
『オルタナヴェルト -青の祓魔師 外伝-(オルエク)』は、2025年6月25日にリリースを予定しているアニプレックスが贈るスマホ/Windowsを対象とした3DアクションRPG。
『青の祓魔師(エクソシスト)』は、2009年よりジャンプSQ.(ジャンプスクエア)にて連載されている漫画作品だ。2023年9月までの累計発行部数が2,500万部を突破するほか、2011年にはアニメ化、2025年1月にも「終夜篇」が放映されるなど、根強い人気を誇っている。
本記事では、そんな同作の外伝的物語を描く『オルタナヴェルト -青の祓魔師 外伝-』を先行プレイする機会をいただいたのでプレイレポートをお届けする。
キャラメイクであなたも祓魔師の仲間入り

本作および「青の祓魔師」の世界は、人間の住む物質界(アッシャー)と、悪魔の住む虚無界(ゲヘナ)の2つの次元に分かれている。本来は干渉すらできないはずだが、悪魔は物質界のあらゆる物質に憑依し、人々を襲う。そんな悪魔たちを祓魔する「祓魔師(エクソシスト)」が物語の中心となる。
祓魔師は祓魔だけでなく、悪魔が関わる災害やテロ活動の抑止、地域住民の悩み相談など、警察官のような役割から、忘れられた祠へのお供え、祓魔師支援アプリ「ユビ」のデバッグなども行う。

舞台となるのは、正十字騎士團日本支部を擁する「正十字学園町」だ。プレイヤーは新たに設立された「特立捜査係」のリーダーであり、祓魔師として暮らしていくことになる。

物語は完全オリジナルで、日本支部長メフィスト・フェレスの私的コレクションである悪魔憑き物件「百彩楼閣」に突如として火の手があがるところから始まる。プレイヤーは祓魔師のひとりとして調査任務に就いていたが、逃げ遅れてしまう。

その後、奥村燐や奥村雪男、霧隠シュラといった原作おなじみのキャラクターたちに助けられ、建物からの脱出を目指す。すると、謎めいた女性祓魔師を見かける。彼女も逃げ遅れたのかもしれない……と救助しようとすると、巨大な悪魔・火竜が主人公たちの前に立ちはだかる。

この事件以降、特殊な悪魔となる「花紋の悪魔」が目撃されるようになる。プレイヤーは、この悪魔を調査しつつ、特立捜査係リーダーとしてメンバーを増やしながら「百彩楼閣」炎上の謎に迫っていく。

本作にはキャラクターメイキング機能があり、目や髪型、メイクやアクセサリーなどの種類や色をカスタマイズできる。名前も自由に決められるので、自分だけのキャラクターを作成して祓魔師に仲間入りすることが可能だ。どのように作っても基本的に本作の世界に馴染むデザインになるため、原作の世界で新たな物語が紡がれるという体験がより没入感のあるものになっている。
作り込まれた町の探索とバトルが本格的で面白い!
本作のゲームジャンルは、3DアクションRPGだ。本格的なフィールドをバーチャルスティックで探索し、さまざまなイベントを楽しみながら、敵が現れたら戦闘を行う。

戦闘は簡単操作でありながら本格的で、通常攻撃と長押しの重撃に加え、強力なアクティブスキルやジャンプ・回避などがある。操作自体は難しくないが、敵の攻撃モーションを見て避けたり、攻撃に合わせてジャスト回避したりと、本格的な駆け引きが楽しめるようになっている。
プレイアブルキャラはプレイヤーが作ったキャラクターだけでなく、原作おなじみのキャラクターたちや、本作オリジナルの魅力的なキャラクターなどを切り替えて使用できる。どのキャラクターでも基本操作は同じなので、状況にあわせて好きなキャラで遊ぶと楽しそうだ。

敵のHPの下にはゲージがあり、攻撃を続けて満タンにすることで「BREAK」状態になる。この状態になるとダメージが増加するので、一気に攻撃を叩き込むチャンスだ。

また、キャラクターはそれぞれ「奥義」と呼ばれる必殺技を持っており、これを使用するとカッコいい演出と共に超強力な技を繰り出す。こうしたアクションを使い分けながら戦うのが楽しい。
他にも探索パートも見どころだ。舞台の正十字学園町はしっかりと作り込まれており、時折現れる非常に弱い悪魔を祓ったり、寮の周りを探索したりと、祓魔師としてのロールプレイ的な生活を楽しめるようになっている。収集要素である宝箱などが、ところどころに配置されており町を眺めながら探索するのが楽しそうだ。
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