ダサい服を着替えさせ、ファッションの治安を守るFPS!
No More Robotsから発売のPC対応ゲームソフト『Fashion Police Squad』は、ファッションクライムに立ち向かうFPS。
本作の主人公はFashion Police(ファッション警官)。サイズが全く合っていないスーツ姿、靴下を履いたままサンダルを身に付けているといった町にはびこるファッション犯罪者を取り締まっていくことになる。
たとえば、ダボダボのスーツ相手にはスーツを仕立てるテーラーメイド銃でサイズを直す、緩んだベルトにはBelt of Justiceで締め直すといったように、相手によって武器を使い分ける必要があるのも特徴的。
レトロ風なグラフィックも相まってファッショナブルなアクションが楽しめる一作だ。
■その他ゲーム情報はコチラから!
『Fashion Police Squad』の魅力は?
笑ってしまうほど文字通りのファッション警察ぶり
昨今のネットスラングで「○○警察」というワードがあるのはご存知だろうか。たとえば、アニメの作画等で「ここの描写が現実の物と違う!」といった具合に細かく指摘をすることを指すワードとなっている。
この概念はどうやらアメリカでも存在するようで、今回のタイトル名にもなっている「Fashion Police」は本来衣服にうるさい人たちを指す。本作は、これを文字通りゲームに落とし込んだカオスな設定が特徴だ。
町中で明らかにおかしな服装の人々が跋扈している状況自体が面白いのだが、それを「服装改善武器」で矯正していくというユーモアあふれる設定も特徴的。
また、矯正が終わった犯罪者たちは「仮釈放」として何故かファッションショーのランウェイを歩くことになる。ファッション犯罪の制圧という、ちょっと笑える設定についつい引き込まれてしまうだろう。
ファッションは事前の見立てが大事。戦略性もある武器の使い分け
本作の武器はテーラーメイド銃、近接攻撃枠のBelt of Justic(正義のベルト)といったように多彩な武器種類が存在するが、どの武器でも相手を倒せるわけではない。
この相手のファッションに応じて効果的な武器が異なるという点が本作の肝。たとえば、靴下を履いたままサンダルを履いている犯罪者にはソックス・ノームという武器が有効で、スーツを仕立てるテーラーメイド銃をいくら撃っても効果がない。
このように、相手を見極めて武器を切り替えていく戦略性も本作の魅力の1つ。相手の外見からおおよその判断はできるので、プレイヤー自身のファッションセンスも磨かれていくことだろう。
また、ベルトには相手を攻撃する以外にも、遠くへ巻き付けて移動するといったワイヤーアクションのようなことも可能。多彩なアクションを使い分け、ファッション犯罪を撲滅しよう。
『Fashion Police Squad』の基本情報
ゲームジャンル | FPS |
---|---|
プレイ人数 | 1人 |
価格 | Steam:2,050円(税込) EpicGames:2,080円(税込) |
プラットフォーム | Steam,EpicGames |
リリース日 | Steam:2022年8月15日 EpicGames:2022年8月16日 |
会社 | No More Robots |
GameWith編集者情報
幼少期に難病を患うも、ゲームを心の支えとして完治。その後、竹馬の友のごとく歩んできたゲームへの恩返しとしてゲームライターに。 「パワプロ」シリーズで野球の楽しさを知り、「逆転裁判」シリーズで法律の勉強を志すなど、ほぼ全てでゲームの影響を受けながら人生を歩んでいます。 あらゆるゲームの楽しさを伝えたいので、ジャンル問わず幅広くプレイしています。特に「ポケモン」「FE」「世界樹の迷宮」といったシミュレーション・RPG系が好み。 |