
2026年4月25日(土)、神奈川・横浜のKアリーナ横浜にて『アイドルマスター シャイニーカラーズ(以下、シャニマス)』の8周年記念ライブ「THE IDOLM@STER SHINY COLORS ∞th LIVE iと夢」が開幕した。
開演と同時に会場が熱気に包まれた本ライブ。セットリストには初披露曲やサプライズ披露が相次ぎ、モニターを駆使した意味深な演出が随所に散りばめられた約3時間半となった。
本記事では、DAY1の公演の模様をたっぷりとお届けする。
DAY1 出演者(敬称略)
イルミネーションスターズ
- 関根 瞳(櫻木 真乃役)
- 近藤 玲奈(風野 灯織役)
- 峯田 茉優(八宮 めぐる役)
アンティーカ
- 礒部 花凜(月岡 恋鐘役)
- 菅沼 千紗(田中 摩美々役)
- 八巻 アンナ(白瀬 咲耶役)
- 希水 しお(三峰 結華役)
- 結名 美月(幽谷 霧子役)
放課後クライマックスガールズ
- 河野 ひより(小宮 果穂役)
- 永井 真里子(西城 樹里役)
- 丸岡 和佳奈(杜野 凛世役)
- 涼本 あきほ(有栖川 夏葉役)
アルストロメリア
- 黒木 ほの香(大崎 甘奈役)
- 前川 涼子(大崎 甜花役)
- 芝崎 典子(桑山 千雪役)
ストレイライト
- 田中 有紀(芹沢 あさひ役)
- 幸村 恵理(黛 冬優子役)
- 北原 沙弥香(和泉 愛依役)
ノクチル
- 和久井 優(浅倉 透役)
- 土屋 李央(樋口 円香役)
- 田嶌 紗蘭(福丸 小糸役)
- 岡咲 美保(市川 雛菜役)
シーズ
- 紫月 杏朱彩(七草 にちか役)
- 山根 綺(緋田 美琴役)
コメティック
- 川口 莉奈(斑鳩 ルカ役)
- 三川 華月(鈴木 羽那役)
- 小澤 麗那(郁田 はるき役)
目次
神秘的な幕開けと、各ユニットが揃い踏みした序盤
開演前、会場には恒例の協賛コールが響く。この時点ですでに会場の熱気は相当なものだ。場内が暗転すると、学校を舞台に先生が生徒へ「虚数」を教えるモノローグが流れ始める。シャニマスらしいメッセージ性の強い内容に、筆者は早くも引き込まれた。
神秘的で宇宙的な照明演出の中、荘厳なオーバーチュアが終わると、モニターには「D3 identity」の文字だけが残った。

「Ambitious Eve」
最新衣装を纏って、全員が1列に並びステージに現れると、その圧巻の光景に思わず息をのんだ。初期の頃の楽曲ながら、8年分の成長を感じさせるパフォーマンスだ。
「せいいっぱい ぐっと羽ばたけ 夢まで」という歌詞が、ライブのタイトル「iと夢」と自然に重なって聞こえた。

「夢が夢じゃなくなるその日まで」
ノクチルらしい、爽やかな青春ロックで流れを引き継いだ。つなぎ風の衣装がよく似合い、メンバーお揃いのネックレスが4人の仲の良さを感じさせる。
ラスト、4人が集まって手を挙げる振り付けが印象的だった。

「パーティーマジックデザイナー」
カラフルな背景演出が会場を彩り、元気いっぱいの放課後クライマックス(以下、放クラ)がオープニングの不穏な空気を一気に吹き飛ばした。
足上げのダイナミックな振り付けと、メンバー間の目くばせに仲の良さが滲み出る。

「Timeless Shooting Star」
キャストの煽りで会場が大盛り上がり。先日のXRライブ「Straylight 283 Production XXXX Performance XXX= S/N-GUL4R1TY」を経てさらに進化したと感じさせるダンスのキレと、サイバー感のある背景演出がカッコイイ。

