
心のダンジョンを冒険するRPG『ペルソナ5X』【PR】
ゆ、揺れる!揺れるぞおぉぉぉ
『ペルソナ』シリーズファンとしては半信半疑でプレイを開始した『ペルソナ5: The Phantom X(P5X)』。『ペルソナ5』シリーズは2023年12月時点で全世界累計1000万本を突破した人気シリーズであり、「スマホ版、だ、と?」という気持ちでプレイし始めたのは本音だ。
しかしながら、いい意味で予想を裏切るかなりの良作!
シリーズを踏襲したUI/UXデザインに加え、『ペルソナ』シリーズの世界観にしっかりとハマったシステム、新キャラに加え、歴代シリーズの仲間たちが登場、などなど。随所にシリーズ最新作としての意気込みを感じる。
シリーズファンとして、魅力を書き始めたらキリが無くなるので、今回は『P5X』の「キャラクター」にフォーカスしてプレイレビューをお届けしよう。
※本記事は株式会社セガの提供によりお届けしています。


『P5X』の世界観

未プレイの人向けに『P5X』の世界観を説明しておこう。『P5X』は『ペルソナ5』の世界観を共有し、渋谷や下北沢、雑司が谷などの東京の街を中心にストーリーが展開。





本編とは別のオリジナルストーリーでは『ペルソナ5』の「心の怪盗団」が登場して活躍するコンテンツもあり、『P5X』の怪盗団とクロスオーバーする。

「メメントス」や「パレス」、「ベルベットルーム」などお馴染みの異世界・異空間が登場。異形の敵「シャドウ」を打ち倒すため「ペルソナ」の力で道を切り開いていく。
登場キャラクター
『P5X』の怪盗団の仲間たちも異世界で「覚醒」しペルソナ能力を手にするわけだが、8/4時点で公開されているストーリー2章までで仲間は4人となっている。

▲主人公(ワンダー)

▲ルフェル

▲新井素羽(クローザー)

▲加納駿(ソイ)
『P5X』に感動を覚えたのがここから。ストーリー上の仲間だけではなく、異世界で共に戦う仲間が認知の存在「怪ドル」として登場する。
主人公が日常生活で出会う人達が、「怪盗団」の仲間ではなくともシャドウに共に立ち向かってくれるのだ。

▲リン

▲モント

▲ユキ

▲リオン

▲ジョーカー

▲モナ

▲パンサー

▲スカル
主人公と何らかの繋がりがあれば戦闘メンバーとして協力してくれるので、『ペルソナ』シリーズに登場した過去作のキャラクターも違和感無く登場してくれることに期待が持てるのだ。
※実際先行している中国アジア版では『ペルソナ5』以外のナンバリングからも参加している模様。

あなたの推しキャラは?私はパペット

『P5X』のキャラは星4~5のキャラが登場するのだが、8/4時点では新たに追加された「新島真」を含めて、22キャラが実装されている。
しっかり育てればどのキャラでも活躍の場があり、(『ペルソナ』シリーズはバフ・デバフ、属性相性がステータスよりもかなり重要)エンドコンテンツの攻略には計画的な育成が必要になってくる。
逆に言ってしまえば、推しキャラを成長させて極めれば、(相性が悪すぎる相手以外には)ずっと活躍の場が与えられるのだ。
佐原海夕(パペット)の魅力

前置きは長くなったが、筆者の推しは「佐原海夕」(コードネーム:パペット)である。
お嬢様である彼女は、親からの強要から逃れ、16歳ながらに一人で生きていくことを決意し、パフォーマーとして過ごしている。
おっとりしていそうな見た目や振る舞いに反して、行動力や芯の強さがある美少女。


うん。文句なくかわいい。それに尽きる。
冒頭で取り乱したが、サポートキャラの彼女は性能面でも味方を守るスキルとマッチした、天使のような母性を感じる。


これ以上語るとただの気持ち悪いおじさんになってしまうので、控えておこう。
あなたの推しキャラを回答してみよう
キャラクターの性能からお気に入りを見つけたっていい
『P5X』は歴代シリーズのキャラに加え、数多くのキャラクターが登場するわけだが、その中で一番を決めるのが難しい。といった方も多いだろう。
主人公を除き、毎戦闘欠かせないキャラクター=お気に入りとなるのは自然だ。
本作は、キャラクターごとに得意な攻撃属性が決まっており、どのキャラクターにも活躍の場があるが、スキルなどはかなりユニークなものも多いので、使ってみて強くて楽しいキャラを探してみよう。

