簡単操作で奥深い本格タワーオフェンス!『ウォークラフト ランブル』先行プレイレビュー【PR】
『ディアブロ』『ハースストーン』『オーバーウォッチ』など、様々な人気作を世に送り出してきたBlizzard Entertainment。
そのBlizzardが来る2023年11月4日(土)、新作ゲームである『ウォークラフト ランブル』をリリースする。
本作は同社の人気戦略ゲーム『ウォークラフト』シリーズに登場するキャラクターで部隊を編成し、敵との攻防を繰り広げるアクションストラテジーゲームだ。
今回GameWithでは、そんな本作を一足先にプレイさせて頂くことができた。また、開発者へのインタビューも行えたので合わせてお届け。
実際に遊んでの感想を交えながら、その魅力を一つずつ掘り下げていこう。
※本記事はBlizzard Entertainmentの提供によりお届けしています。
ストーリー・世界観
『ウォークラフト』のキャラ達がアーケードゲームの中に!
本作の背景設定は、「『ウォークラフト』の世界に存在するアーケードゲーム」という形で描かれている。
各キャラクターは「ミニ」というフィギュアで表現され、プレイヤーはこれらで部隊を組んでステージを攻略していく形だ。
ビジュアル面はもちろん、効果音もまるで「実際にアーケード筐体をガチャガチャ触って遊んでいる」ように感じられる手触りになっており、製作陣の拘りをひしひしと感じられた。
プレイアブルからボスまでシリーズのキャラクターが多数登場するので、原作に触れたことのある人なら馴染み深く感じられること請け合い。
筆者は『ウォークラフト』こそ未経験だが、世界観を共有する『ハースストーン』のプレイ経験があり、そちらで知っているキャラクターを何体か拝むことができた。
ゲームジャンルが違う以上、同じキャラでも『ハースストーン』とは全く性質が異なるため、シリーズ経験者でも新鮮な気持ちでプレイすることができるはずだ。
もちろん、それらの作品を遊んだことがなくても全く問題なく楽しめるので安心してほしい。
バトルシステム
操作はお手軽、だけど奥深い。構築と采配が問われる戦略バトル!
バトルは、いわゆるタワーオフェンスと呼ばれる方式で進行する。
リーダー1人と6つのミニを組み合わせて部隊を編成し、それぞれのミニの能力を活かして3分以内に敵ボスの撃破を目指そう。
ただし自分のタワーが破壊されても負けとなるので、闇雲に攻めるだけでなく攻守のバランスをしっかり意識しなければならない。
ミニの召喚や呪文の詠唱にはゴールド(上記画像の下部の金色のメーター)が必要となる。特にリーダーとなるミニは部隊の方向性を決めるほど強力な効果を持つ代わりに高コストなことが多いため、有効活用するならばゴールドの管理はなおさら重要だ。
ゴールドは時間経過で補充されるだけでなく、マップ内に配置される金魂に専用のミニ「コボルト」を派遣することや、宝箱を破壊することでも入手可能。
もちろん、それは相手にとっても同じ。敵にゴールドをたくさん取られると一気に不利になってしまうため、極力相手に渡さないような立ち回りが求められる。
使用可能なミニは65種類以上。彼らはそれぞれ特性を持っており、特性同士には明確な相性関係がある。もちろん召喚や詠唱に必要なゴールドもミニ毎に異なるため、それらも考慮した上でバランスよく部隊を編成することも大事。
また単独では扱いにくくとも、他のミニと組み合わせることで強烈なシナジーを発揮するものも数多く存在する。そういったコンボを見つけるべく試行錯誤を繰り返すのも本作の大きな楽しみだ。
これらに加えて各ステージ毎のギミックや地形なども考慮する必要があり、非常に戦略性が高い本作のバトル。
代わりに操作そのものは非常に簡単で、基本的にはミニを指でスワイプして配置するだけ。そのため、プレイ中は作戦を練ることにしっかり集中できる。
ステージやボスの特性をよく研究し、それに合わせた編成を組んで突破できたときの爽快感は、筆舌に尽くしがたいもの。