「Monochromatic」
ラグジュアリーでダンサブルな、シーズらしい曲。衣装も相まってセクシーな仕上がりで、歌もダンスもキレッキレだ。
見るたびに進化していて、いつも以上に気合が入っているのが伝わってくる。

「パステルカラー パスカラカラー」
アルストロメリアらしいポップで可愛い曲。モニターのスイーツな背景が楽しく、間奏部分の連続モデルポーズも楽しげに披露していた。

「晴れのちバルーン」
ポップでハッピーなイルミネの一面が全開。近藤 玲奈さんの低音が印象的で、3人の笑顔が眩しい。まるで本当に風船が溢れているような、明るくて爽やかなステージだった。

「Clean.Clean up」
テンポの速いクランチギターとベースラインが印象的な、シニカルな一曲。斑鳩 ルカ役の川口 莉奈さんが「本人すぎる」と思えるほど、キャラクターとの一体感があった。
難易度の高い早口のパートも堂々と歌い上げ、283プロ最年少ユニットながらパフォーマンスの安定感が際立っていた。

「銀翼のアレジアンス -blade of truth-」
XRライブ「283 Production MUSICAL Performance 騎士団のヴェール」で披露された楽曲のキャストによる初披露。予告なしの披露に会場が一瞬止まり、次の瞬間に大きな歓声が上がった。
シンフォニックで荘厳な曲調の中、礒部 花凜さんの目力が圧倒的だ。セリフパートも完璧で、「剣にかけて!」では観客も一緒に叫び、会場が1つになった。
アンサンブルとしてシーズ・コメティックも加わり、XRライブの再現演出に胸が熱くなった。

1回目のMCではキャスト全員が登場。この日が関根 瞳さん演じる櫻木 真乃の誕生日だったことから、温かいお祝いのコール&レスポンスが起こった。
「八」宮 めぐるや「八」巻 アンナさんの名前を活かした8周年にかけた挨拶が続く中、斑鳩 ルカ役の川口 莉奈さんに夢の話題を振ると画面がぐにゃっと歪むような演出が入り、笑いと困惑が混じった独特の空気になった。

MC後、次の曲の前に川口 莉奈さんだけがステージに残り、指を鳴らすとモニターに斑鳩 ルカが登場する演出が。モニターに「D4 imaginary」の文字が浮かんだ。

色彩と電子音が織りなす、多層的な輝き
「Imitation Ghost」「Future Transit」
「Imitation Ghost」は直前の演出にかかっているように思える、意味深な選曲だ。曲の途中でモニターに芹沢 あさひが登場し、アイドルとキャストの共演演出に驚かされた。

続く「Future Transit」は今日の衣装「バビロントランジット・ラン」の楽曲でライブ初披露。ハンドルを握るような振り付けが疾走感と未来感を引き立て、SF的な背景演出と相まって圧巻だった。

「KoiKyun!」
ユニット衣装「フィーリンフォーリンキュン!」の楽曲で、ライブ初披露。「3人でいるとよりキュンキュンできる」という歌詞の通り、サビ終わりにぴったり揃ったハートの振り付けが素晴らしかった。ゲーム内のものを再現したネイルまで、こだわりが光る。

「キラピコ.exe」
ユニット衣装「キラピコドットピクセル」の楽曲。放クラには珍しいフリフリした衣装とピコピコサウンドが相まって、ポップだがどこか切ない仕上がりだ。背景のドット絵がかわいく、2番終わりのロボットダンスもバッチリ決まっていた。

「Love Letter」「Sleepless Nights」
「Love Letter」は前の曲とピコピコ電子音繋がりの選曲。クラップパートではモニターに大崎 甘奈が登場し、黒木 ほの香さんも映像に負けないパフォーマンスを見せた。

続く「Sleepless Nights」では、大崎姉妹の手つなぎ双子振り付けに会場の温度が一段と上がった。夜の大人の恋愛ソングという新境地でありながら、ゲームで再現されたそばかすメイクまで細部のこだわりが嬉しい。

