デイヴ・ザ・ダイバー
不思議な海で魚を獲り、自分だけの寿司屋を経営!異色のハイブリッド海洋アドベンチャー。
MINTROCKETより発売のPC(※)対応ソフト『デイヴ・ザ・ダイバー』は、ピクセルアートで描かれるハイブリッド海洋アドベンチャー。
プレイヤーは主人公のデイヴとして、神秘の海ブルーホールの探索と、得た食材で寿司を握って売り上げを得る2つのパートを行き来していくことになる。
今回の記事では本作のストーリーをはじめ、実際のプレイで体験できたゲームシステムや魅力などを紹介していく。
(※)Switch版も発売予定
Steamで詳細を⾒る目次
デイヴ・ザ・ダイバー
さぁ、伝説の眠る海へレッツダイブ!
寿司に釣られた太っちょプロダイバー
本作はバカンス中の太っちょプロダイバー「デイヴ」が、小麦色の肌と白髪が特徴の旧友「コブラ」に呼び出されるところから物語が始まる。
デイヴはコブラと一緒に、謎の巨大ブルーホール(※)近くに新規開店した寿司屋「BANCHO SUSHI」にて、一流の寿司職人「バンチョ」が握る寿司を楽しんでいたところ、突如発生した謎の地震に襲われてしまう。
いきなりボロボロになってしまった店を目の前に、あれよあれよと寿司屋のサポートをお願いされたデイヴは、ブルーホールを取り巻く物語に巻き込まれていくことになる。
※「ブルーホール」とは、洞窟の陥落によって海底にぽっかりと穴が開いてできた場所のこと。
その海には伝説が沈んでいる...かも
ある日、魚を獲っているデイヴのもとに、魚人族文明について調査をしている考古学者「Dr.ベーコン」が現れる。
ベーコン博士によると、デイヴが日々潜っているブルーホールには、魚人族文明が栄えていたという伝説が言い伝えられているようだ。
次々発見される痕跡や謎の壁画、そして地震との関係性など、物語は一体どのような結末を迎えるのか注目必須だ。
海には出会いがいっぱい
ブルーホールでは、時折いろんな生物たちや人間と出会うことがある。
静かな海のように穏やかな者もいれば、荒波や嵐のように激しい者もいるので、波に流されないようにしっかりと対応しよう!
デイヴ・ザ・ダイバー
「漁業」と「経営」が楽しめる!
狙いを定めて魚を仕留めろ!
本作の基本のゲームシステムかつ最大の魅力の1つとして、入るたびに地形と生態系が変わるブルーホールでの魚の調達だ。
プレイヤーはデイヴをうまく操作し、ナイフなどの近接武器やモリや銃といった中~遠距離武器を場面に応じて使いわけ、魚を沢山獲っていこう!
ブルーホールには穏やかな魚もいれば、すぐに逃げてしまう魚、逆に攻撃を仕掛けてくる魚など多種多様にいるので、瞬時の判断力が"キモ"になってくる。
魚の他にもいろんな生命が溢れてる
ブルーホールには、魚以外にもヒトデやウニといった生物や、木片やロープといったいろんな物が落ちている。
武器やダイバー服の強化材料になったりブルーホール調査資源の納品物になったりと、持ち帰って損にはならないので、余裕があれば持ち帰ってみるとよいだろう。
また、武器の一時的な強化ができるアイテムや酸素回復アイテムなども落ちていることがあるので、見つけたら積極的に取りに行くことをおすすめする。
持ち帰るまでが漁業です。
「よし、モリが当たった。魚を一匹ゲットだぜ!」...残念ながらまだ安心してはいけない。
魚を獲得しても、地上に帰るまでは完全に取得したことにはならないことを忘れないでほしい。
大切な者や大物を獲得した際は、酸素ゲージが尽きる前に何かしらの手段で地上に戻ろう。
とりすぎには注意!
魚やアイテムなどをどんどん獲得していくと、重量オーバーになってしまうことがある。
重量オーバーになると、移動速度が極端に遅くなったり酸素ゲージがものすごい速度で減少してしまうので、注意が必要だ。
ゲームでは酸素が切れても命を落とす危険性はないが、溺れると獲得したもの1つのみしか持ち帰れないという大きなデメリットが発生するので、迷ったらすぐに捨てよう。
寿司屋でお客さんをもてなそう!
海で漁をしたら、これで今日の仕事はおしまい!...ではない。陸に帰ってきた後に、もう一つの基本ゲームシステムである寿司屋でバンチョのお手伝いをしなければならない。
一流寿司職人「バンチョ」は鮮度を大事にしているので、本日獲れた魚でしか寿司を握らない。ブルーホールで獲れた魚を元にメニューを自分で考え、準備ができたら営業を開始しよう。
お客様が注文をすると、バンチョが的確な順番で作ってくれるので、お客様の機嫌を損ねないうちに提供するとよい評価をもらえる。
おもてなしの心は細部に宿る
寿司屋でのお手伝いは寿司の配膳の他に、細かい雑務などもデイヴであるプレイヤーが担当することになる。
お茶くみにワサビすり、お客様が食事をとった場所のテーブル拭きなど様々あるので、テキパキ働こう!