まさに「シンプルだけど奥深い」という言葉がぴったりな作品だと言えるだろう。
育成システム
無課金で入手・育成可能!個性豊かなミニを育てよう
ステージをクリアしたり、ボーナスアイテムを獲得するとミニが経験値を得て、どんどん成長していく。
最初は弱いミニでもきちんと育てさえすればボスと渡り合えるほど強くなることもあるので、育成はとても大切。遊べば遊ぶほど目に見えてミニが強くなっていくため、レベリングの楽しみも十分だ。
なお、ミニはステージをクリアすると得られるコイン(通貨)によって購入することで、無課金でも問題なく入手可能。
少なくとも筆者のプレイ段階では、無課金でもミニのバリエーションや強さに不満を覚えることは全くなかった。なお課金すればレベルがブーストされたミニを購入することもできるので、手間を惜しみたい人はそれも当然アリ。
更に、同じミニを再度獲得するたびに貯まるスターポイントを使い、ミニをより上位のレア度へアップグレードすることもできる。
レア度を上げるとスロットが解禁され、ミニ毎にさらなるタレント(特殊能力)をセットできるようになるため、これもなかなか重要だ。
その他システム
対人戦も可能!豊富なゲームモードで遊びごたえ抜群
本作には、気軽に他人との対戦を楽しめるPvP機能も存在。定期的にマップやギミックが変更されるので、日ごとに新鮮なシチュエーションで戦いに挑むことができる。
CPU相手とはまた異なる駆け引きを味わえ、報酬で経験値やコインなどがもらえるので、興味があればぜひ積極的に挑戦してみてほしい。
このほかにもゲームを一定まで進めると遊べるダンジョンやレイド、そしてヒロイック・キャンペーンなど、やりこみ甲斐のありそうな要素が盛りだくさん。
残念ながら今回は進度不足や未実装などの都合で触れることができなかったが、一体どのような内容なのか期待が高まるところだ。
開発者へインタビュー!
まずは本作の開発コンセプトについて聞かせてください!
GW
開発者スタッフ(以下スタッフ):
まずは長年親しまれている『ウォークラフト』の世界観を好きな人たちと、初めて『ウォークラフト』の世界観に触れる人たちをターゲットに、自分たちのポケットの中で“アゼロス”の世界を楽しんでもらうことを意識しました。
どのくらいのキャラクターが登場するのか気になります!
GW
スタッフ:
60体以上のキャラクターが登場予定で、その全てが『ウォークラフト』の世界観から登場します。また、今後のアップデートで追加のキャラクターも予定しています。
一人用キャンペーンも充実していて、ミニ化されていないキャラクターももちろん登場予定です。レイドイベントなども開催予定なので『ウォークラフト』にお馴染みの方には見慣れたキャラがどんどん出てくると思います!
一人用のキャンペーンモードのボリュームはどれくらいになりますか?
GW
スタッフ:
一人用のゲームモードのボリュームは非常に大きいものになると思います!人によっては決まったパーティで進行する人もいますし、毎ステージ最適解の戦略を試す人もいるでしょう。
プレイスタイルは人それぞれになるので、具体的な時間などで答えるのは難しいですが、かなり長い時間遊べるのは間違いありません。
チュートリアル終了後に、キャンペーンやPvPなど、遊べるモードがどんどん解禁されると思うので色々と遊んでみてもらえればと思います。
リリースが待ち遠しいです…!本日はありがとうございました!
GW
まとめ
『ウォークラフト ランブル』、いかがだっただろうか?
操作はかんたん、しかし思わず唸らされるほど本格的なストラテジーを楽しむことができ、無課金でもキャラの収集・育成を十二分に味わえた本作。
『ウォークラフト』のファンはもちろん、そうでなくとも戦略性の高いゲームが好きな人にはぜひプレイしてみてほしい作品だ。
本作は2023年11月4日(土)に配信予定。気になる人は、忘れずにチェックしておこう。
『ウォークラフト ランブル』の詳細情報はこちらから©2023 Blizzard Entertainment, Inc.