は待っている…。」
ツインフィーンド
ツインフィーンドと呼ばれている悪魔の兄弟は、世界を火に包むことを目論んでいる。飽くなき破壊への欲求により、その悪名は広まり続けている。
「お前が倍苦しめば、俺たちは倍喜ぶ!」
モリガン
名高きノードシャイア墓地のレヴナント。この黒炎の魔女は、禁じられた邪悪な魔法を敵に使う。彼女が不死である理由は謎に包まれている。
「聞こえるか?ヴォイドの呼ぶ声が。」
レグルス
伝説によれば、レグルスは獅子と人間の両方の魂を持ち、弱き人々を守ることに生涯を捧げているという。夜明けの盾が息を引き取る時、希望が勝利する。
「聞こえるか?ヴォイドの呼ぶ声が。」
アジャックス
アジャックスはかつてブラックラスト砦の騎士であり、ドラゴンに乗り空を支配する謎多き男だったという。 彼が嵐を呼ぶ時、敵は空から目を離してはならない。
「俺を恐れるか?ハッ。ドラゴンには牙があるだろう。」
魅力③ボスバトルや変わったPvP要素も
ゲームではティア大陸での冒険に迫ったステージ攻略のキャンペーン以外にも、大型ボスとのバトルやレイドコンテンツなどが多数登場している。
その内の一つ【レイドボス】では、ギルドメンバーたちと強力して巨大なドラゴンを相手取ることに。戦いに参加してどれだけドラゴンに痛手を与えたかで、貰える報酬が変化する。“守る”のではなく“攻める”という、キャンペーンとはやや毛色が違うコンテンツとなっている。
迫り来る軍勢を迎え撃つ【タイド】では、通常のステージと異なって大量の敵が押し寄せてくる。ウェーブ数を生き抜くというモードだが、こちらもレイドボスと異なる変わった趣向の遊びである。
どこまでウェーブ数を伸ばしたか、ランキングをほかのプレイヤーと競い合える上に豪華報酬も用意されていた。ここでは【タイドタレント】と呼ばれるモード限定の専用スキルを獲得することで、より戦いを進めやすくなっている。
触れてきた中でユニークだと感じたのが、非同期型のPvP【アリーナ】だ。タワーディフェンスのPvP要素と聞いてパッとイメージが湧かなかったのだが、てっきり前述したレイドボスのようにキャラクター同士が殴り合うものと考えていた。
しかしいざ蓋を開けてみると、そのルールは“どちらが先に敵を倒し切れるか?”と、シンプルな競い合いとなってる。
自チーム、相手チームでエリアが2分され、真ん中には禍々しい姿の審判。出現する敵を先に倒し切ると、そのラウンドは勝利扱いとなり、審判が敗北チームの拠点を攻撃し始める。
攻撃されているチームは急いで残りの敵を掃討しなければならず、拠点のHPがゼロになると試合終了で敗北...といった具合である。対戦は対戦でも相手はゴーストな上にちょっとパーティゲームのような雰囲気。あまり気を負わずに楽しめそうだった。
緻密に作り込まれた物語のような厚みのある世界観に飛び込もう
ファンタジーを題材にしたモバイルゲーム作品は無数に現存しているが、小説・映画ほど重厚な世界観を持つ作品は少ない。
そういった意味で『ウォッチャー・オブ・レルム』は、まさしく少数派に属するタイトルだ。「実は原作小説とかあるんじゃないの?」と、感じずにはいられないほど、一人ひとりのキャラクターに詳細なバックボーンが割り当てられ、プレイヤーの妄想が捗る。
そんな本作は、スマートフォン&PC間でのクロスプラットフォームに対応している。スマートフォンでもプレイしても良いし、パソコンでなら作業のスキマ時間にステージを進める...といった遊び方も。
また、配信時点では事前登録者数200万人を達成しており、15連ガチャが含まれる事前登録特典がプレゼント中だ。ぜひ、『ウォッチャー・オブ・レルム』をプレイして、タワーディフェンスの醍醐味と異種族間が織りなす不思議な旅路を体験していただけたらと思う。
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GameWith編集者情報
東京都福生市生まれのゲームライター。お酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質なおじさんです。なぜかアニメ雑誌でHoYoverse作品を紹介している人。 【活動媒体】 GameWith/インサイド/GAME Watch/月刊アニメディア/App Media/Game*Spark/ GameBusiness |