2022/5/18 正式サービス開始!
モバイルならではこだわりは?『Apexモバイル』開発陣インタビュー![PR]
『Apex Legends Mobile』は、PCからPS4、Switchなどの家庭用ゲーム機でも発売されている3人一組のチームで生き残りを賭け戦う、『Apex Legends』をベースにしたアプリゲーム。
本作はバトルロイヤルを題材にしたゲームで、「アルティメットアビリティ」や「戦術アビリティ」といった各レジェンド固有能力を駆使して戦うアクション要素満載の作品になっている。
そしてこの度GameWith編集部では、リリースの迫った本作の開発陣にお話をお聞きすることができた。
この記事では、そのインタビューの内容を余すことなく紹介していく。
※本記事では英語インタビューを和訳して掲載しております。
より多くのデバイスに対応を検討中
GameWith:
このたびはインタビューをお受けいただきありがとうございます。
早速最初の質問になるのですが、本作ではコントローラー(パッド)の対応はございますでしょうか?
Apexモバイル開発陣:
コントローラー対応は、開発陣にとっても注目していた部分で、リリース時はXboxとPlayStationのコントローラに対応しています。
今後さらに改良を重ね、より多くのデバイスに対応させていきますので、皆様からのフィードバックをお待ちしています。
GameWith:
FPSタイトルではプレイ中のカクつきなどは難しい問題だと思うのですが、Apexモバイルで特に力を入れた点・改修した部分などございましたら教えてください。
Apexモバイル開発陣:
銃を違和感なく使えるようにすることは、プロジェクト全体の中でも最大のチャレンジの一つでした。
本作には、ユニークな武器が数多く存在するため、戦闘に何らかの変更を加えるとシステム全体に影響を及ぼします。
幸いなことに、業界屈指の経験豊富なコンバットデザイナーが、武器の操作感を向上させるためにさまざまな機能の適用をサポートしてくれています。
コンソール版『Halo』のガンシューティングに携わった開発者や、スマホ版『PUBG』を開発したチームの経験も借りることができ、彼らなしではこの仕事は成り立たなかったでしょう。
GameWith:
昨今クラウドゲームも動きが活発化しておりますが、あえてモバイルの開発に踏み切った理由などございますでしょうか?
Apexモバイル開発陣:
クラウドに依存するのではなく、お客様の端末をフルに活用できることは、私たちにとって重要です。 インターネット接続だけでなく、モバイル機器にも依存するほうがより多くのプレイヤーが『Apex』をプレイできるという判断になりました。
モバイルで『Apex』を提供しようと思ったのは、ゲーム専用の端末を持たなくてもより多くのプレイヤーがゲームを楽しめるようにするためです。
GameWith:
開発目線で『Apexモバイル』がCS・PC版に比べてプレイしやすい、秀でている部分を教えてください。
Apexモバイル開発陣:
本作では幅広い層のプレイヤーを受け入れると同時に、自身のゲームのスキルが上達していることを実感できるように注力しました。
そのために、スマホでは難しい戦闘中・戦闘外におけるアクションの操作性を改善することに重点を置いています。
例えば、アビリティの素早い展開オプション、アビリティを配置する際のターゲティング、プレイヤーが着地点を把握しやすくするための視覚化などを改善しています。
プレイヤーがゲーム内でやろうとしていることをスムーズに実現できれば、より良い体験ができ、操作につまずくことなく、戦いの駆け引きに集中できるようになると考えています。
モバイルならではの要素をもったレジェンド「フェード」が初登場!
GameWith:
『Apex』といえば個性豊かなレジェンドも大きな魅力かと思うのですが、本作で初期に実装されるレジェンドをご教示いただけますでしょうか?
Apexモバイル開発陣:
本作ではあらゆる分野のユニークな機能を組み合わせて、全く新しい体験を生み出しています。
その中でもレジェンドは最大級に重要な要素で、彼らは様々な形でゲームに影響を与え、ゲームプレイに多様性をもたらします。
Apexは、各レジェンドのカスタムアニメーションのフルセットから、レジェンド同士が交わすセリフ、アリーナ外での彼らのストーリーまで、レジェンドの細部までこだわって個性を作り上げています。また、最も期待が高まるのは、新たなレジェンドが加わることでしょう。
そのため、モバイル初のレジェンドであるフェードの登場をファンからの好意的な反応をもらっています。
フェードは、モバイルに移植する際に、数え切れないほどのプレイテストで得られたフィードバックからインスピレーションを得たものです。
そのため、スマホならではの醍醐味を強調した能力を持つようにデザインされています。
今後もモバイルではチームデスマッチからレジェンドの進歩、タウンテイクオーバー(モード)やLiveOps(ゲーム運営のスタイル)など、新しい楽しみを提供できると思っています。
弾丸の移動時間の影響とリコイル管理の難しさを軽減
GameWith:
リコイル(反動)コントロールなどはモバイル操作では少々難しいのではと感じるのですが、こちらフォローアップするための特別な機能や調整などございますでしょうか?
