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期待の新作がついに登場。そのポテンシャルやいかに?
505 Gamesは1月17日、レーシング・シミュレーション『Assetto Corsa EVO(アセットコルサ・エヴォ)』のアーリーアクセスを、Steamで開始した。
前作の『Assetto Corsa Competizione(アセットコルサ・コンペテツィオーネ)』から約6年。今でも高い人気を誇るシリーズの最新作の登場に、ファンは熱い期待を寄せている。
開発元であるイタリアのゲームデベロッパー、Kunos Simulazioniは公式サイトで「ゲームをいち早く体験してほしい」と意気込む。アーリーアクセスの最初期ながら本作は、そのポテンシャルの高さをビシバシと放ちまくっているのだ。
そんなレースゲームの新時代の幕開けを予感させる本作。全力で楽しむなら「いま」しかないじゃない!!正式リリースまでアクセル全開で、一緒に盛り上げて行きたいタイトルの筆頭だ。
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Assetto Corsa EVO
ファンと成長を共にしたACシリーズとは
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ファンコミュニティを中心に絶大な人気を獲得した初代『Assetto Corsa』。PCに加えコンシューマやモバイルまで幅広く展開している。
『Assetto Corsa(以下AC)』シリーズは、レーザースキャンを用いた高精細なコース再現と物理演算を用いてシミュレートしまくった「挙動」が最大の特徴だ。実車さながらのリアルなドライビング体験を提供する、最強のレーシング・シミュレーションの一つだ。
リアルさを売りにしたレースゲームは珍しくない。しかし、ACシリーズはその中でも頭ひとつどころか、キリンくらいズバ抜けて飛び抜けている。その理由のひとつは、ドライバーに合わせたゲーム体験を自由にカスタムできること。同じ車でもアシスト機能マシマシの「ポニー」から、ピーキーな「暴れ馬」まで、自在に調整できる。
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収録車種は約20車と物足りないが、アップデートで随時更新し、正式リリース時には100車種程度を用意する。
ハンドルコントローラーなどのさまざまなレースゲーム機器に対応し、トリプルモニター、VRの導入などKunosのサポートは手厚い。初代の発売から約8年が経ったいまでもなお、コミュニティで盛り上がりを見せるオンリーワンのタイトルなのだ。
そして、満を持して登場した今作「EVO」は、ファンの想像をはるかに超えた、新時代の到来を予感させるタイトルに仕上がっている。
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Assetto Corsa EVO
「リアリズムを再定義する」意欲的な最新作
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足回りの進化がすさまじい。タイヤのたわみやサスペンションの粘りが「手触りとして」体感できる。
バージョン0.1.5現在、実装されている車種はAbarth695やGR86など約20種類。実在する5つのサーキットが用意されている(鈴鹿が入っているのがニクイ)。ゲームモードはシングルとイベントの2種類。シングルにはさらにプラクティスとクイックレースの2つのモードがある。
本作最大の特徴である車両の挙動はさらにブラッシュアップされ、前作と比べても、別次元のリアルな挙動を実現している。
プレイヤーの技量で車両のエンジンパワーを押さえつけ、トラクションコントロールで鉄の塊を制御する楽しさが、これでもかと言わんばかりにギュッと詰め込まれている。
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細かなディテールまで作りこまれた車両。あんなところやこんなところをパカパカ開けて、中をじろじろ見れちゃうのだ!
主にゲームパッドでプレイした筆者でさえ、コントローラー越しに操っている感が伝わってきて、控えめに言って「最高」なのだ。車の運転が好きな人には、ドンピシャでぶっ刺さるタイトルなのは間違いない。
正直まだまだやれることは少ない。なのになんだろう、コースを適当に走っているだけでめちゃくちゃ楽しいのだ。
Kunosは公式サイトで「リアリズムを再定義する」とぶち上げる。いやこれ、全然誇大広告じゃなくて割とマジっすよ。システムの根幹を「挙動」というシンプルなワードに集約した結果、とんでもない懐の深さを垣間見せているのだ。
正式リリース後に、レースゲームの勢力図を刷新する可能性さえありうる。なぜって?だってさ……これをオープンワールドにするっつってんだよ!?
