
ジェダイやドロイド、マンダロリアンも! 自分の好きな部隊を編成・指揮する『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』

2025年4月18日~20日にかけて実施されたイベント“スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025”にて正式発表された、新作タイトル『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』。
本作は言わずと知れた名シリーズ『スター・ウォーズ』をテーマとしたターン制ストラテジー。対応機種はPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games)で、発売は2026年を予定している。
開発を『XCOM』シリーズに携わった開発者が集結したスタジオ“Bit Reactor”が担当しているということでも注目を集めている本作。
本記事では、先日開催された『スター・ウォーズ セレブレーション2025』の様子とそこで発表された『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』の内容に加え、開発陣へのインタビューをお届けする。
※ゲーム画面は開発中のものです。
目次
新作『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』が発表!
スター・ウォーズ セレブレーションにて『スター・ウォーズ』の新作ゲームが発表された。
本作の舞台となるのは、『スター・ウォーズ』におけるクローン戦争末期の時代。
プレイヤーは元共和国の士官・ホークスとなり、銀河中から個性豊かなメンバーを集めて自分だけの精鋭部隊を作り上げ、さまざまなミッションに挑むことになる。

集められるメンバーは、クローントルーパーやアストロメク・ドロイド、マンダロリアンにさらにはジェダイまで、種族から生い立ちまで十人十色。
外見や装備、能力をプレイヤーの好きなように調整でき、彼らと絆を深めていくことも可能だ。

自分なりのタクティクスを考案しながら、銀河中で巻き起こるバトルに挑戦。
各メンバーの個性を生かした戦い方が可能で、マンダロリアンは多彩な武器で攻撃したり、ジェダイは隠れている敵をフォースではじき出したりと『スター・ウォーズ』らしいアクションが用意されている。


ターン制ストラテジーの戦略的な楽しさと、『スター・ウォーズ』の唯一無二の世界観を同時に楽しめる作品となっている。
プロデューサー&ディレクターにインタビュー!
さらに『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』クリエイティブディレクターのグレッグ・フェルチュ氏(Bit Reactor)と、エグゼクティブプロデューサーのオリオン・ケロッグ氏(Lucasfilm Games)へインタビューを実施。本作の内容や見どころについて詳しく聞いた。

▲画像に向かって右がグレッグ・フェルチュ氏、左がオリオン・ケロッグ氏。
物語の没入感がポイント
――まずは『ゼロ・カンパニー』の正式発表、おめでとうございます。今の率直なお気持ちを聞かせてください。
グレッグ・フェルチュ氏(以下、グレッグ):今回、“スターウォーズ・セレブレーション”という『スター・ウォーズ』の大ファンが集まるイベントで発表できたことがとても嬉しいです。
現時点ではまだ公開できてない情報も多いですが、今後みなさんにシェアできる機会が増えていくと思うので、 楽しみにしていてください。
――『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』の注目要素を教えてください。
オリオン・ケロッグ氏(以下、オリオン):本作では、プレイヤーは自分のスクワッドメンバーを選び、彼らをカスタマイズしながら、広大な銀河のさまざまな惑星を舞台にした冒険が楽しめます。『スター・ウォーズ』の作品として、そしてストラテジーゲームとしても特別なものになると思います。
グレッグ:重厚なストーリーにも注目してほしいです。ひとつの映像作品として素晴らしい体験ができます。また、ゲーム内で選ぶことのできる選択肢をしっかりと意味のあるものにし、プレイヤーが物語に参入しているのだと感じてもらうことも、私たちが重要視するポイントです。

――本作はターン制ストラテジーゲームですが、難易度的にはどのような塩梅になっているのでしょうか?
オリオン:難易度にはレンジ(幅)を用意していて、新しくゲームにチャレンジされる方や、純粋にストーリーを楽しみたいという人には優しめのモードがあります。
逆にこのようなジャンルのゲームになれた方、難しいゲームプレイを求めている人には、一度キャラが倒されると二度と戻ってこないというような高難度のシステムも準備しています。
――『スター・ウォーズ』といえば、戦闘機や兵器も印象的ですが、これらも登場しますか?
グレッグ:本作のバトルは基本的に陸戦になりますが、ミッションの環境にあわせたビークルが登場するシーンはあります。また惑星から惑星へと移動、ミッションに出撃するための宇宙船などは用意しています。
キャラクターとの交流も重要に
――自分だけの部隊として編成できるとのことでしたが、どのような種族が登場するのか、またカスタマイズ要素も気になるポイントです。
グレッグ:『スター・ウォーズ』に登場する、たくさんの種族からキャラクターを選ぶことができます。そのなかには、アイコニックで有名なものもいれば、あまり広く知られてないキャラクターも含まれています。
オリオン:すでに発表しているものでは、マンダロリアンやクローントルーパー、ジェダイ、パダワンなどが登場します。
カスタマイズについては現時点では詳しく話すことはできませんが、“本物の『スター・ウォーズ』である”と感じられることを重視しています。オリジナルのストーリーに忠実であること、そして『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』としてユニークな体験を作り出すことは、特に大事にしていますね。

