「忍び」の奥ゆかしい世界観が味わえる!疾風怒濤の超爽快バトルRPG『忍者マストダイ』を先行レビュー!
PANDADA GAMESが手掛ける横スクロール2Dアクション『忍者マストダイ』。
本作は、墨絵の画風で美しく表現された世界を舞台に、走り続けるキャラクターを操作し障害物を避けながらゴールを目指す超爽快疾走バトルRPGが楽しめる作品だ。
そんな独自の世界観で描かれる『忍者マストダイ』をリリース前に先行プレイする機会をいただいたので、一足先に本作をプレイしてみて感じた魅力を紹介していこう。
<12/13追記>
12/13(火)、『忍者マストダイ』の事前ダウンロードが開始した。現在はメンテナンス中で、ゲームが遊べるようになるのは12/14(水)を予定。
リリース直後は混み合うが、今のうちにアプリを落としておくとスムーズに遊び始められる。ぜひ以下のボタンからダウンロードしておこう。
※本記事はPANDADA GAMESの提供によりお届けしています。
ストーリー・世界観
本作は墨絵で描かれた世界観が特徴で、イラストはもちろんゲーム中のキャラクターや背景も、古風でありながら陰影のはっきりしたタッチに仕上がっている。
例えば上記画像はチュートリアルで攻略する序盤のステージ。赤く彩られたカエデの葉と青い水面が鮮烈なコントラストを生んでいるのをおわかりいただけるだろうか。これによってゲーム序盤から、世界への没入感がグッと高まっている。
そんな本作の物語は、もちろん和風の世界観で紡がれる。”忍びの神”と”武士大名”の協力によって鬼の王を封印し、ともに封印を守護しながら平和な国を作った、その300年後が舞台だ。
赤いマフラーと黒い忍装束を身に纏った忍者「クロ」は冒険の途中、ともに平和を守ってきたはずの武士達が忍者の全滅を画策していることを知ってしまう。
長年築いてきた平和はあっという間に破られ、クロ達忍者は鬼族だけでなく、武士やその背後にいる首謀者と相対していく……。という、シリアスで緊張感のあるストーリーが描かれていく。
ストーリーやステージのみならず、ゲーム全体の基本デザインやBGMも「忍者」「和」といったテーマに沿った仕上がりになっており、いずれもクオリティが高い。プレイヤーに本作の世界観をより深く味わえるように力を入れていることが分かる。
本作のイラストをじっくり鑑賞したい!という方は、メイン画面から行ける「忍生記念館」がオススメ。
クリアしたストーリーのイラストや、武器・忍者のイラストを眺めることができるので、ゲームプレイから少し休憩したい時などに見てみるのもいいだろう。
あらすじ
300年前、この大地に侵入した鬼の王は鬼族を率いてほしいままに侵攻。それぞれの種族による死力を尽くした抵抗も虚しく、多くの種族が滅んでしまった。
一段と大きくなっていく鬼族の脅威を察知した人々は対抗するための連合を結成。戦いの末、忍びの神と武士大名は鬼の王を神忍山に封印し、世界の平和を象徴する「和の国」を築いた。
しかし現代になって、武士の支配により和の国は次第に腐敗し没落。ついには武士達が、強大な忍者の力が武士の世を脅かすことを恐れるようになり、武士と忍者の間に衝突は絶えなくなった。
さらには鬼族が再び姿を現すという噂が立つように…忍界長年の平和はあっという間に破られてしまったのだった…。
シンプル操作かつ高速でステージを駆け抜ける爽快アクション!
ゲームは、走り続けるキャラクターを操作し障害物を避けながらゴールを目指すというオーソドックスな横スクロールアクション。障害物や敵に接触することでダメージを受けてしまうので、体力がなくならないよう臨機応変に対応していこう。
本作では画面下部にある「ジャンプ」「ダッシュ」「上下反転」の各種ボタンをタップするだけのシンプルな操作が可能で、操作を組み合わせれば二段ジャンプやスライディングジャンプといったダイナミックなアクションもできる。
敵の攻撃予兆や予備動作などでいつ攻撃してくるのかが視覚的に理解しやすく、”瞬時に判断して敵を避ける操作”に苦手意識を持っている方でも手軽にプレイできるというのが本作の特徴。
加えて、シュババッ!と華麗に素早く敵の攻撃を躱しながら高速でステージを駆け抜ける爽快感が味わえるというのもポイントだ。
上述の通り、様々な障害物や敵を避けてステージクリアを目指す本作だが、チュートリアルでは巨大な大仏の頭から逃げるステージがあり、結構シュールな絵面になっている。
基本操作を学ぶステージなのでやられることはないと思うが、マフラーもろとも潰されてしまうことのないように気をつけよう。
ちなみにゲームプレイとは全く関係ない要素ではあるが、ダッシュやジャンプをするとまるでチーズのようにマフラーが伸びる。
特にムービーシーンでは「何メートル伸びてんだよ!」と思わずツッコミたくなるほど伸びに伸びる。さては忍術の一種なのか…?
