1人でも楽しめるMMORPG『黒い砂漠 MOBILE』
『黒い砂漠 MOBILE(以下『クロサバM』)』は、Pearl Abyssから配信中のMMORPG。
細部までこだわれるキャラメイクや美しいグラフィック、膨大な生活コンテンツなど独自の魅力で、配信から時間がたった今も人気のタイトルです。
特に、キャラメイクは配信時に大きな話題を呼んだため、記憶に残っている方も多いでしょう。
頭蓋骨の角度まで調節できる細かさには、普段から色々とスマホゲームを遊んでいるGameWith編集部も衝撃を受けました。
つい先日、釣りや財宝探しを楽しんだり、凶悪な海獣に挑む、海の世界を冒険できるコンテンツ「大洋」も実装され、さらに広い世界に繰り出せるようになった本作。
今回の特集は、そんな『黒い砂漠 MOBILE』を配信時から1人でコツコツ遊んでいるライターが、ソロプレイで楽しむ『クロサバM』の魅力をじっくり語っていく企画です。
ギルドやマルチなどソーシャルな遊び方が取り沙汰されがちなMMORPGですが、『クロサバM』ならぼっちでもめちゃくちゃ遊べます。
いつもの記事とは少し違った調子でお届けしていくので、よければそこも楽しんでみてください。
『黒い砂漠 MOBILE』ってどんなゲーム?
『黒い砂漠 MOBILE』は、自らの分身となるキャラを操作してクエストをこなしつつ、ストーリーやその他コンテンツを楽しむMMORPGジャンルのアプリゲームです。
多彩なクエスト、バーチャルパッドによるアクションといったスマホMMOのスタンダードを押さえつつ、釣りや採集など生活シミュレーション的な遊びも充実。
そして、そういったサブコンテンツからも経験値が手に入り、キャラクターがレベルアップしていきます。
魚を釣ってるだけでレベルが上がるRPGというのは結構珍しいですよね。どんな遊び方にもきちんと見返りがあるのが『クロサバM』です。
MMOおなじみのクラス(職業)も多数用意されており、それぞれ見た目や戦い方に個性があります。
現在、実装クラスは配信当初より増えているので、最近ログインしていない方でもキャラメイクから楽しめると思いますよ。
ぼっちでも『クロサバM』にハマれる5つの理由
①:キャラメイクがあまりに細かい
『クロサバM』といえばキャラメイク…というと流石に浅いですが、キャラメイクが注目ポイントの1つであることは間違いありません。
というのも、冒頭にも書いたように、本作では「メイク」できる部分がとてつもなく細かいです。
肌の色や目の形、輪郭はもちろん、彫りの深さ、小鼻の形、目尻の角度などなど、キリがないくらい色々といじれます。
一旦顔から離れてみても、身長や体型、各部の肉付きといじれるところは盛りだくさん。
とことん自分好みのキャラを追い求めても良いし、自分自身や芸能人に似せてみるのも面白いですね。
モデルの「武田あやな」さんそっくりのキャラを作る動画が公式から上がっているので、未視聴の方はぜひ見てみてください。
顔のパーツは互いに影響し合っていて、頬をいじったら目の形が変わったりします。
緻密に調整を繰り返していると、だんだんアートを超えて人体錬成をしている気分に。
ちなみに僕は当初、納得いくキャラができるまで4時間かかりました。
このゲーム、全然冒険させてくれない。
ここまで時間をかける人はもしかしたら稀なのかもしれませんが、プレイヤーのどんなこだわりにも応えてくれるのは『クロサバM』の素晴らしいところ。
ゲームにはビューティアルバムという機能もあり、先人が作った自慢のデザインを借りてみることができます。
理想を具現化できるキャラメイクは、体験してみる価値アリですよ。
②:グラフィックが綺麗すぎて飽きない
人は外界から受け取る情報の8割以上を視覚に頼っているといいます。それくらい「見た目」は大事だということです。
恐ろしく月並みな表現ですが、『クロサバM』はグラフィックが美しいのも見所。独自のゲームエンジンを使用した、本作以外で見られない味のあるグラフィックが、プレイヤーの目も楽しませてくれます。
この独自エンジンですが、個人的には「光」の表現に長けているように感じていて、村にともるランタンの瞬きや、きらきらと光を弾く水面、木々が形作る穏やかな木漏れ日には、思わず息を呑んでしまいます。
光の妙はバトルエフェクトにも現れており、明暗のコントラストを巧みに使った切れ味鋭い演出はインパクト大。
オートプレイの流し見でも飽きません。
それなりにゲームを遊んだ今でも、新しい土地に移るたび・新しいスキルを覚えるたびにワクワクします。
グラフィックすげえ!と思ったことは多々あれど、グラフィック飽きねえ!となったスマホゲーは『クロサバM』が初かもしれません。
③:闇の精霊&領地民が愛おしい
プレイヤーのパートナーとしてともに旅する「闇の精霊」。
性格は横柄でひとクセあるのですが、ちまい見た目もあいまってどこか憎めない『クロサバM』のマスコットです。
プレイヤーの不要な装備品を取り込んで成長していくことから、一部では「黒豚」「アイテム処理班」といったヤバい愛を込めたあだ名で呼ばれているとか。
彼(?)はストーリーにも大きく関わり、時にはプレイヤーを先導し、時にはワガママも言いながら、冒険の舵を取ってくれます。
ぼっちプレイヤーのひとり旅でも、賑やかな相棒がいれば楽しく進められますね。
そんな「闇の精霊」と並んで、僕が推したいのが「領地民」。
ゲームを進めると、プレイヤーは施設を作ったり模様替えしたりできる自分だけの領地を手に入れるのですが、領地民とはまぁ名前の通り、その領地に暮らす人たちです。
この領地民が異様に従順で、めちゃくちゃ領主様を慕ってくれるので、会話しているだけでなんだか気分が良くなってきます。
尊敬されて嫌がる人、多分いませんよね?
