『とらべる島のにゃんこ』メディア体験会にて実機を先行プレイ!
コロプラから配信予定のアプリゲーム『とらべる島のにゃんこ』(以下『とらにゃん』)。
本作は『ほしの島のにゃんこ』の後継作にあたるタイトルで、可愛い「にゃんこ」たちと共に島の開拓が楽しめるカンタン島づくりゲームだ。
2023年9月5日(火)に正式リリースが控える本作をGameWithではひと足早く先行プレイ。
今回はメディア体験会の会場の様子や、実際にゲームをプレイした上で得られた所感をお送りする。
※記事中のゲーム内の画像は、開発中のため変更になる可能性があります
幅広い世代が直感的に楽しめる!病みつきになる爽快パズルにも注目
<あらすじ>
ある日ほしの島に住むハナちゃんは浜辺でおてがみをひろいました
そこにかかれていたのは地図にものっていない島たちでした
好奇心旺盛なハナちゃんはみちの島をめざして旅だちます
たどりついたひとつめの島ははっぱ島といいました
ハナちゃんたちはまずははっぱ島をステキにしてから次の島をめざすことにしました
ゲームの世界観としてはあらすじにあるように、ほしの島に住む好奇心旺盛な「ハナちゃん」が、浜辺で拾った1通の手紙が全ての始まりとなっている。
作中ではシリーズでお馴染みのゆるく可愛いにゃんこたちと共に島づくりに挑戦していく。
前作『ほしの島のにゃんこ』は2D主体のゲームだったが、本作からはグラフィック表現が“3D”にパワーアップした。
これにより、自分で作り上げた島の様子をミニチュアのように眺めて楽しむことができる。
本作では実際にミニチュアを作り、それらを取り込むことでゲーム内の3Dモデルにしているとのことだ。
会場にはミニチュアの実物が多数置かれており、そのどれもが手のひらサイズでありながら非常に精巧な作りとなっていた。
ゲームでは島の開拓を進めていくうえで、まず作物(最初は「ムギ」)の栽培が起点となる。
作物を植えるとにゃんこたちが育て始めてくれるので、プレイヤーは育ち切った作物を後から収穫していく...というのが最初の流れだ。
収穫した作物をニワトリのエサとして与えれば、今度は新たに「たまご」などが収穫できるように。
たまごやムギはお店で料理を作る際の原材料になるほか、【またたび商店】の商品として、さまざまなアイテムと交換可能だ。
こういった具合で島を開拓するのに必要な作物を物々交換の感覚で獲得していき、徐々にお店や農地を広げていくのが主なゲームサイクルとなる。さらに『とらにゃん』からは新たにパズル要素が登場した。
パズルゲームでは同じ絵柄のピースを2個以上並べて消すという非常にシンプルなルールで、“ゲームオーバー”のようなものは存在していない。
このパズルは島の開拓に必要なアイテムを獲得する主な手段の1つで、お店を建築する際の木材から、雑草を刈り取って領土を広げるためのカマまで、パズルのプレイで入手できる。
もちろん、アイテムはパズル以外にもショップから直接購入できる。ただし「コイン」の使用用途は多岐にわたるので使い所は悩ましい。
そんなコインもパズルによって獲得できるうえ、パズルのクリア報酬でもらえるアイテム量が多いことから、基本的には島の開拓に欠かせない要素と言えるだろう。
パズルで消費するチケットのランクを引き上げれば、パズルの規模もグレードアップされ遊びごたえのある盤面を楽しめる。
1度に大量のアイテムを獲得できるうえ、同じ絵柄が揃うほど消した時の爽快感は大きい。ポップな専用演出も用意されており、積極的に大量繋ぎで消すことを狙いたくなる。
ゲーム中はいずれの操作もタップ&スワイプを中心とした、直感的な操作体系を採用する。
年齢層を問わず幅広い世代のプレイヤーたちが島づくりに没頭できそうだ。
働くにゃんこたちがひたすらにキュート!いつまでも眺めていたい幸せの空間
ゲームではミニチュアのような島の中を、にゃんこたちがそれぞれ自由気ままに過ごしている。
彼らはプレイヤーが仕事を割り当てると懸命に働いてくれるが、特に何もしていない時でも観察していて飽きが来ないほどキュート。
ビジュアルが3Dグラフィックに進化したことで、にゃんこたちの日常をより深く楽しめるようになった恩恵は大きい。
ちょっとした仕草や動き、顔の表情の豊かさも感じられ、カメラズームで見ているだけでも癒される。
にゃんこたちはただかわいいだけではなく、島の開拓に必要不可欠な存在だ。プレイヤーが一度仕事をお願いすれば、彼らは嫌な顔1つせずにせっせと働いてくれる。
ゲームでは服装を1匹ずつ着せ替えられるので、それぞれのにゃんこたちを個性的なコーディネートで飾ってあげたいところ。
島の中ではカメラを自在に動かせる。島の様子を何気なく観察してみるのも今後の開拓を計画するうえでは参考になりそうだ。
筆者自身、体験会ではぼんやり島を見渡しながら「あそこにはあのお店を建てたい」「この一帯は農地かな」と、具体的な島のデザインがイメージしやすかった。
なお、既に建てた建物の位置と向きは【もようがえモード】によって後から編集可能だ。最初は開拓に必死で見た目をあまり重視していなかったが、徐々に島が広がっていくと自分なりのこだわりを少しずつ出したくなることだろう。
編集は簡単にできるので、設置できるお店が増えるほど見映えを意識したデコレーションを試したくなるのが興味深いポイントだ。
島づくりを進めていくと別の島にも移動できるようになる。今回の体験会では「さざなみ島」を遊ぶことができた。
島が変わると生産できる農産物やお店の種類、にゃんこたちの種類も変化する。島については今後のアップデートによって少しずつ増えていくとのことだ。
体験会で見えた突き詰めたら時間が足りない島づくりの醍醐味
今回筆者は『にゃんこ』シリーズに初めて触れたが、島づくりに簡単なパズル要素を取り入れた本作は、意外にもゲームプレイの体験にメリハリを感じられる。
パズル自体は至極簡単なものであり、オートで自動的に解いてくれる【おわる】も用意されている。遊ばなければ進めないといったこともなく、ちょっとした遊びの1つとして気軽な息抜きにはちょうど良い。
島を彩るデコレーション要素はプレイヤー側も自然とこだわりたくなる魅力だ。
お店が充実すると徐々にレイアウトまで気にしてしまうものだが、装飾品の数々が能動的な選択肢をさらに広げてくれる。
しかも一部のデコレーションアイテムはタップすることで、にゃんこたちによる何らかのアクションが見られる。
ベンチであれば座ってくれるし、わらにはダイブしてくつろぐといった姿も楽しめる。ほかにもカメラでの写真・動画撮影機能が用意されていた。
こだわり抜いて編集した島の様子やにゃんこたちの姿をSNSにアップする楽しみもありそうだ。
時間を忘れてにゃんこたちの姿に癒される。そんなひとときを今回の体験会では過ごせたと思う。ぜひ、本作が持つ島づくりとにゃんこたちの癒し空間の“沼”を味わっていただければと思う。
体験会の様子
© COLOPL, INC.
GameWith編集者情報
東京都福生市生まれのゲームライター。そしてお酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。 |