ゾンビだらけの100㎢の世界が怖すぎた!基本プレイ無料『Undawn』を先行レビュー
ゾンビが、クマが、そして人間が襲ってくる!過酷な終末世界でサバイバル体験!
2023年夏配信予定の新作スマホ/PCゲーム『Undawn(アンドーン)』。
本作は文明が崩壊した世界が舞台のゾンビサバイバルアクション。
開発を手掛けるのは『PUBG MOBILE』や『勝利の女神:NIKKE』『Tower of Fantasy(幻塔)』などの開発に携わったグローバルゲームブランドLevel Infinite。
本作は家庭用のアンリアルエンジン4(※)を使用し、スマホでは最高レベルのグラフィックで描かれる。
グラフィックだけでなく、昼夜、雷雨といった天候、クマやイノシシといった生態系までもが100㎢もの広大なフィールドで表現された、リアル志向のオープンワールドゲームに仕上がっている。
今回は、そんなビッグタイトル『Undawn(アンドーン)』の先行プレイレビューを2023年3月30日開始予定のオープンβテストに先駆けてお届け!
※Unreal Engine4…Epic Gamesが開発した高度なリアルタイム3D制作ツール。『ファイナルファンタジーVII リメイク』や『ストリートファイターV』をはじめ、ハイクオリティなゲーム制作などに使用されている。
『Undawn(アンドーン)』のCBTが募集中!
本作のクローズドβテストが、2023年2月23日〜3月24日まで募集を受け付けている。
参加者のみが獲得できる特典もあるので、いち早く遊んでみたい人は応募しておこう。
『Undawn』クローズドβテスト募集概要⚫ 募集受付日時:2月23日~3月24日 11時59分 ⚫ プラットフォーム: iOS/Android/PC ⚫ 募集ページ:特設サイト ⚫ 推奨動作環境 【iOS】 システム:11.0 以上 メモリ(RAM):2GB以上の端末 空き容量:10GB以上 【Android】 システム:7.0以上 メモリ(RAM):3GB以上 空き容量:10GB以上 【PC】 CPU:i3 4160 メモリ(RAM):8G ビデオカード:GTX 660 空き容量:10G |
CBT参加者のみが獲得できる特別な報酬を含む特典
『Undawn(アンドーン)』のCBTに参加していくつかの条件を達成することで、正式サービス時から利用できる様々な特典が入手できます。その中でも「称号」は、CBT参加者のみが獲得できる貴重な報酬となります。
特典1.称号「黎明(れいめい)を告げる」
特典2.乗り物:「レイヴンウィング・カーキ」
※獲得方法については後日発表いたします
恐怖、飢え、混乱…終末世界を生き延びることができるか?
緊迫のドラマが展開する、恐怖のサバイバルストーリー!
本作の舞台は人類の文明が崩壊し、ゾンビがはびこる終末世界。
生き残った人類はキャンプを作って飢えやゾンビからの襲撃から身を守りつつ生き延びていた。
しかし、荒野にはゾンビだけでなく、クマやイノシシといった猛獣、さらに凶悪な暴徒たちも存在。
プレイヤーは今の世界にあるような秩序が完全に崩壊した世界を生き延びていくことになる。
生存者が集まるレイヴン・シェルターはこの世界の希望
そんな危険すぎる世界の希望と言える場所が、生存者が集まるレイヴン・シェルター。
このシェルターでは生存者に食料や水を提供するだけでなく、外にいるサバイバーがシェルターにたどり着けるように常に無線で呼びかけ続けている。
本作には他にも拠点となる場所が30箇所も存在している。これも100㎢という広大なマップのおかげだろう。
シェルターでは責任者のケインを始めとした、レイヴン小隊のメンバーが、冒険の手助けや助言をしてくれる。
メンバーはそれぞれ医療のプロ、スナイパー、サバイバルのプロ、元殺し屋集団の一員、とそのままドラマ化できそうな個性的な顔ぶれだ。
壊れたら修理、なければ作れ!汚れたら風呂に入れ!サバイバルを正面から体験!
終末世界は甘くない!あらゆることを自分でやる、サバイバルシステムを紹介!
本作はオープンワールドと呼ばれるジャンル。ゲームシステムは背中越しから見下ろしたキャラクターを操作するTPSになっている。
まず操作をざっくり紹介すると、移動はバーチャルスティックで、他のアクション(射撃、ジャンプ、しゃがみ、バックパックなど)はそれぞれアイコンをタップで行うといった形だ。
ここまでは一般的なオープンワールドに近いと感じた。
ただ、本作ならではのシステムとして、上記の基本操作以外に調理や拠点づくり、バトル、運転、道具のクラフト、武器の修理などなど…やることは無限にある。
ここでは今回体験できたキャラクリエイトから調理など、リアルなサバイバルを再現したシステムのほんの一部を紹介していきたい。
キャラクリエイトからリアルを追求!徹底的にこだわれる!