例えば、領地では領主(プレイヤー)が領地民に仕事を与えることができるのですが、彼らは文句ひとつ言わず「領主様のために!」と働いてくれます。
たまには疲れたりサボったりするのですが、ちょっと話せばきちんと心を入れ替えて再び作業に戻ります。チョロすぎないか?
すれ違う領地民も「領主様はとてもいい方です」「ここはいつも平和ですね」「優れた領主と、幸せな領地民ですね」と一様に褒め称えてくるので、ここに居続けるとなんだか不思議な気持ちになってくるのですが、厳しい冒険の合間の清涼剤とするにはピッタリでしょう。
領地民は酒場で雇うほか、領地が発展するほどに人通りが増え活気づいていきます。
笑顔と幸せであふれた自分だけの国を、ぜひ読者の皆さんも築いてみてください。
④:NPCと仲良くなれる
『クロサバM』では、ゲーム内で友達ができます。対人の話ではありません。NPCと友達になれます。
「何を言ってるんだこいつ」と思われたかもしれませんが、本作では各地のキャラクターに親密度が用意されており、会話を通して仲良くなることができるんです。
行動力(スタミナのようなもの)を使って好みに合わせた会話をする、手に入れたアイテムをプレゼントするなど、恋シミュと同じ方法で親密度は上がっていきます。
残念ながらお付き合いはできないものの、ある程度仲良くなると態度が明らかに柔らかくなったり、時には逆にプレゼントがもらえたりなど、仲良くなる過程も楽しめるのが面白いところ。
時には他のキャラクターへのおつかいを頼まれたりもして、キャラクター同士の人間関係を知るきっかけになります。
ソロプレイでも友達が作れるんだ!嬉しい!!と、そこまで虚しいことは言いませんが、『クロサバM』の世界で生きる人々のライフスタイルが垣間見られるのはユニークな部分だと思っています。
⑤:「知識」に自分の足あとが残る
RPGをプレイしてると、今までの自分の旅路を振り返りたくなることってあるじゃないですか。
それがMMORPGみたいな規模の大きいゲームならなおさら。
そういう時に便利な機能が『クロサバM』にはあって、それが「知識」です。
知識は簡単に言うと「今まで自分が見聞きしたことや訪れた場所」をまとめたもので(書いてて気づいたけど言葉通りでした)、自分のプレイに応じて蓄積されていきます。
例えば新しい場所に行ったらその場所の知識が、新しいモンスターを倒せばそのモンスターの知識が、新しいキャラと触れ合えばそのキャラの知識がつくという形です。
面白いのは、知識の数が膨大すぎて、普通に遊んでたらまずコンプできないところ。
村の端っこのモブゴブリンと話したら身につく知識なんて、相当意識して探索しないと見つからないでしょう?
逆に、たまたま気まぐれで立ち寄った場所に何らかの知識が落ちてることもあります。
それはそれで楽しくて、ある程度冒険を進めた後に知識を見返すと、これまで自分がどこで何をしてきたのか一発でわかるというわけです。
知識を増やせば報酬も手に入りますし、もちろん「知識」ですから豆知識(TIPS)も集まってきます。
知識を集めて世界を読み解くのも、腰を据えてじっくり遊ぶやり込み派の皆さんにはたまらない楽しみになるでしょう。
まとめ
今回はぼっちプレイヤーから見た『クロサバM』の魅力を5つセレクトしてお届けしてきました。
あんまりソロプレイと関係ないところもありましたが、1人でも十分遊びごたえがあるゲームだと皆さんに伝えられたでしょうか。
冒頭にも書いたように、MMOってソーシャルな遊び方が主だと思うんですよ。
でもソロプレイにはソロプレイの良さがあって、人と合わせずに好きな時に好きなことができる。それこそ一生キャラメイクだけしてコンテスト(※)に応募するもいいし、知識を集めながらストイックにやり込んでもいいわけです。
※『クロサバM』では不定期にキャラメイクコンテストがあります。
反対に、よくわからないままオートで進めて、グラフィックとストーリーをぼんやり楽しむ映像作品的な楽しみ方もOKですし、別に途中でやめても、その後いつ復帰してもいい。
そして、持ち前のコンテンツ量でどんなプレイヤーにも楽しみを与えてくれるのが『クロサバM』の魅力だと僕は感じています。
『クロサバM』はアップデートもたくさんあって、その世界は今も広がり続けています。
直近では新コンテンツやスペシャルイベントも実装されており、さらに多彩な遊び方ができるようになりました。
1人1人に合ったスタイルで、新しい冒険の扉を開いてみてはいかがでしょうか。
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