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Assetto Corsa EVO
世界中が歓喜に包まれる。1600平方キロの広大なオープンワールド
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今夏に導入が予定されているオープンワールドのアナウンス(Kunos公式サイトより)。カーライフ周辺のシステムの強化がうかがえる。
Kunosは2024年12月、「ニュルブルクリンク周辺の、ドイツ・アイフェル地方を忠実に再現したオープンワールドを導入する」と発表した。
一部エリアを2025年夏から実装し、徐々に拡張。正式リリース時には1600平方キロメートルにも及ぶ広大なオープンワールドへ発展する計画だ。
マップでは地元の企業と交流しながら、レンタカーの利用や市販のアップグレードパーツを使ったカスタマイズなど、豊富なアクティビティでユーザーの心を鷲掴みにする。
Kunosは公式サイトで、レンタカー会社やパーツショップ、自動車関連ビジネスの「リアル」事業者に対し、「ゲーム内に登場するかもしれない」と参加を募っている。より現実に即したオープンワールドが登場しそうだ。
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天候や時間の変化がプレイに直接影響する。路面は刻々と変化し、それに応じた走りが求められる。
アーリーアクセスで余計な装飾の一切を棚に上げて、面白さのキモである、車両の挙動だけを全力で伝えに来る姿勢には好感が持てる。なぜなら根幹となるシミュレーションを軸に、さまざまなシステムの実装をプレイヤーに想像させてくれるからだ。
オープンワールドもその一端だが、オンラインやDLC、ユーザーコミュニティなど、本作の外堀を埋めるさまざまな展開に期待が膨らむ。
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Assetto Corsa EVO
なかなかの重量級ゲームだが、正式リリースに向けて最適化の余地を残す
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筆者の環境だと4Kで60FPSベタ付きは厳しい。可能であればハイエンド機を用意したいところだ。
計画されているオープンワールド展開を考慮してか、本作の環境グラフィックは控えめな印象を受ける。一方で車両はバッチリ作りこまれていて、ワイパーを動かしたり、ドアを開閉させたりといったインタラクションが楽しい。
とはいえ現状では、なかなかの重量級ゲームだ。筆者は、CPU=Ryzen7 7700(無印)、GPU=RTX-4070(無印)、メモリー=32gの構成を、シングルモニターの環境でプレイした。4K解像度で60FPSベタ付きを安定して維持するには、デフォルト設定で「ロー」にしなければならなかった。
解像度を落とすと「ウルトラ」でも安定したため、こだわりがなければWQHDでのプレイがおすすめだ。ここは純粋に今後の最適化に期待したい。
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Assetto Corsa EVO
EVO(進化)はまだ始まったばかり。アクセル全開で追いつこう!
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*レース画像
アーリーアクセスは正式リリースをみんなで盛り上げる前夜祭みたいなもの。あの神作が「最初はこうだったんだぜ」と、後でドヤ顔で話すのもまた楽しい。シフトアップするチャンスは「いま」でしょ。
前作はMODコミュニティが大盛況だったから、今作は公式でSteam workshopとかに対応してくれると完璧なんだけどなぁ。
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Assetto Corsa EVO
その他の新作ゲームもチェック!
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Assetto Corsa EVO
『Assetto Corsa EVO』とは
![『Assetto Corsa EVO』とは](https://img.gamewith.jp/assets/images/common/transparent1px.png)
『Assetto Corsa EVO(アセット・コルサ・エヴォ)』は、リアルさを追求したレーシングシミュレーションゲーム。モータースポーツの歴史に名を遺した数々のマシンが登場する。
レーザースキャン技術でデータ化された多種多様な車両を、サーキット場で走らせることができる。
発売日など基本情報
発売日 |
2025年1月17日 |
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会社 |
505 Games |
ジャンル | レース |
対応ハード | PC |
価格 |
PC : 4,500円(税抜)
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公式HP | |
公式Twitter |
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Assetto Corsa EVO
GameWith編集者情報
![ふじのプロフィール](https://img.gamewith.jp/img/da3450c49b6c95d9b1b007e389a250b4.png)
3歳の時に『クラッシュ・バンディクー3』をプレイしゲームに目覚める。好きなゲームジャンルはFPSやTPS、音ゲー等々。「DQ」や「FF」、「ペルソナ」シリーズをまた一からプレイするために限られた時間と格闘中。 アメコミ映画が好きすぎて蜘蛛に噛まれたら自分の手首から糸が出ると思っているが、一向にそれらしい蜘蛛が現れない...。 |
今後発売の注目作をピックアップ!
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9,000円(税込) 2
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ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~
8,800円(税抜) 3
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6,300円(税抜)