まずプレイして最初に驚いたのがこのキャラクリエイト。
ある程度の細かい設定のキャラクリは最近のゲームでは珍しくないが、正直『Undawn(アンドーン)』では予想の遥か上を行っていた。
額や眉、眉間の調整などは当たり前で、なんと「頬骨」「頬の張り」「頬」まで分かれており、更にそれぞれで上下や前後、広さなど細く設定できる。
もはやキャラクリエイトと言うよりも、人体を作っていくようなレベル。時間があれば自分そっくりに作ってみたかったが今回はある程度で断念。
次は本格的にサバイバル生活の様子をリポートしたい。
生き残るには体調管理も大事!
唐突だが、我々は生活していて、体が汚れれば風呂に入るし、洗濯し、トイレにも行くだろう。それは当たり前のことだ。
あくまでそれは現実の話だが、本作はリアリティを追求しており、こだわりぬいたサバイバル体験が可能となっている。
なんと主人公はメンタルケアや衛生状況などで体調管理をすることが必要になる。睡眠やトレーニング、排尿や排便で常に健康を維持しなければならないのだ。
「面倒だな」と思う人もいるかもしれないが、個人的にはサバイバル系というゲームの性質上、違和感がなかった。さらに、プレイしているときの緊迫感も高まった。
生き残るには、ゾンビを銃を撃ちまくるトリガーハッピー野郎になるだけじゃなく、メンタルケアやトレーニング、時には休憩も取りつつ準備を万全にしておくことが重要ということを痛感した。
拠点の制作や料理づくりまで!
本作はサバイバルの基本となる拠点づくりや、料理、武器の製作や修理といったクラフト要素もふんだんに用意されている。
そろそろ読者の方もわかってきたかもしれないが、ただ材料を集めるだけでは駄目。
クラフトしたいアイテムに合わせた、装備製造台やBBQグリルなどを制作しておく必要がある。
また、拠点づくりもカスタム要素が満点。例えばドア枠を作り、ドアを設置すればパスワードで入室できるように設定することも可能。
ゲームを進めていけば、装飾品など作れるものも開放されていくのでリゾートのような豪邸を建てるもよし、堅牢な要塞にするのも自由だ。
今回は壁とドアを作る程度しか進められなかったが、プレイヤーの趣味趣向を最大限に発揮した拠点づくりが楽しめそうだ。
全人類のクセに合わせて操作カスタムが可能!
画面上に表示される、ボタンなどのカスタムが非常に優秀だったのは特筆すべき点だ。
詳しい説明は避けるが、ゲームのボタン配置がフィットしていないと移動中にうっかり射撃ボタンを押して、ゾンビに気づかれて「ぬあー!もう!」となるようなことがあるかもしれない。
そういった、ユーザーごとの「ここにボタンがあればミスらないのに……」という悩みを解消するために、本作ではキーコンフィグで様々なボタンの位置をミリ単位で調整できる。
これで、うっかりミスが減り、ストレスフリーでサバイバルライフを楽しむことができるだろう。
オープンワールドで緊迫のバトル
本作のバトルは先にも述べたとおり、システム的にはキャラを後ろから見たTPSが基本。
射撃姿勢は通常の立った状態か膝立。照準を使った精密射撃も可能だ。
夜や倉庫の中など暗い場所はライトのオンオフで対応することもできる。
ゾンビは近くにいればうめき声がするので、イヤホンやスピーカーで音を出しておいたほうが存在に気づきやすい。
また、シナリオを進めていくと拠点開放バトルも用意されている。このモードでは他プレイヤーとの共闘プレイも可能なものがあるようだ。
今回の体験ではソロモードのみでの冒険がメインだったが、サービス開始後は仲間と通話しながら緊張感のあるバトルを楽しめるだろう。
育成システム
スキルや装備、ジョブシステムを活用して自分だけのサバイバル道を極めよう!
本作の育成システムを全部体験できたわけではないが、ここについてもかなり奥深いシステムになっている。
プレイヤーのレベルに応じた所持武器の開放やスキルのレベルアップ、ジョブシステムなどがある。
中でもジョブの種類が一風変わっており、伐採工、鉱夫、ハンター、シェフ、漁師やスカベンジャー(※)といったサバイバル術に不可欠なジョブばかり。
ジョブレベルもあるのでどのジョブをメインに育てるかは、プレイヤーによって千差万別だろう。
自分だけのキャラクター育成しながらたっぷり遊べるはずだ。
※スカベンジャー……ゴミなどを拾い集めたもので生活をする人のことを指す言葉。
まとめ
ここまで終末世界のゾンビサバイバル『Undawn(アンドーン)』の先行プレイを紹介してきた。
プレイしてわかったのはマップが広く、自由度が非常に高いゲームに仕上がっているということ。
さらに排泄や体調管理などのリアルさをゲームに持ち込んだことで、ゾンビがいる世界で緊迫したサバイバルをリアルに感じることができた。
そしてバトルやクラフト、育成とどこをとってもシステムが深く作られているのでかなり長く遊べるゲームになりそうだと感じた。
今回は先行プレイで、ガッツリ全てを遊び切ることは出来なかったので、βテストも遊んでみたいと思う。
ここまでこだわって作られた、妥協なしのスマホゲームはあまりないのでぜひ遊んでみてほしい。
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GameWith編集者情報
漫画編集者の過去をもつおっさんライター。ファミコンから現世代機まで幅広くプレイ。限定版の本体が出るたびに買ってしまうハード厨でもある。 |