こういった何気ない描写でシュールのツボをくすぐってくるノリ、筆者的には好み。ゲーム体験が単調にならない工夫だとも言えるだろう。
スキルや忍術で迫り来る敵を蹴散らせ!迫力満載のボス戦で高まる緊張感も!
操作キャラ達は忍者なので、もちろん避けるだけでなく忍術も使うこともできる。忍術はステージにある忍銭を一定数集めることで発動可能だ。
どれも絶大なダメージで形勢逆転の一手にできる強力な技。主人公・クロの場合は、目標を追尾する火球を数秒のあいだ放ち続けるというもので、見ごたえもバッチリだ。
その他、ステージの道中に現れるアイテムに触れることによって手裏剣などで攻撃したり、所持している武器のスキルを使ったりなど、多彩な攻撃方法が用意されている。
ただ、アイテム出現のランダム性やスキルのクールタイムによっていつでも自由に攻撃できるわけではない。実際に攻撃手段がない状態で敵に倒され、「あの時スキルを温存していたら…」となることも多かった。
いつ忍術やスキルを発動させて難関を突破するかなど、発動タイミングを見極めることによって、同じステージでも攻略の難易度が変わるというのが本作の面白さの一つだと感じた。
ステージによっては強力なボスが待ち構えており、上記画像のような鬼族や、手懐けるために黒竜と戦ったり、敵対することとなった武士達と命がけで勝負したりなど…。
ストーリーにも大きく関係するような様々な敵を相手にしていく白熱バトルが展開される。ボスによって攻撃方法も大きく異なるので、これまでに培った操作技術や自身のテクニックでボスを翻弄していこう。
4つのステータスがカギとなる育成システム
各キャラクターは、ステージクリアなどで貰える”忍銭”を消費してレベルを上げることで、「体力」「攻撃力」「体力回復」「得点」といった4つのステータスを上昇させることができる。
体力が0になるとゲームオーバーになってしまうので、ステージに挑戦する前にレベルを上げられるだけ上げておくと、ダメージを受けてしまった際も比較的安心だ。
「攻撃力」「得点」は武器を装備することで強化が可能。さらに各武器に備わっている「武器スキル」を使用することもできるようになる。
例えば、上記画像で装備している弓には「正面に追尾する雷の矢を複数放つ」という武器スキルがあり、その他の武器には一定回数ダメージを無効化するバリアや水晶の召喚といった防御寄りのスキルなど様々。
ステージ攻略のやり方次第ではあるが、忍術よりも攻略のやり易さに関わるので、試行錯誤を繰り返して自分に合った装備を見つけてみよう。
調子に乗ってダッシュで素早く突破しようとして何度も障害物に倒された筆者の場合、障害物や敵が多くダメージを受けやすいステージに対して、バリアなど防御系のスキルを使うとスムーズに攻略できた。
キャラを更に強化する方法の一つとして「天賦」というものがあり、ここでは素材を消費して各ステータスの底上げや忍術の性能向上の他、最大レベル上限の開放といった様々な強化が可能。
筆者は未到達だったが、天賦を最大まで強化すると「覚醒」ができるようになり、二刀流になったりキャライラストが変わったりなど多くの恩恵があるようだ。
キャラをとことん強化するのが好きな方は是非とも育成して、彼らの真の能力を発揮させてほしい。
ちなみに、RPGではあまり見かけない「得点」というステータスは、ステージで獲得するスコアの倍率を上げられるというもの。
得点を上げないとクリアができないと言うわけではないが、一定以上のスコアを稼ぐミッションをクリアするのに重要な要素となっている。
主に後述するコンテンツ『無限疾走』で大きく役に立つものになるので、ランキング形式で他プレイヤーと競い合うのが好きな方は覚えておいて損はないだろう。
キャラクター
先行プレイ時点ではあるが、本作では「クロ」を始めとする4人のキャラクターを操作することが可能。
「リン」「蒼牙」はガチャにて獲得可能だが、ストーリー中では「蒼牙」をお試しでプレイすることができた。