Apexモバイル開発陣:
PC版『Apex』のガンプレイは、リコイル(反動)コントロールと遠くの標的に狙いをつけることが非常に重要なゲームです。モバイルを開発する際、これらの機能はデバイス上で親指で操作することは困難になるためよく考えなければなりませんでした。
数え切れないほどのプレイテストの結果、弾丸の移動時間の影響とリコイル管理の難しさを減らし、正確さやタイミングといった武器の他の側面に重点を置くという考えに至りました。
なので各武器の特徴についてはPC版の武器と同じですが、モバイルで最高の体験を提供するためには、それぞれの武器の取り扱い方を変更する必要がありました。
GameWith:
モバイルの開発にあたって一番力を入れた点や注意して進めた点、開発者がユーザーにアピールしたい部分があれば教えてください。
Apexモバイル開発陣:
まず前提として、ゲームプレイの核となる部分が、皆さんに親しまれているApex Legendsと同様に感じられるように目指しました。ただ、それにプラスして新鮮な体験をもたらすモバイル先行の革新的な要素を盛り込めるようにしました。
つまり、プレイヤーがレイスを"レイス"だと認識するのと同じように、モバイル初のレジェンドであるフェードが、何気なくプレイしているときも世界観の一部として溶け込んだものとして感じられるようにすることを目指しました。
その考えは今回の全世界同時ローンチで提供するサービスだけでなく、チームが今後1年間で計画しているものもすべて含めています。
開発陣にとって重要なプロジェクトなので本作をプレイヤーの皆さんにお届けするのが待ちきれません。
GameWith:
開発で苦労したエピソードはございますでしょうか?
Apexモバイル開発陣:
すべてのゲーム開発者がオフィスに出社できない中、チームの構築、ゲームの企画、機能の開発、プレイテストの実施、フィードバックなど、全てにおいて苦労が絶えませんでした。
そんな中でも、素晴らしいチームのスキルと情熱があったからこそ作り上げることができました。
しかし、このゲームを作るために、開発プロセスのほぼすべての部分で新しい方法を模索し、最終的にはチャレンジをおこなうことで作り上げることができたと思います。
GameWith:
先行で公開された海外版のユーザーの反応はいかがでしたでしょうか?また、それを踏まえた上で改善される要素はございますでしょうか?
Apexモバイル開発陣:
過去12ヶ月に行ったさまざまなテストから様々な調整を加えました。
ユーザーのフィードバックのおかげで、マッチメイキング、スマホ上での特定のレジェンドの処理方法、LiveOps(ゲーム運営のスタイル)に関するフィードバック、デバイスのパフォーマンスの問題などが改善しました。
これからもより良いものをプレイヤーの皆様に届けるために改善をしていきます。
PCやコンソールからプレイヤーのためにもインゲームグッズを検討中
GameWith:
こちらで最後の質問となります。
すでにコンソールでApexを遊んでいるユーザーも多いかと思いますが、ユーザーが獲得したスキンなどをモバイルに引き継ぐことができるのでしょうか?
Apexモバイル開発陣:
本作は独立したゲームであり移植版ではないため、スキンやその他のアイテムを引き継ぐことはできません。
PCやコンソールから来たプレイヤーに感謝の気持ちを込めて、追加のインゲームグッズを検討中なのでアップデートにご期待ください!
GameWith:
ありがとうございました!
基本情報
タイトル名 | Apex Legends Mobile |
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略称タイトル | Apexモバイル |
配信日 | 2022年5月18日(水) |
会社 | Electronic Arts |
ジャンル | バトルロイヤル |
対応OS | Android/iOS |
事前登録 | あり |
公式サイト | 『Apex Legends Mobile』公式サイト |
公式Twitter | 『Apex Legends Mobile』公式Twitter |
© Electronic Arts Inc.