――キャラクターとの交流要素についても教えてください。
オリオン:特徴的な機能のひとつとして「ボンド(絆)システム」があります。戦場にどのスクワッドメンバーを連れていったのか、誰と一緒に戦ったか、戦わなかったのかが重要になるシステムです。ともに戦闘をこなすことで絆が深まっていき、さまざまなオプションが増えていきます。
――スクワッドメンバーとの会話やその内容がストーリーに影響を与えることはあるのでしょうか?
グレッグ:主人公たちの隠れ家的な拠点などで、メンバーと会話することが可能です。さらに、戦場においてプレイヤーが行う判断や、他のキャラクターとの掛け合いが、戦況に大きく影響することもあります。
――プレイヤーが操作する主人公のホークスについても教えていただきたいです。
グレッグ:ホークスは、スクワッドチームのリーダーでありプレイヤーの分身です。物語が展開していくなかで、プレイヤーはホークスと同じタイミングで笑い、ホークスと一緒に学んでいくことになります。どのようなキャラクターにするのか、どのように成長させていくのかはプレイヤー次第です。
オリオン:種族や性別、ボイスなども自由に決められます。ただし、バトル・ドロイドにはなれません。

――ちなみに、シリーズの歴代キャラクターは登場するのでしょうか?
オリオン:歴代キャラクターについては現状ではまだお話しできる段階ではありませんが、ファンの方がいろいろな推測をしてくれることは、私たちはとても嬉しく思っています。
歴代シリーズからのインスパイアも
――バトルシーンのモーションや演出などで、こだわっている点などがあれば教えてください。
オリオン:オリジナルの三部作や『キャシアン・アンドー』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などからインスパイアされている部分は多々ありますし、ゲームをプレイしていてもそれは感じられると思います。
――ちなみに、開発はどのような形で進められているのでしょうか?
グレッグ:基本的には複数のパートナーと連携して開発を進めています。何か問題が発生してもオープンに議論して解決できますし、新しいアイディアが浮かんだらすぐにルーカスフィルムに相談し、どこまで実現できるかという話ができるので、とても助かっていますね。
オリオン:私たちや各パートナーも含め、最終的には皆同じものを求めているのです。全員が求めるスタンダードは結構高いのですが、さまざまな工夫をしながら開発しています。
――最後に、本作の発売を心待ちにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
オリオン:『スター・ウォーズ』ファン、そしてストラテジーゲームのプレイヤーは、豊富な知識を持っている方もたくさんいると思いますが、そんな人たちでも驚くほど新しい体験をお届けします。
グレッグ:『スター・ウォーズ』とストラテジーゲーム、このふたつを好きなのであれば、絶対に好きになれるゲームです。皆さんに愛していただけるようなゲームを作っていて、実際にそうなると思っています。
――ありがとうございました!
スター・ウォーズ セレブレーションの様子をお届け
ここからは、『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』が正式発表されたイベント“スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025”の様子を写真とともに紹介しよう。

会場には、作中を再現したオブジェクトやユニークな展示が目白押しで、ブースを次から次へ「お、あれじゃん!」とつい渡り歩いてしまった。
ファンが1000%楽しめるように作られているイベントと言っても過言ではないだろう。



▲『スター・ウォーズ:ビジョンズ』ブースでは、スタジオジブリのアニメーターから贈られたイラストや、ジブリに影響を受けたルーカスフィルム・アニメーションのアニメーターが描いたイラストが展示。まさにスペシャルなコラボレーションだ。

▲スターファイターのビッグな展示も。コスプレのクオリティの高さも相まって大迫力!

▲『マンダロリアン』のグローグーはやっぱり大人気(筆者ももちろん好き)。ショップもたくさんの人でにぎわっていた。

▲屏風に描かれたカイロ・レンと、C-3PO&コンビ。画力に圧倒される迫力満点のイラストだ。

▲ダース・ベイダーやトルーパー、マンダロリアンたちのヘルメットがずらり。統一感がありつつもちゃんと個性がある、『スター・ウォーズ』のヘルメットのアイコニックさが筆者はとても好き。

▲ハン・ソロが炭素冷凍されたシーンを再現したオブジェクト。改めてみてもいい表情をしている。
また会場を回っていると、老若男女、国内外問わずさまざまな人が集まっていることを実感。「世代を超えて愛されるコンテンツ」だと、改めて思わされた。
まとめ
『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』の内容とインタビューについてお届けしたが、いかがだっただろうか。
公式サイトからは、本作のウィッシュリスト登録が可能なため、気になった人はぜひ登録しておこう。
『STAR WARS ゼロ・カンパニー™』公式サイトその他の新作ゲームもチェック!
発売日など基本情報
発売日 |
2026年 |
---|---|
会社 |
Electronic Arts |
ジャンル | ストラテジー |
対応ハード | PS5 / PC / Xbox |
価格 |
PS5 : 未定
PC : 未定
Xbox : 未定
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公式HP | |
公式Twitter |
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