来訪者たちを満足させて店の評判を上げよう!
BANCHO SUSHIには時折、普段来店するお客様とは違う雰囲気の来訪者が現れることがある。
来訪者は一癖も二癖もあるゆえに、とんでもない注文をしてくるので注意が必要だ。
だが、来訪者たちの舌に合う食材を提供すれば、店の評判はウナギ登りになること間違いなしなので、心を込めて存分にもてなそう!
バイトを雇うと寿司も経営もうまく回る!
リアルのお店と同じく経営がどんどん軌道に乗っていくと、来客数も増えてくる。
デイヴ一人でそれらを捌ききれなくなったら、新しい人材を雇い入れるといいかもしれない。
また、優秀な人材がいれば仕事は楽になるが、人材のステータスによって給料の支払いが大きく変化するので、お店の懐事情と相談をしながら、うまく経営を回していこう。
デイヴ・ザ・ダイバー
愛にあふれたこだわりが盛りだくさん
主役を際立たせる多くの「飾り」
本作は海に潜って魚を獲り、寿司屋でお客さんをもてなすという2つの遊びが主軸のゲームである。
プレイヤーは基本的にそれらを何度も交互に遊んでいくことになるが、その他にもゲームをさらに盛り上げるための要素がふんだんに含まれており、それらもまた一つの大きな魅力として存在している。
また、これらの要素がうまく利いていることで単調になってしまいがちなゲームシステムが、まるで味変するかの如く何度も楽しむことができ、良いバランスを保てていることが実際のプレイで感じた。
ほんの一部ではあるが、それらの要素を下記に記載していく。
飾りその壱:カスタマイズ要素がいっぱい!
寿司屋で提供するメニュー以外にも、店の内装や武器の作成、ダイバースーツなどの多くのカスタマイズ要素がある。
それぞれのカスタマイズは値段がかかってしまうが、余裕があれば好みのモノをそろえて自分だけのダイバー生活を営むといいかもしれない。
飾りその弐:スパイスのきいたカットイン!
本作ではゲームプレイの随所にドット絵のカットインアニメーションがある。
どこかで見たことがあるようなポーズをとっていたり、日本語のアイドル調の曲が流れていたりと、バラエティ豊かでとにかく見ていて楽しい。
また、カットイン種類は10を超える数が確認できており、ゲーム制作陣たちによる寿司職人のようなこだわりが垣間見られた。
飾りその参:クスッとするキャラクター達
デイヴ・ザ・ダイバー
まとめ
"ネタ"がてんこ盛りな豪華一本。
今回はチャプター1のみのプレイではあったが、まるで刺身の盛り合わせのようなゲームであると実際のプレイを通して感じた。
魅力的なピクセルアートや細かなプレイヤーへの配慮など、繊細な部分まで情熱が注がれており、普段ゲームを遊んでいない人はもちろん、幅広い層のプレイヤーを満足させられるようなボリュームたっぷりの作りになっていると感じた。
また、チャプター1だけでもかなり多くの遊びやワクワクが体験できたので、個人的な感想としても大いに期待できる一本であると断言する。
本作品が気になった方はぜひ手に取ってプレイしてみてほしい。
※本記事で掲載した画像等は、開発中の画面をキャプチャしたものを使用しております。
デイヴ・ザ・ダイバー
『デイヴ・ザ・ダイバー』の基本情報
発売日 |
PC: 2022年10月27日 Switch: 2023年10月26日 PS5: 2024年4月16日 PS4: 2024年4月16日 |
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会社 |
MINTROCKET |
ジャンル | アクション アドベンチャー 経営・育成シミュレーション |
対応ハード | PC / Switch / PS5 / PS4 |
タグ | |
価格 |
PC : 2,181円(税抜)
Switch : 2,181円(税抜)
PS5 : 2,200円(税抜)
PS4 : 2,200円(税抜)
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最大プレイ人数 |
1人
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公式HP | |
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デイヴ・ザ・ダイバー
GameWith編集者情報
レトロから最新、全年齢から成人向けなものまで面白いゲームは満遍なくプレイしたい!「我が道を行く」がモットーのマイペースな性格の人間。 でも、マイペース過ぎてビッグウェーブに乗り遅れることもしばしば...。初めて触ったゲームはRPGの金字塔『クロノ・トリガー』。好みのジャンルはもちろんRPGで苦手なのはホラー(特にビックリ系のやつはきつい、マジできついっす)。 ゲーム以外にも、アニメ見たり動画作ったりガジェット触ったり酒をガバガバ飲んで"おいしーかも"してます。 |