
宇宙ニンジャのファンが集う会にこっそり参加してきました。

『Warframe』……ストアの無料プレイの端っこにあるゲーム。名前を知っているぐらいだとそんなイメージの人もいるのではないだろうか。
実は世界で結構人気の作品で、アプデが来ると同接が10万人を軽く超えたり、去年のアプデ『Warframe 1999』に合わせてリリースされたY2Kモチーフの楽曲が1年でYouTubeで260万再生されたりしている。
(どんなゲームか詳細に知りたい人は、以下の記事で深く語っているので読んでみてほしい)

そんな『Warframe』だが、なんと日本のホテルニューオータニ幕張にて、ファンイベント「TennoVIP Tokyo」が開催された。

「TennoVIP Tokyo」は、国内のプレイヤー(以下、テンノ)にとって特別な一日となった。『Warframe』を愛するプレイヤーと開発陣が一堂に会し、作品への想いを共有する場となったのだ。
今回、この「TennoVIP Tokyo」にこっそり参加してきたので、その模様を当日の流れに沿って振り返っていく。
目次
早朝配信がつらい日本のために!デヴスト189振り返り
「TennoVIP Tokyo」の催しとして、まず当日の早朝に放送された公式生放送「Devstream 189」の振り返りが行われた。
Devstreamは、『Warframe』の今後のアップデートの内容や開発状況を運営・開発チームが直接見せてくれる生配信だ。日本時間だと早朝の3時からとなることが多く、まだ見られていない日本のテンノ向けに再編集してプレゼンしてくれた。
振り返りでは、Devstreamでも度々登場する開発メンバーのMegan氏の進行のもと、今年10月に実装されるアップデート「峡谷のアンダーマインド」で登場するキノコモチーフの新フレーム「Nokko」についての簡単な解説や、新ミッションについての説明が行われた。
「峡谷のアンダーマインド」の詳細(公式サイト)
そして、既存のフレーム「Oberon」のリワーク(改修)が行われることが伝えられると、ひときわ大きな歓声が上がった。
Oberonといえば、攻守を兼ね備えたアビリティを持ち、「バランス」を体現したフレームであるが、はっきり言って、現環境では少し性能に物足りなさを感じるフレームであった。今回のリワークを心待ちにしていたテンノも多いのではないだろうか。
ちなみに筆者はというと、その日のDevstreamはリアルタイムで視聴していたが、Oberonリワークの詳細が出ると午前4時過ぎにもかかわらずMOD構成と外装調整の沼に潜るほどの喜びようであった。

▲いい機会だったのでオベロンの外装をガラッと変えました。リワークされたら僕はこれで全てのミッションに行きます。
豪華景品が贈られる抽選会!

次に、事前に配られていたくじの当選発表が行われた。

▲Aoi Protoframe Plush

▲TennoConcert Guitar Picks

▲Lotus Youtooz Figurine
賞品は、オフィシャルグッズからは「Aoiのぬいぐるみ」「Tenno Concert記念ギターピックセット」「Lotusのフィギュア」それぞれ1つずつ。

デジタルアイテムからは「Caliban Prime Access」5つ、そしてなんと 「10万Pt(※)」5つ(!?)と非常に豪華。
※Pt(プラチナ)は、Warframeのゲーム内で使える課金マネー。最も良い効率のパックで購入すると1Pt=4.58円なので、合計50万Ptは約230万円となる。なんて太っ腹なんだ……。
筆者は当選しなかったが、会場では当選者のは驚きと喜びの声が挙がっていた。
「Nokko」を試せるAndroid版試遊コーナー!
その後は、Android版『Warframe』の試遊体験コーナーが開かれた。
試遊では、なんと新フレーム「Nokko」を先行でプレイできるようになっていた。

開発版の内容のため詳細は割愛するが、「Nokko」の使用感をひとことで言うと「ユニーク」。
定点戦闘に長けたフレームで、攻防それぞれのキノコを設置しつつ、自分はキノコに変身して狙われなくなる、というプレイスタイルなのだが、同様のタイプの他のフレームでは得られない面白さがあった。
また、Android版の挙動は良好で、先行で配信されているiOS版と同様に快適にプレイできた。

▲Android版『Warframe』は2025年秋にクローズドβを予定している。
Android版が正式リリースされれば、本作が現行のすべてのプラットフォームで遊べることとなる。
モバイル版ではなく本家『Warframe』がそのまま遊べるので、平日は手持ちのモバイル端末でサクッと遊び、土日にガッツリとコンソールやPCで腰を据えて遊ぶ、そんなプレイスタイルが楽しめるようになるだろう。
大盛り上がりのカラオケ大会!最後はみんなであの曲を合唱

▲開発メンバーも熱唱。
Android版試遊と同時進行で、レクリエーションとしてカラオケ大会が行われた。参加は自由で、参加者は各々が好きな曲を歌う形だ。

そして最後は、今日イベントに訪れた開発・運営のDigital Extreme(DE)メンバーが壇上にあがり、『Warframe』の人気曲『We All Lift Together』を会場のみんなで合唱。興奮冷めやらぬ中、閉会となった。
▲Warframe | We All Lift Together。オープンフィールド「オーブ峡谷」の玄関となる街「フォーチュナー」のテーマ曲。理不尽な負債を負い、地下労働を強いられた者たちの「労働歌」がモチーフとなっている。
まとめ:『Warframe』への想いの強さがイベントを成功に導く原動力

▲来場者に配布されたロータス印の扇子。年内実装予定の大規模アプデ「古の同盟」ポスターにはDevstでおなじみのMegan氏を含む開発陣のサインをいただきました。
ここまで、流れに沿って「TennoVIP Tokyo」の様子をレポートしてきたが、実際のところきっちりしたタイムスケジュールに沿って進むものではなく、会食を楽しみながら行われるプレイヤー同士の懇親会といった趣のものであった。


▲来場者にはホテルニューオータニのビュッフェ形式のディナーが振る舞われた。
だから、このイベントにおける本当のメインはプレイヤー同士の談笑だろう。筆者も『Warframe』という共通の話題のお陰で、たまたま同じ席になった人とも自然と会話が弾んだ。

▲テーブルにはキノコの装飾。新フレーム「Nokko」を意識したものだろうか。
さらに、参加して特に感じたのが、『Warframe』には作品への愛を持っているプレイヤーが多いということだ。そして、それは運営・開発を行うDigital Extremeも同じに違いない。
『Warframe』を愛するプレイヤー、そして、そのプレイヤーたちと『Warframe』に愛と感謝を持っているDE、両者が存在するからこそ「TennoVIP」が大盛況で何度も開催されるイベントとなっているのだろう。
そして、日本でも開催してくれたことに感謝したい。
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PCゲームを楽しむ。大昔からSteamでゲームしてました。digが趣味でジャンル問わずどんなゲームでもプレイ。ゲームに限らず興味を持ったものはなんでも深掘りする性質。 ゲーム以外の趣味は音楽鑑賞・ギター演奏などを嗜む。 『League of Legends』に出会い、人生がいろいろな意味で大きく変わる。 |
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