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東京ゲームショウに集英社が初出展!少年ジャンプの『ルリドラゴン』作家を起用した『ハテナの塔 -The Tower of Children-』をはじめ発売前の3作品を遊んできた!
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▲初出展となる集英社ゲームズ。いきなり大規模なブース展開。試遊台はもちろん、キャラクターデザイン画なども展示され、漫画でおなじみの集英社を感じさせる展示スタイル。
千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2022の模様をお届け。
今回がTGS初出展となる集英社ゲームズのブースでは、発表されたばかりのNetEase Gamesとの共同開発作『アンベイル ザ ワールド』のコーナーが来場者を出迎えてくれる。
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▲ブース内にはキャラクターデザインを手掛けた出水ぽすか(『約束のネバーランド』作画)氏のキャラクターデザイン画が惜しみなく展示。
試遊版が用意されているのは『ハテナの塔 -The Tower of Children-』『ONI - 空と風の哀歌』『SOULVARS』の3タイトル。早速試遊体験の様子をお届けしたい。
ジャンプ作家がキャラクターデザインを担当した、ローグライクADV『ハテナの塔 -The Tower of Children-』
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『ハテナの塔 -The Tower of Children-』は過酷な塔の上に暮らす子供たちが活躍するローグライクアドベンチャー。PC(Steam)版で2022年の発売を予定している。
TGSでは週刊少年ジャンプで『ルリドラゴン』を連載中の眞藤雅興先生がキャラクターデザイン&コンセプトアートを担当したことが発表された。
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▲試遊台以外にも制作ヒストリーなども展示。
試遊では1つのミッションを体験。今回の試遊版は「bitsummitに出展されていたバージョンとは若干変わっている」(集英社ゲームクリエイターズCAMPの西島さん談)とのこと。
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▲ゲームは全体的に温かみのある雰囲気で統一されている。
ゲームは塔を探索しながら途中の敵とのバトルを制していくというもの。
特徴的だったのはバトル。配られたカードからキャラクターの行動を選ぶターン制バトル。
こう書くとゆったりしたバトルを想像するかもしれないが、実際には攻撃タイミングに合わせて盾カードを使うジャストガードや、敵がスキを見せている間に攻撃、などやってみると「これアクションじゃね?」と感じるほどのテンポ感だった。
この程よいスピード感が癖になるバトルシステムはぜひ一度遊んでみてほしい。
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鬼としていざ桃太郎退治へ!『ONI - 空と風の哀歌』
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本作は鬼側の視点で桃太郎退治を目指す3Dアクション。
プレイして感じたのはアクションとしての完成度の高さ。鬼の戦士、空太のよちよちとした移動から、いきなり巨大な棍棒を振り回すといった細かい動きからダイナミック動きの流れが違和感なく作り込まれていた。
▲絵本のような世界観。色使いが淡い絵の具のようで見ていて心地よい。
また、途中からはパートナーとなるオバケのような精霊、風丸(かぜまる)と共闘することができる。
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▲風丸。可愛すぎる。
この2体を同時に操作して敵を倒していくアクションは本作ならでは。一瞬操作に迷うがすぐに覚えられる。
二人による「一心同体」なアクションは新感覚だった。
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▲巨大な敵は空太が攻撃。雑魚は風丸で対応と一心同体な独自のアクションバトル。
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アプリでストアランキング1位!ドット絵デッキビルドRPG『SOULVARS』がPC/コンソールでパワーアップ!
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『SOULVARS』はアプリ版がApp StoreとGoogle Playストアの有料RPGランキング最高1位獲得した人気のRPG。TGSで初プレイアブル出展された
今回、PC/コンソール版(ハードは未定)では集英社で活躍する宇佐崎しろ氏をキャラクターデザインに迎え、パワーアップしたバージョを製作中となる。
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▲奥深いデッキ構築。バトルはスピーディかつド派手な展開で爽快。
マップではアイテム回収や街の人々との会話などの探索、敵とのエンカウントがあるバトルがある。バトルではスピーディにデッキからカードを選び、敵を撃破していく。
ド派手なエフェクトの技が決まると爽快。また、爽快でありながらデッキビルドの奥深さも楽しめる、製品版が待ち遠しい作品だ。
リリースは2023年を予定している。
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▲現代が舞台のハードボイルドなストーリーとなっている。
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漫画編集者の過去をもつおっさんライター。ファミコンから現世代機まで幅広くプレイ。限定版の本体が出るたびに買ってしまうハード厨でもある。 |