本記事では「AR」とはそもそも何なのか、VRとの違いを紹介。GameWith編集部が選んだAR技術を使ったアプリゲームも紹介していく。
Toshi
「ARとは何か?」「VRとの違い」から、「AR」技術を使ったゲームまで一挙ご紹介!ぜひチェックしてみてください!
目次
最近よく聞く「AR」とは?
直近「VR(仮想現実)」と合わせてよく聞くことのある「AR」。
本記事ではそもそも「AR」がどんなものなのか、「VRとの違い」「どんな実用例があるのか」をまとめてご紹介していく。
そもそも「AR」とは何の略?
「AR」は「Augmented Reality」の略称。日本語に直訳すると「拡張現実」という意味になる。
基本的には、現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示させる技術を指す言葉で、「AR機能」としてカメラ機能を使ったアプリやゲームに使われることが多い。
「AR」はどんな技術?
「AR」についての明確な定義は決まっていないが、情報やキャラクターといった「データ」を現実世界に重ね合わせて表示することなどにより、現実世界に情報を上乗せする技術や仕組みをさすことが多い。
例としては、現実世界の映像ベースにキャラクターなどの映像を重ねることで、現実世界にそのキャラクターが居るかの様に見な写真が取れる「ポケモンGO」などもこの「AR」を使った機能と言えるだろう。
実際に「AR」を使うと何ができる?実用例をご紹介!
近年の実用例で言うとやはり「ポケモンGO」や「ピクミンブルーム」といったスマホのカメラを使った機能が目立っており、キャラクターとの交流などでAR機能が用意されていることが多い。
GOスナップショットチャレンジ
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) April 15, 2019
第1回「GOスナップショットチャレンジ」がただ今よりスタート!
皆さんの相棒のベストショットをお待ちしています。
InstagramまたはTwitterに写真を投稿する際は、#GOsnapshot と#BuddyChallenge のハッシュタグを付けるのをお忘れなく。 #ポケモンGO pic.twitter.com/3v0wW6W9yw
「ポケモン GO」では、相棒とのベストショットキャンペーンを行ったりと、SNSとの相性にも期待できる機能となっているぞ。
また人気の加工カメラアプリ「SNOW」もAR機能を用いたアプリの一種。スマホを通じて動物の耳をつけたり目を大きくしたりと現実以上に”盛れる写真”を撮れる「AR」を使ったアプリだ。
その他にも実際の家具がおいたイメージができるIKEA PlaceやGUCCIが試着できる「GUCCI」アプリなどがあり、多種多様な業界で注目を浴びている機能・技術と言えるだろう。
「AR」と「VR」の違いは?
ここからはこれまで紹介した「AR(拡張現実)」と「VR(仮想現実)」の違いを説明させていただこう。
「VR」とは?「VR」って何の略?
まず違いを説明する前に「VR」とは何なのかから簡単にご紹介させていただこう。
「VR」は「Virtual Reality」の略称で、直訳すると「仮想現実」。現実世界をベースにデータ・情報を載せる「AR(拡張現実)」とは違い、目に見えるもの全てが現実では無いもののことを指す。
より現実離れした体験がある反面、「動画の視聴」との差別化が難しいものとなっている。
直近の「VR」は映像だけでなく、手足などの体にセンサー・コントローラーなどのデバイスを着けて運用する「体験」としての実用例が多い技術だ。
VRはビジネスの場でも使用されており、自動車メーカーダイハツでは、「デジタル技術を活用し効率的にクリエイティブなものづくり」を実現するためVR技術を中心に最適な活用方法を提案・推進している。との発表も行なっている。
ARとVRの違い
結論ARとVRとの違いを超簡潔に説明すると「目で見るもの全てが映像か否か」という点。
「現実離れした体験」を目的とするならVR、「現実をより便利に・快適に」を目的とするならAR、と互いに実用例も全く異なるため、2つの技術は近く見えるようで全く違うものとなっている。
AR技術が搭載されたスマホで遊べるゲームアプリをご紹介!