2回目のMCでは、アルストロメリアとストレイライトが登場。「Future Transit」の運転振り付けの違いを、キャスト自ら実演して紹介した。

色褪せない記憶と、忍び寄るモノクロの影
「Summer Night Paradise」
関根 瞳さん・菅沼 千紗さん・涼本 あきほさん・芝崎 典子さん・北原 沙弥香さん・土屋 李央さん・山根 綺さん・三川 華月さんによるオリジナルメンバーでの披露。
ナイトプール感あふれる楽曲に合わせ、緋田 美琴のセリフ「身体、火照ってきたみたい」もゲームの情景を再現していた。

「ヒカリのdestination」
イルミネーションスターズの初期楽曲。新しい曲が続く流れの中で、この懐かしさを感じさせる選曲に会場は大迫力のコールで応えた。

「裸足じゃイラレナイ」
『シャニソン』ゲーム内初イベントの楽曲。向き合って踊る振り付けに放クラらしい青春感と疾走感があふれた。
歌詞「靴紐 ムゲン エガケ」が、倒れた8(=∞)にかけているかのようにも聞こえてくる。曲の後半、モニターがモノクロになる演出が静かに不穏さを添えた。

「ハナムケのハナタバ」「アイノウ」
「ハナムケのハナタバ」ではピアノの音色が心地いい一方、背景モニターのノイズ演出が激しく、横向きの砂時計が無限を描くような映像が映し出された。

続く「アイノウ」は、この日の衣装「オーケイアイノウワットエヴァ」の楽曲。小澤 麗那さんが川口さんと三川さんを糸で操るような振り付けが鮮烈で、コメティックの世界観を体現するステージだった。

3回目のMCでは、コメティック・イルミネーションスターズ・放クラが登場。
「KoiKyun!」のハートポーズや、放クラの涼本 あきほさんの衣装が蓄光仕様で暗いと光るという話題で笑いが起きた。

しっとりした選曲の中に滲む、仕掛けられた“意味”
「クローバー」
丸岡 和佳奈さん・黒木 ほの香さん・岡咲 美保さん・紫月 杏朱彩さんによる、ゲーム内イベント「しあわせごっこ」の楽曲。結婚をテーマにした煌びやかなギターイントロに始まる静謐な曲調に、筆者はただ聴き入った。
大崎 甘奈の「ありがとう、大好きです」のセリフに観客が大きく沸いた。

「似セ者」
「クローバー」の余韻が残る中でのコメティックの登場。この落差の激しい選曲が意味深に感じられてならない。サビのテンポ感が癖になる中毒性の高い曲で、川口 莉奈さんの“がなり”が迫力満点だった。

「Fading Stars」「After Run」
「Fading Stars」は今日の衣装「フェイディングコローレ」の楽曲。ラグジュアリーなダンスで2人の足の動きがシンクロしており、ただ見入った。

「After Run」では、モニターに七草 にちかが登場して紫月 杏朱彩さんとの動きがリンクする「にちか砲」が炸裂。今日のシーズはいつものダンサブル系から一転、しっとり系の選曲だった印象だ。

「青空」
手拍子の振り付けが爽やかで、跳ねるようなリズムに体が自然と動く。だが、最後のサビでは爽やかな青空の背景がモノクロに変わる。意味深な演出に考察が捗った。

4回目のMCでは、ノクチルとシーズが登場。「クローバー」で難しいしっとり系の曲を感情を乗せて歌い切れたという、岡咲 美保さんの振り返りが印象的だった。
また、和久井 優さんより、次が公演の最後のセクションであることが告げられた。

演出の不穏さが加速した終盤
「ハナサカサイサイ」
観客も一緒に踊れるお祭りソングで、コールが大盛り上がり。打ち上げ花火(ボールを飛ばす演出)を河野 ひよりさんと丸岡 和佳奈さんが担当した。楽しい曲なのに背景がところどころモノクロになり、文字も反転する不穏さは、最後まで会場を手放さなかった。