『ペルソナ5』の主人公である「ジョーカー」をはじめ、7月24日に追加された「フォックス」や8月4日に追加された「新島真」などがかなり強力だ。



中国アジア版と日欧米版で性能に差はある?
そんな『ペルソナ』愛が認められ?8月4日のアップデートに先駆けて、株式会社セガよりアップデートの最新情報を提供いただいた。
注目すべき点は、中国アジア版のリリース時と比較して日欧米版には固有の調整が多数入っていることだ。
中国アジア版は1年ほど先行版としてリリースされているが、そのリリース時の内容と比べると、日欧米版リリース時にはほぼ全キャラクターが調整されていたのだ。
先行版ではリリース後の1年の間に、性能差を埋めるための上方修正が行われているが、それが全て反映されているのに加えて、さらに日本欧米版での登場にあわせて上方修正が行われているようだ。
※そのため、先行版の評価を参照にしても当てにならない可能性が高い。
調整の方向性は?
先行版でのキャラクター使用率や戦闘データからFBを受けてかなりの調整が加わるようだ。
調整はすべて、キャラクター間の格差が少なくなるような調整になっており、これにより先行版のTier表では判断できなくなるので、実際に使用してみて使用感を掴むしか無いと感じている。
キャラ実装時には、各キャラクターのお試しプレイがイベント戦闘で楽しめるので、使い方やキャラの特徴を掴むのに利用しよう。
実際の調整内容
NEW 新島真(クイーン)

スキル1 『制裁ドリフト』 | <新効果を追加> 5回の各攻撃で対象にランダムな属性異常を付与する(付与されていないものを優先) |
---|---|
スキル2 『生徒会長の手腕』 | <調整前> 「我慢」の獲得数は2、自身の攻撃力アップ効果は1ターン <調整後> 「我慢」の獲得数が3に増加、自身の攻撃力アップ効果が2ターンに延長 |
ハイライト | <調整前> スキルLv.10の場合、攻撃力は390.4% <調整後> 威力が約20%アップ スキルLv.10の場合、攻撃力が468.5%に増加 |
意識0 | <調整前> スキル攻撃時に攻撃対象の属性異常の数に応じて「我慢」を獲得する効果 <調整後> ターン終了時、敵に付与されている属性異常の数に応じて「我慢」を獲得する(ターン0中に倒された敵も対象) |
意識1 | <新効果を追加> 「ブチ切れ」状態時、与ダメージ+35% |
▲新島真_クイーン_スキル2攻撃UP中スキル3
▲新島真_クイーン_ハイライト属性異常付き
新島真は、属性異常の付与に加え、敵に付与された属性異常の数に応じたバフ効果の獲得という強力な能力には要注目だ。
元々単体火力アタッカーとして優秀だったにもかかわらず、ダメージアップに必要な状態異常を自分で付与できるようになったことで、単独での攻撃性能があがりパーティー編成に幅が生まれている。
かつ特徴である「我慢」して解放させるギミックが強化されているため、特徴もより強みとしてわかりやすくなった。
喜多川祐介(フォックス)

スキル3『審美眼』 | 全体反撃の威力 <調整前> スキルLv.10の場合、攻撃力は58.56%アップ <調整後> 全体反撃の威力アップ量が約30%アップ スキルLv.10の場合、攻撃力が78.1%アップ |
---|---|
意識0 | <調整前> 反撃の威力が防御力の66% <調整後> 反撃の威力が防御力の88% |
意識6 | <調整前> 反撃の威力が防御力の70% <調整後> 反撃の威力が防御力の90% |
カウンター火力が補強され、タンクアタッカーとしてより特徴が磨かれている。
YUI(ブイ)

ハイライト | <調整前> 味方がスキルで敵にダメージを与えた時の追撃発生効果のターン数が1ターン継続 <調整後> 味方がスキルで敵にダメージを与えた時の追撃発生効果のターン数が2ターン継続 |
---|
ハイライトの確定追撃ターンが伸びているので、安定性が上昇!スコアアタックでも安定した強さを発揮しやすくなった。
日欧米版は編成の幅が広い?
性能差をまとめたが、中国アジア版(先行版)のキャラクター登場時と比較して各キャラの性能がかなり底上げされている印象だ。
キャラ格差の是正が期待でき、幅広い編成が考えられるようになるかもしれない。
推し(最強)キャラと共にエンドコンテンツに挑め!
『P5X』には、ストーリーモードに加え数多くのコンテンツが用意されている。
期間限定のイベントもあるが、手応え抜群の常設エンドコンテンツなどはキャラの育成に加え、編成や戦略をしっかりと準備しなければ一瞬で全滅してしまう。





▲ベルベットルームの試練

▲心の海の試練

▲渇望メトロライン

▲閼兇夢の扉
最大LV.85のボスが待ち受けていたり、スコアを競うモードやメメントス(ダンジョン)の探索を行ったりとボリュームが満点。
強敵を打ち倒すためには、敵の特性をしっかりと見極め、仲間キャラクターのスキルや属性相性、攻撃と防御を最大化するパーティ編成を組んで挑む必要がある。
もちろんマイペースに遊ぶこともできるので、推しキャラ共に『P5X』を楽しんでいただきたい。

©Perfect World Adapted from Persona5 ©ATLUS. ©SEGA.
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