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『サカつく』最新作の久井プロデューサーにインタビューを実施!

セガから発売のPS5,PS4,PC,スマホ対応ゲームソフト『プロサッカークラブをつくろう!2026』。
サッカーシミュレーションゲーム「サカつく」シリーズの最新作として注目を集めているサッカークラブ経営シミュレーションだ。

今回、本作のプロデューサーである“久井 克也”氏へのインタビューにGameWithも参加させてもらい、8月に実施されたクローズドβテストを経てゲームの開発状況や今後の展開についてのお話を伺った。
ユーザーの声に向き合い様々な要素をプラスしながら正式リリースへ
――CBTを経て、ゲームの開発はどのくらい進んだのでしょうか?
久井P:かなり完成度は上がってきており、現在はCBTで頂いたご意見に対して向き合っている段階で、そこから様々なものを足して実装を進めている状況です。
あらためて原点回帰と言いますか、昔ながらの「サカつく」にプラスしてビジネスモデルとして、今の世相も反映しつつ一部課金モデルを入れたハイブリッドな形にしています。
ただ、頂いた声の中で“昔の「サカつく」のこの部分があったのに今回は無くなってしまった”といった声もあったので、しっかり向き合って作り切った上でリリースしたいなというのが現状の目標ですね。

――具体的にはどういった声が多かったのでしょうか?
久井P:多かったのは「留学の機能」ですね。選手の育成の自由度が昔の「サカつく」から少ないという意見が大きかったので、育ち切っていない選手を留学でパワーアップさせるといった機能を実装する方向で決めています。
また、工数の問題で「セーブデータの複数所持」がCBTで出来ていなかったのですが、今後の対応でセーブデータを複数持てるようにすると決めていますね。
これによって、例えば「課金をして集めた選手たちで遊びたい」「無課金で遊びたい」という2つの思いを持っていても分けて遊ぶことができて遊びの幅が広がるといった意見もありました。
――サービスを開始する時期についてはいかがでしょう?
久井P:開発はほとんど終わっているのですが、細かいところを仕上げていくため、2026年の初頭リリースへ変更します。

課金に対する向き合い方
――課金に対する抵抗感を持っているコメントも散見されますが、この辺りはどういった仕組みになるのでしょうか?
久井P:課金のポイントはCBTでお見せしたところがほとんどで、「SP選手をガチャで引く&それを育てるための特別練習カード」というのが大きなマネタイズのポイントになっています。
この辺りはすごい難しいところではありますが、ユーザーの方々が楽しんでまず定着してくれるか、継続して遊んでくれる状況を作れるかというのが絶対だと思うので、まずは遊んで楽しんでもらう。「サカつくって楽しいゲームなんだ」と知ってもらうことが重要だと考えています。

――1つの需要として「Jリーグの選手を育てたい」「贔屓の○○の選手なら育てたい」といった思いで課金をする方もいるかと思います。プレイヤーのランクが関与しない形で選手を強化するような要素はありますか?
久井P:強化要素として「覚醒練習」がありますが、低いランクの選手も強い選手に近いところまで伸ばすといった余地は作ろうかなと思っています。
「成長期が短い」とCBTで意見を頂いているので、この期間を延ばして成長自体を楽しめるようにしています。
より正確な選手データの「サカつく」&本作ならではのコンテンツ
――「パワード・バイ・フットボール・マネージャー」がついてる理由や、サカつくに対するメリットなどは?
久井P:昔からの「サカつく」の1つの課題として、選手データの正確さに対して疑問符がつく部分があったので、彼らのその選手データのノウハウが蓄積されたデータにはすごく価値があると思っています。
なのでリアルなサッカーファンの方にとっては、ポジション適性やプレイスタイルといった要素が違和感無くゲームにも反映されているというところが大きなメリットかなと思います。

――仮にリアルで「J3のチームがJFLに降格」した際の選手は、その翌年にどういった扱いになるのでしょうか?
久井P:Jリーグさんとの取り決めがあるのですが、やはり使えなくなるのでシーズン更新時に架空選手になってしまいますね。
そのほかにも最新の移籍などをまとめて反映するタイミングを作り、そのタイミングで選手データを入れ替えます。
今のところ、半年に1回のデータ入れ替えを予定しています。
――「アシスタント」を増やす予定はありますか?

久井P:今後も仕掛けとして考えていて、オーディションのようなプロモーションもやっていこうかなと考えています。
日本向けとしては元々考えていましたが、とある地域では有名な女性の方をアシスタントとして出すのは決まっていたりしますね。
――サカつくならではの文化として「架空選手」は今後も継続されるのでしょうか?
久井P:ここはやっぱり継続したいと思います。
こんなに知名度がちゃんと確立された架空選手がいるゲームって無いだろうと思いますし、こういうところも大切にしたいなと思います。
若い世代や海外展開など新規層獲得について

――既存のサカつくファンだけでなく、若い世代にはどう届けていきますか?
久井P:1つの大きな課題でして、動画配信のような案が1つありますが、これが必ず正解といったものが見えておらずかなり課題視しています。
――海外展開についての考えはいかがでしょうか?
久井P:海外に対してもやはり売っていきたいのはあります。市場が見えていないところは、我々の各国の海外拠点で彼らの声を聴きながら現地に対するプロモーションを行ったりもしています。
CBTのアンケートはかなり好調でして、特に香港やタイ、インドネシアなど、予想に反してちゃんと結果が出てきているのが見えているので、まだ届いていない無関心層……特に海外にどう火をつけていくのかが課題ですね。

――サービス開始後の展開、特に海外向けではどのようにイベントを行っていくのでしょうか?
久井P:ワンサーバー・ワンバイナリーで作っているので、基本的には同じイベントが開催されます。
JリーグやKリーグ、その他のライセンス選手も搭載しているので、色んな海外ユーザーに対しても意識しています。
特定の国のイベントだけずっとやるとか、どこかの国に偏ったようなことはあまりやらず平等に扱うようにしています。
――「サカつく」について期待しているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

久井P:サカつくの世代やサカつくご存知の方、そして初めて知った方も含めて、まずCBTを体験いただいた方々ありがとうございます。
頂いた意見もほとんどを真摯に受け止めて実装しようとしています。CBTから1.5倍くらいのボリュームで帰ってくることになるとは思いますが、ご期待頂ければと思います。
「サカつく」を知らない層の方々にとっては「スタイリッシュでカッコいい」ではなく「ちょっと変なゲーム」といった印象を持つと思いますが、そのヘンテコさやサッカーのプレイヤー目線でサッカー界を体験できるのが「サカつく」の良さだと思っているので、ぜひ楽しんで触れてみて頂きたいです。
――ありがとうございました。
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セガから発売のPS5,PS4,PC,スマホ対応ゲームソフト『プロサッカークラブをつくろう!(サカつく2026)』は、大人気サッカークラブ経営シミュレーション「サカつく」シリーズの最新作。
今作は「コンソール版の楽しさをもう一度」というコンセプトで設計され、ファンが待ち望んでいた「あの頃のサカつく」が最新データ・技術とともに再現される。
Jリーグをはじめとした多くの公式ライセンスを取得し、5000名以上の実名選手が登場するほか、公式アンバサダーには本田圭佑氏が就任。

発売日など基本情報
発売日 |
2026年初頭 |
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会社 |
セガ |
ジャンル | サッカー 経営・育成シミュレーション |
対応ハード | PS5 / PS4 / PC / アプリ |
タグ | |
価格 |
PS5 : 無料
PS4 : 無料
PC : 無料
アプリ : 無料
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最大プレイ人数 | |
公式HP | |
公式Twitter |
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