「枕木の歌」
しっとりとした曲調で、背景は上下反転する演出が続く。だが最後までモノクロにはならなかった。
ライブのキービジュアルに描かれた線路のイメージと重なる選曲で、このライブのテーマを読み解くヒントが隠れているような気がしてならない。

「QUEEN OF THE PIRATES」「幻惑SILHOUETTE」
アンティーカは久々の登場ということもあり、体力が有り余ると言わんばかりの迫力だ。「QUEEN OF THE PIRATES」は、今日の衣装「パイレートクイーンソヴリナ」の楽曲。パイレーツメタルという新境地ながらしっかりアンティーカらしく、サビの「YoHo!」が楽しい。

「幻惑SILHOUETTE」では、嵐の演出とあいまった幽霊船感が圧巻。モニターに月岡 恋鐘が登場し、礒部 花凜さんとの見事なシンクロ演出も見せた。

「いつだって僕らは」「愛しき日々」
「いつだって僕らは」はノクチルの初期曲で疾走感のある青春ロック。嵐が去って青空感が戻った中、観客のコールは大盛り上がりを見せた。ステージを広く使ったパフォーマンスと、手をつなぐ場面にも会場が沸いた。

「愛しき日々」は、ノクチルの最新曲で今日の衣装「オールタイムプレシャス」の楽曲。背景がガレージになり、学生バンド感のある爽やかなサウンドに声がよく伸びる。一瞬背景がモノクロになりかけたが、最後には元に戻った。

最後のMCでは、全員が再登場。アンティーカの衣装ネタ(八巻 アンナさんのポーチに弾丸が入っていること、希水 しおさんの鍵はみんなの家の鍵)で会場が笑いに包まれた。
各ユニットが8周年の喜びや今日の振り返りを口にする中、コメティックの川口 莉奈さんだけは「どこまでが現実で、どこまでが夢なのか、この世界のはるか下に隠された、目には見えないものを見つけてください」と独り異なるトーンで語りかけた。この日の演出のすべてを体現しているようなコメントだった。

8周年記念映像のお披露目と、新プロジェクト「Project"ReLight"AXE8」の告知も、このMCで行われた。

【シャニマス8周年記念動画 公開!】
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) April 25, 2026
支えてくださったプロデューサーさんのおかげで、
シャニマスは8周年を迎えました!
新プロジェクト、Project “ReLight”AXE8 も決定♪
詳細は4月27日の生配信で発表予定ですよ~
アイドルマスターチャンネルhttps://t.co/FPNe18yasO#シャニマス… pic.twitter.com/YrtqLfgEqp
最後は画面に「D5 idea」と表示された後、モニターに櫻木 真乃と浅倉 透が登場。衣装がパラパラと変わり、最後には新衣装「こどもたち」になった。


アンコール「星の声」と、謎めいた幕切れ
「星の声」
全員が8周年新衣装「こどもたち」を纏い、アンコールに応えた。『シャニソン』のテーマ曲を全員で歌い上げ、最後のサビでは銀テープが舞う。

ただ、向いている方向はバラバラで、曲の途中にはノイズ音も差し込まれていた。最後まで、意味深な演出を手放さないライブだった。

キャストたちは、何も言わずに退場した。画面が揺れるような演出のあと、モニターに「D3 interlude」の文字だけが残り、公演は静かに幕を閉じた。
まとめ
懐かしい曲から最新曲まで、『シャニマス』の“今”が凝縮された約3時間半だった。各ユニットの「らしさ」はどこまでも健在で、見るたびに磨きがかかるキャストのパフォーマンスは、8周年を祝うに相応しい仕上がりだった。
一方、背景モニターの不穏な演出、「D3 identity」「D4 imaginary」「D5 idea」という謎のテキスト、川口さんの意味深なコメント、そして「D3 interlude」での幕切れは、確かに何かを語りかけていた。
その意味がすべて明らかになるのは、DAY2を経て、それ以降の展開が明らかになってからかもしれない。あっという間の約3時間半だったが、たしかにアイドルたちはここにいた。
©THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.
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