City Eye
街中の市民をカメラで監視するディストピアシミュレーション!
SIG Publishingから発売のPC対応ゲームソフト『City Eye』は、街中の市民を監視カメラで管理していくディストピアシミュレーション。
プレイヤーは、都市部の治安を管理する中央管理システムのオペレーターとなり、街中をカメラで監視する。事件を見つけたら、ただちに警察や消防といった政府機関に連絡していくことになる。
街中ではひっきりなしに事件が発生するため、事前にマップの犯罪発生率を確認し予測しておくなど対策が必要。マルチタスクを処理していく楽しみがある作品だ。
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『City Eye』の魅力は?
街中の事件をさばくパズルのような仕上がり
街中で発生する事件を監視カメラで発見し、公共機関へ連絡するといった流れが基本となる本作。警察、消防、救急と発生している事件に応じて、呼ぶ必要のある機関は当然異なる。
街は常に稼働し続けているため、監視業務中に休みはない。駐車禁止といった軽犯罪から、交通事故による火災、けが人の発生、ときには強盗などさまざまな事件が休む間もなくやってくる。
たださばくだけだとそのうち追いつかなくなってしまうが、マップで犯罪発生率をチェックしたり、監視カメラを強化することで1つ1つの探知範囲を広げたりと対策が可能。
この地区は既に犯罪発生率が高いのでカメラを増強、低い地区は一旦後回し……といったパズルのような感覚で楽しむことができるだろう。
ディストピア世界の気苦労もうかがえる世界観
そもそも、事件が発生したら市民が通報してくるのでは……? と思われるかもしれないが、本作は中央管理システムにより厳格に管理された世界。
つまり、中央管理システムが検知しない限り、市民は事件を見て見ぬふりし続ける。全ての事件をオペレーターであるプレイヤーが見つける必要があるのはこのためのようだ。
銃を突き付けられ怯えている市民がいようと、倒れている市民がいようと他の市民は平然と過ぎ去っていく。また、こちらから要請を出さない限りは警察などの機関も動いてくれない。
「厳格に管理された監視社会」という設定はディストピアものではお馴染みの物だが、実際の体制側にはこのような気苦労が……というちょっと不思議な体験ができるのも本作の魅力だろう。
City Eye
『City Eye』の基本情報
ゲームジャンル | シミュレーション |
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プレイ人数 | 1人 |
価格 | 1,010円(税込) |
プラットフォーム | Steam |
リリース日 | 2022年8月12日 |
会社 | SIG Publishing |
City Eye
GameWith編集者情報
幼少期に難病を患うも、ゲームを心の支えとして完治。その後、竹馬の友のごとく歩んできたゲームへの恩返しとしてゲームライターに。 「パワプロ」シリーズで野球の楽しさを知り、「逆転裁判」シリーズで法律の勉強を志すなど、ほぼ全てでゲームの影響を受けながら人生を歩んでいます。 あらゆるゲームの楽しさを伝えたいので、ジャンル問わず幅広くプレイしています。特に「ポケモン」「FE」「世界樹の迷宮」といったシミュレーション・RPG系が好み。 |