
タイのバンコクにて「Racer Fest 2025」が開催!

2025年8月23日(土)、NetEase Gamesはタイのバンコクにて、「Racer Fest 2025」を開催。このイベントでは、スマートフォン/PC用ゲーム『レーシングマスター』(以下、『レーマス』)の公式大会「LEGENDARY CUP 2025」も開かれた。
今回GameWithはタイ・バンコクまで赴く機会をいただき、現地を取材してきたので会場の様子をお届けしていく。

クルマ好きには堪らないッ!憧れの車種が麗しのレースガールと共にお出迎え

会場となる「PHENIX Pratunam」では、公式大会の決勝戦だけではなく、スーパーカーの展示や会場に訪れたユーザーが各ブースを通じて楽しむことができた。
エリアは『レーマス』公式大会と、ゲームに関連したスタンプラリーが実施されている5Fエリア、リアルのスーパーカーが展示されている6Fエリアに分かれていた。まずは6Fから見ていこう。
実際のスーパーカーが登場!

ガレージエリアでは、この日のためにPorsche 911、Lamborghini Huracanなど、日本円にして総額約3億8千万円相当の車種が特別に展示。時間になると、レースガールたちによる洗車ショーも行われた。


「Porsche 911 GT3 RS Manthey edition」


「Lamborghini Huracan HTO」


『レーマス』公式SNSアカウントが実施したユーザー参加型のキャンペーンとして、ラッピングされたユーザーカスタムカーも合わせて展示。
本キャンペーンは日本、台湾・香港・マカオ、韓国、東南アジア地域(タイなど)でそれぞれ行われており、今回のラッピングはそれら国々の特色と個性が顕著に反映されたデザインに仕上がっている。
【Porsche 911(日本)】
独自のリアエンジン水平対向レイアウトと優美なボディラインを兼ね備えた、ポルシェを代表するクラシックなモデル。




【BMW Z4 30i sDrive(台湾・香港・マカオ)】
BMWを象徴するオープンモデル。スポーティさとエレガンスを兼ね備えたデザインで、ブランドの個性を体現する。




【Audi TT 45TFSI S-line(韓国)】
アウディを代表する小型スポーツクーペ。名高いクワトロ四輪駆動システムにより、小さな車体ながら高い走行性能を誇る。




【Porsche 718 Cayman(東南アジア)】
コンパクトなボディサイズを持つポルシェの小型スポーツカー。サーキットではバランスの取れた走りを発揮する。




さらに、ラッピングカーの向かいには、この日のためにユーザーが持ち込んできた自慢の車両が数台設置されている。クルマ好きのこだわりを感じられるチューニングが施されているようで、来場者からの注目を大いに集めた。
【Dodge Challenger】

アメリカを代表するクラシックマッスルカーのひとつ。圧倒的な直線加速性能が魅力。
【Land Rover Defender Twisted Edition】

英国のカスタムブランド「Twisted」による特別仕様。クラシックで無骨なスタイルの中に、力強い走行性能を秘めている。
【SUBARU Impreza Full Carbon WRC】

長年WRCを戦い抜いた伝説のチャンピオンモデル。フルカーボンボディで軽量化を果たし、水平対向エンジンと相まって優れた操縦性と加速性能を誇る。

筆者
とにかく写真映えする高級車がズラリ。もっとたくさん撮影しておけば良かったなーと後悔しています...。
マニア向けの遊びを散りばめたスタンプラリーで豪華景品を狙える大チャンス!
大会用スペースとユーザーアクティビティが併設されている5Fエリアでは、ユーザーがさまざまな体験を通じてスタンプラリーを巡ることになる。
5つのスタンプを集めた後、レバーチャレンジの抽選結果に応じた景品がプレゼントされる仕組みだ。景品にはゲーミングチェアやヘッドフォンなどが用意されていた。




▲日本から遥々とイベントに参加してきてくれたユーザーさんの姿も!

