Crazy Goat Gamesから発売中のPC対応ソフト『Worshippers of Cthulhu』は、クトゥルフ神話をモチーフにした都市開発シミュレーションゲームです。
主人公は邪神クトゥルフを崇拝する人々のリーダーとして、信奉者たちの集まるカルト集団を率います。プレイ内容をひとことで言えば「街づくり」と穏やかそうではありますが、目的は人類を滅ぼすというクトゥルフを目覚めさせることです。
そのプレイ内容は、資源の管理や人々(この場合は信者)のニーズに応えたり、居住地を開拓して建物やモニュメントを築くなど、一般的な都市開発ゲームそのものです。ただ、本作を際立たせているのは、様々なエルドリッチ神(超常的な存在)に対処を迫られる上に、カルトの狂信やクトゥルフの忍耐を管理しなければならないことです。
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崇拝者たちは貴重な労働力、生贄にもできる
崇拝者たちは単なる労働力としてこき使えるほか、中には専門分野を持つ者もいて、道具の整備や衣類の生産など各分野で効率的に仕事をしてくれます。その専門分野を変更し、学ばせたい作業に適したシンボルを描くなど、経営者として配置転換をしたり現場教育をする必要もあります。
信者のもう1つの使い道は、生贄です。エルドリッチの神々を喜ばせ、好感度を上げて祝福を受けるためには、子羊を送り込むことになります。そうして「ダゴン」などクトゥルフに並ぶ存在を召喚し、貴重な知識や有難い恵みを授かりましょう。
人材の調達は募集広告を出すわけにもいかないので、崇拝者でない人たちをさらったり、外部から調査に来た人間を捕まえて洗脳するなど、ちょっとユニークな方法を使います。
そうして集めた崇拝者たちも、選択の結果によっては狂信度が下がったり、時には失うこともあります。とはいえ、狂信度が下がったら下がったで、労働力としても活用でき、生贄にもささげられるので、あまりデメリットはありません。
アーリーアクセス版ながら充実のボリューム
テーマは狂気そのものですが、序盤のゲームはステップごとに進められ、しっかりとガイドしてくれる親切設計です。生贄の祭壇や島の不気味なビジュアルも素晴らしく、クトゥルフ神話にぴったりです。
まだアーリーアクセス版だけに、今後さらに新たな章が追加されることも期待できます。第1章や第2章だけでも十分な歯ごたえがあり、じっくりと末永く邪神様と付き合えることになりそうです。
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発売日など基本情報
発売日 |
2024年10月21日 |
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会社 |
Crazy Goat Games |
ジャンル | シミュレーション |
対応ハード | PC |
価格 |
PC : 2,545円(税抜)
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公式HP |
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