もちろんステータスや忍術もそれぞれ異なるので、お気に入りのキャラを運よくゲットできた際はガンガン育成して使っていこう。
◆クロ(CV:花江夏樹)
偉大な忍者を志し、忍びの村で育った少年。冒険を重ねながら成長していく。
◆リン(CV:悠木碧)
遠く極寒な玉狐山で育った少女。 姉が失踪した後、玉狐一族の巫女になり、とある目的で忍びの村の忍者試験に参加して見事に合格する。
◆リキ(CV:土岐隼一)
忍びの道を行くパンダ人。笹葉砦の若旦那。笹葉砦と忍びの村は同盟関係にあるため、クロとは忍者学校の同級生で修行仲間でもある。
◆蒼牙(CV:松岡禎丞)
雲の国で修行して帰ってきた忍びの村が誇る一流の忍者。任務中に仲間を失くした過去を持ち、それ以降仮面で顔を隠している。
他プレイヤーとの競争・協力が楽しめる豊富なコンテンツ!
無限疾走
『無限疾走』では、その名の通り無限に続くステージを走り続けながらどれだけスコアを多く稼ぐかを、世界中のプレイヤー達と競い合うことができる。
HPが0になると終了し、それまでに稼いだスコアがランキングで表示。一定期間中に到達した順位に応じて、専用のガチャで使用する「ニャンコイン」が獲得でき、天賦や武器の強化に使えるアイテムが獲得できる。
長く走れば走るほど難易度も高くなっていくので、操作を極めるための練習としても最適だ。自分の限界まで挑戦してより多くのニャンコインをゲットしよう。
お尋ね者
『お尋ね者』では、他プレイヤーとチームを組んでボスの討伐を目指す協力型のコンテンツとなっている。挑戦するには、一定時間ごとに無料で貰える「手配書」を使用する。
ボスにはD~SS級までの難易度があり高い難易度ほど強いボスが出現するが、その分討伐した報酬として、武器スキルの攻撃力上昇といった様々な効果を持つ「忍具」などのアイテムが豪華になっていく。
『お尋ね者』の報酬の仕組みとして、自身の手配書で募集をかけてバトルに勝利すると追加報酬が貰える。手配書に余裕があればどんどん自発参加していこう。
家族
『家族』は、多くのプレイヤー同士でチームを作れるギルドのようなもの。ここでしか挑戦できないステージなどもあり、挑戦して手に入れた「家族コイン」を使って様々なアイテムが購入可能だ。
このコンテンツ内にある任務をこなすと「人望」が獲得できる。人望を増やすと、天賦や武器を強化するアイテムをより多く購入できたり、レアリティの高いアイテムが購入可能となったり良い事ずくめ。
人数が多ければ多いほど『家族』でのコンテンツ量も豊かになっていき、メンバーそれぞれの人望の数に応じて最大100名まで参加人数を集めることもできるようになる。
『家族』が開放され次第積極的に参加し、プレイヤー同士でたくさん交流していこう。
まとめ
「忍び」「和」をテーマとし、墨絵で描かれるキャラクターイラスト・ゲームデザインの世界観やその美しさをガッツリ堪能できる本作。
そこから展開される手軽ながらもスピーディな2Dアクションとの相性は、実際にプレイしていて見事にマッチしていると感じた。
超爽快疾走バトルRPG『忍者マストダイ』は、2022年12月14日(水)に配信予定で、現在は各アプリストアにて事前登録が可能だ。
本作のグラフィックに惹かれた方や興味が湧いた方は、この機会に事前登録を済ませておいてリリースされる日を楽しみに待とう。
▶『忍者マストダイ』の詳細情報はこちらから基本情報
タイトル名 | 忍者マストダイ |
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略称タイトル | ニンマス |
配信日 | 2022年12月14日(水) |
会社 | PANDADA GAMES |
ジャンル | 超爽快疾走バトルRPG |
対応OS | iPhone,Android |
公式サイト | 『忍者マストダイ』公式サイト |
公式Twitter | 『忍者マストダイ』公式Twitter |
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