
4月2日、世界中が注目したニンテンドーダイレクトで「Nintendo Switch 2」に関する数々の情報が発信された。発売日の発表やソフトのラインアップに熱くなったファンは多いのではなかろうか。
その興奮も冷めやらぬ翌日に、メディアやインフルエンサーなど招待者のみを対象に体験会「Nintendo Switch 2 Premiere」が開催。限られた時間ではあったが、実機で数多くのタイトルをプレイすることができた。
本リポートは前編後編の2回に分けてお届け。今回はNintendo Switch 2オリジナルや「Joy-Con 2」のマウス操作を使用するものなど、注目タイトルをピックアップ。後日公開の後編では、Nintendo Switch2本体の使い心地や手触りについてリポートする。

コースを飛び出し世界を走りまわる!『マリオカート ワールド』

11年振りの『マリオカート』最新作は、その名の通りコースのみならず「世界」を走ることができるのが大きな特徴。今回は「グランプリ」と「サバイバル」をプレイできた。
体験会のバージョンではキャラクターは60人、マシンは24機から選択できた。掛け算するまでもなく組み合わせは膨大。さまざまなプレイ感覚を楽しむことができそうだ。

グランプリは1レースの決着がついてもインターバルなく次のコースへ進むという方式。
スタートはグリッドに停止→カウントダウンではなく、走ったままレースに突入するローリングスタート方式だった。違和感なくすんなりプレイできたが、スタート時になんらかの駆け引きが発生するかもしれない。
最大24台でのレースは、コース幅がゆったりなこともあり、窮屈な印象はなし。これまでと変わらない感覚でプレイできるはず。
PVで見られたレール状の設置物を片輪で走行するギミックも確認できた。乗ったあとのマシンは操作せずとも進んでいくようだ。
サバイバルは、途中のチェックポイントで規定の順位に達していないとリタイアとなってしまう、まさにサバイバル戦。レースは途切れることなく進行し、背景やコースがどんどん変化。生き残るたび熱を帯びていく感覚は、本作の醍醐味といえるだろう。
バラエティあふれるコースとアイテムは健在。今作も長く楽しませてくれるのは間違いない。


パンチ!破壊!パンチ!破壊!『ドンキーコング バナンザ』

画面を見た最初の印象は、3Dの『スーパーマリオ』や『ゼルダ』の雰囲気?
しかし操作を確認すると、Aボタンがジャンプ、Bボタンが下パンチ、Yボタンがパンチ、Xボタンが上パンチ……。これはもう、プレイヤーに「どうぞパンチしてください」といっているようなものだ。
プレイ開始当初、じつはお上品に、地形に合わせてジャンプしながらタイミングを合わせてパンチ、といったふうに進行していた。
ところがもどかしさを感じてパンチを振り回し「あ、壊せばいいのか」と気づいてからは世界が一変。
ひたすらパンチ連打(たまにつかむ、持つ)で壊しては進み、壊しては進みと、道なき道を進んでいくのは愉快かつ爽快だった。
ドンキーといえばパワー! そんなキャラクター性を極限までゲームシステムに反映させたアクションゲームといえそうだ。


Joy-Con 2のマウス操作の可能性を感じる『ドラッグ アンド ドライブ』

Joy-Con 2のマウス操作でプレイするバスケットボールのような3×3スポーツ。左右の車輪の前後の回転を、プレイヤーが左右に持ったふたつのJoy-Con 2のマウス操作で制御する。

操作は直感的に行えた。Joy-Con 2をマウス操作で前に押し出せば車輪は前に、後ろに引けば後ろに回る。両方のJoy-Con 2を前に押し出せばぐいーんと前に進み、そのあとに片方だけ前に動かせば勢いが少し落ちながらカーブを描く。
言われてみれば単純な仕組みだが、味わったことのない操作感覚。もちろんもどかしさはあるが、それがうまく操作できたときの気持ちよさを膨らませてくれた。
ゲームとしてはシンプルだが、ふたつのJoy-Con 2のマウス操作の楽しさと、これからの可能性を感じることができた。

「ひみつ」がいっぱい展示されたミュージアム!『Nintendo Switch2のひみつ展』

Nintendo Switch2の機能やテクノロジーをクイズやミニゲームを通して教えてくれる。
ゲーム機本体が展示されたミュージアムのようなフィールドを、自由に歩いたり見学できたり。もうこの時点でわくわくして、好奇心が止まらない。
ミニゲームは2種類を体験できた。ひとつは画面上部から不規則に落ちてくるキャラクターに当たらないように、プレイヤーキャラをJoy-Con 2のマウス操作で動かすというもの。
もうひとつは、Joy-Con 2をマウス操作で左右に動かし、振動が最大になるポイントを当てるというもの。
いずれもシンプルだが、マウス操作や振動を細かく表現できる機能を存分に体感させてくれた。


次回はNintendo Switch2本体やJoy-Con 2の使い心地や手触り感についてお伝えする。
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