筆者
撮影のご協力、本当にありがとうございました!!
【ミニゲームコーナー】

ヘッドフォンから流れてくるエンジン音で車種を当てる選択制のクイズ

世界TOP4位のゴーストと競い合うことができる
【シミュレーター実機体験コーナー】

落下するいずれかの棒をキャッチして反射神経を競うというもの。

実際の操作を体験できるシート型のシミュレーターも登場
【フォトブース】



プリント写真をその場で入手できるブース。エンブレムなどを手に持って実際に記念撮影を楽しめた
【AIフォトスポット】


その場で撮影したユーザーの顔写真をAIで加工し、F1ドライバーのような1枚を作り出せる

何故かドレッドヘアにされる筆者
【イラストブース】

現地の絵描きさんがその場でユーザーのゲーム内愛車を手書きしてくれるブース

実は頼めば現実の写真でもOK。せっかくなので友人の「フェアレディZ Z33」で依頼してみた

友人の愛車
【カスタマイズスタジオ】


来場者たちがお題に合わせてゲーム内の車両を自由にカスタム。1人1台ではなく、リレー形式に皆でカスタムするため、未知の仕上がりになる
【プレゼント抽選】


スタンプを埋めたらレバーを引いての抽選タイム。ブシューッ!とブース内に煙が巻き上がり、抽選結果がモニターに表示される
白熱の決勝戦を制したのは「TIKD」選手。“日本最強”の栄冠と1万ドルをその手に!

TIKD選手
バンコクにおける大会で見事、日本地域戦の優勝を手にしたのはTIKD選手となった。
準優勝はNiasl33p選手が飾る。そして、あずきあずき選手、nwoy4選手の順で日本地域のTOP4が決定した。



筆者
TIKD選手、優勝おめでとうございます!]
『レーシングマスター』レジェンドカップ2025 ファイナルズ
第1試合ではTIKD選手とnwoy4選手による接戦が終始苛烈を極める。抜いて、追い越されるデッドヒートが展開され、日本地域の開幕戦に相応しい試合だ。異国の地でありながら、第1試合から両者共にプレッシャーに負けない走りを見せている。
TIKD選手の有利な場面に対して、nwoy4選手が負けじと喰らいつく。両者インコースでのせめぎ合いを観衆が固唾を呑んで見守る。同車種でのミラーマッチでは、最終コーナーで優勢だったTIKD選手からから、nwoy4選手が逆転勝ちを決める試合もハイライトになった。しかし、迫るnwoy4選手から自力の差でTIKD選手が上回る形となり、勝敗はTIKD選手に譲ることとなった。

nwoy4選手

初戦におけるnwoy4選手が逆転するハイライト
続く第2位試合も見どころばかりだ。あずきあずき選手とNiasl33p選手らによる激闘は、現地eスポーツキャスターのテンションすらも巻き込み、試合中における実況の“Adzuki!コール”が強烈な印象を残している。
また、あずきあずき選手は日本地域戦において、唯一「バーチャルパッド」で試合に臨んでいる。操作デバイスによる優劣を覆す精密なドリフトテクを披露しており、会場を大いに盛り上げた。
対するNiasl33p選手はそんな大舞台の中、カメラを向けられてもファンサ精神を忘れない人柄の良さが目立つところとなった。あずきあずき選手との攻防では、キャスターのAdzuki!コールがキャッチーに響く中でも、プレッシャーに負けず勝利を手にしている。

あずきあずき選手

Niasl33p選手
決勝試合では初戦を勝ち取ったTIKD選手と、Niasl33p選手が火花を散らす。観客席からも熱を帯びた声援とリアクションが轟き、モニター中継から目が離せない死闘が繰り広げられていった。
マシン選びとライン取りの心理戦は手に汗握る名場面を生み出していく。ペースを乱すことがないTIKD選手の堅実な走りに、現地の観衆も次々と魅了されていった。日本1位と2位を決する本試合は、どちらが小さなミスを積み重ねるかが勝敗を分かつ展開に。最終的にはTIKD選手の安定した走りが試合の決定打となった。


本イベントの最後は、各レギュレーションTOP2名がステージに上がる交流試合となり、計8人でのサバイバルレースが催されている。日本からはTIKD選手、Niasl33p選手が登壇。Niasl33p選手の敗退を前にしつつも、TIKD選手が日本代表としての意地を見せつけた。交流試合は東南アジア代表のAfiq選手が他の追従を許さない圧倒的な走りを見せ、優勝を果たしている。


優勝を手にしたAfiq選手

こうして「LEGENDARY CUP 2025」は大盛況の内に幕を閉じた。本大会はeスポーツシーンが世界的に盛り上がる最中、モバイルゲームの分野でもその熱量が変わらないという、一つの証左になり得たことだろう。続く来年度の大会と、ますます盛り上がりを見せていく『レーマス』の展開から目が離せない。

筆者
来年度の試合も楽しみですね。全力でぶつかり合う選手たちの姿が最高にカッコ良かったです!
GameWith編集者情報

東京都福生市生まれのゲームライター。そしてお酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。 |
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