ここでは普段からゲームに触れているGameWith編集部が厳選した「AR技術」を使ったゲームアプリを紹介していく。
Leap Trigger (リープトリガー)
『Leap Trigger (リープトリガー)』は、プレイヤーがスマートフォンを構え、実際に体を動かして遊べる体感型のARシューティングゲームとなっており、"雪合戦"や"ドッヂボール"に近い感覚で楽しめる。
バトルではリアルの友達たちと対面でも遊べるほか、世界中のプレイヤーとオンラインで対戦する2つの遊び方を用意。また、ゲームは最大8人まで同時にプレイ可能。
また、相手の攻撃を避けたり、狙いをつけるといった、プレイヤー自身のアクション操作が求められるため、汗をかきながら白熱した試合が特徴となっている。
ポケモンGO(Pokémon GO)
「ポケモンGO」は現実の世界で『ポケモン』と触れ合うことができる位置情報ゲーム。
プレイヤーはポケモントレーナーとして、世界各地のポケモンを集めていく。
本作では、捕まえたポケモンを育成し、ジムバトルや伝説ポケモンとのバトルなど、「現実世界」を舞台としたポケモンを楽しむことができるぞ。
ドラゴンクエストウォーク
国民的RPG『ドラゴンクエスト』の世界が現実世界とリンクした位置ゲーム。
プレイヤーが主人公となって、現実と同じ広さのドラゴンクエスト世界で冒険を楽しむことができる。
フィールド上には東京タワーや通天閣といった現実の名所がランドマークとして登場。その場所へ行くことでお土産(アイテム)をゲットすることもできるため、旅行や遠出のお供にピッタリの作品だ。
Jurassic World™ Alive
映画「ジュラシックワールド」の世界が舞台の位置ゲーム。
プレイヤーは端末のGPS機能を利用して、現実世界を舞台に様々な恐竜を見つけていく。
手持ちの恐竜はARモードで現実世界に映し出すことが可能。 タップすると口を大きく開くなど、臨場感抜群の恐竜の姿を堪能できるぞ。
妖怪ウォッチワールド
ガンホーとレベルファイブがタッグを組んだ「妖怪ウォッチ」の位置情報ゲーム。
プレイヤーは「妖怪ウォッチ」の所有者となり、GPSとARを利用して日本各地の妖怪を集め、妖怪大辞典を完成させていく。
本作は妖怪を見つけるためのミニゲームとしてAR機能が用意されている。画面の中央にあるレンズに妖怪をとらえ続けることで妖怪を発見することができるぞ。
ピクミン ブルーム
GPS機能を駆使しピクミンと一緒に散歩ができる位置情報ゲーム。
プレイヤーは実際にピクミンと一緒に歩いて苗を発見し、育てあげ、様々な種類や色のピクミンを見つけていく。
ピクミンがアイテムを身につける「デコピクミン」という要素も用意。キャップやカップなどの小物を装着したなんとも可愛らしいピクミン達の姿を見ることができるぞ。
どうぶつの森 ポケットキャンプ
ニンテンドーの大人気シリーズ『どうぶつの森』のスマホアプリ。
プレイヤーはキャンプ場の新しい管理人となり、おねがいごとをかなえてどうぶつたちとの仲を深めながら、ステキなキャンプ場をつくっていく。
シリーズおなじみのシステムやキャラクターが多数登場しており、「どうぶつの森」の雰囲気をスマホで味わえる作品だ。
Angry Birds AR: Isle of Pigs
世界中で大人気のゲーム「アングリーバード」のキャラクターたちが登場する物理演算パズル。
プレイヤーはバードたちを飛ばし、積み木壊してハイスコアを目指していく。
本作はAR機能を使ったゲームで、プレイヤーが動くことで自由に視点や位置の変更が可能だ。
その他おすすめゲーム
GameWith編集者情報
PCの競技系(esports)タイトルを中心に、MMOやカジュアルゲーなど様々なゲームをプレイするライター。esports黎明期から様々なタイトルの大会に参加しています。特にハマった&やり込んだゲームは『Overwatch』で日本一を取った覚えもあったり。週末はスマホゲーをポチポチしながらesports大会の観戦を楽しんでいます。 |
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