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天空の浮遊島でのんびりサバイバルクラフト『Solarpunk』体験版レポ。チルでサスティナブルな世界に思わずほっこりする
PC
2025年 発売予定
レビュー
総合点
カジュアル
ゲーマー

天空の浮遊島でのんびりサバイバルクラフト『Solarpunk』体験版レポ。チルでサスティナブルな世界に思わずほっこりする

最終更新 :
Solarpunkのアイキャッチ画像

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Solarpunkカバー1

みなさんは、空に浮かぶ島「浮遊島」は好きですか?筆者は某未来の猫型ロボットの道具の中では「雲かためガス」が一番好きなくらい浮遊島が好きなんです!

「は?浮遊島が好きとか言ってる大人になんてなりたくないよ」と思っているそこのあなた。

そりゃまあごもっともなんですが浮遊島が現実にあって、2泊3日のツアーを旅行会社が組んでいて、帰りに「免税店」にも寄れますよっ!てのがあったら行きたいでしょ!?

行けるんですよ、浮遊島。『Solarpunk』の体験版ならね。ゾンビもスケルトンも登場しないチルな世界で、エコでサスティナブルなゆるゆるサバイバル・ライフを満喫できる、筆者イチ押しの期待作を見てみよう。

目次

Solarpunk

Solarpunk

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クラウドファンディングで約30万ユーロを集めた期待作

Solarpunkの画像1

▲農業を主軸に拠点を構築していく。

『Solarpunk(ソーラー・パンク)』はドイツのデベロッパーCyberwaveが開発を手掛ける、一人称視点の浮遊島サバイバル・クラフト。家の裏庭でひたすら穴を掘り進める穴フェチ御用達ゲーム、『A Game About Digging A Hole』の開発チームだ。

販売はRokaplayで、2025年の発売を予定している。2023年のクラウドファンディングで約30万ユーロ(約4700万円)を集め、2024年6月には50万件以上のウィッシュリストを獲得するなど、ユーザーからの期待も高い。

Solarpunkの画像2

▲基本的な道具を使ったクラフトが体験できる。

体験版では、基本的な道具のクラフトと農業、シンプルな建築などの拠点構築が楽しめる。さらにエアシップを建造して広大な空中世界の一部を探索。ソーラーパネルや風力タービンといった、今後の展開を想起させる再生可能エネルギーのテクノロジーを取得できる。

各要素がユーザーの期待を裏切らない仕上がりで、満足度の高い体験版だ。特にエアシップを駆って大空を旅するのは、他の同ジャンルにはない要素で本作の魅力をドカーンと底上げしている。

Solarpunk

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ピースフルでゆる〜いのに程よい緊張感のサバイバル

Solarpunkの画像3

▲オーソドックスなサバイバルクラフトで親しみやすい。

本作は「原材料:サバイバルクラフト、以上」みたいな王道のサバイバルゲームだ。いつものように、切って、砕いて、栽培して素材を集める。そして欲望に任せて建築しまくって拠点をゴージャスにしていくのである。

プレイヤーは太陽光や風力などのクリーンで再生可能なエネルギーを動力に、誰にも縛られることのない浮遊島でのんびりとしたスローライフを満喫できる。朝起きたら農作物に水をやり、収穫物を享受する。島で取れた素材で研究を重ね、できることを増やしていく。

Solarpunkの画像4

▲チルな雰囲気がたまらない夜。筆者お気に入りの瞬間だ。

本作には、殺る気満々のモンスターとか、猛り狂う肉食獣的なアレは登場しない。夜になったら暗闇から湧いて出るとかも一切ない。日が暮れると、夜の帳と共にキャンドルのほのかな明かりがチルな時間を運んでくれる、癒しの世界だ。

一方で、空腹喉の渇きといったサバイバル系らしいステータス管理はしっかりある。計画的に作物を育てなければ食料に困るし、飲料水の確保は必須だ。

こうしたサバイバルには天候が大きく影響している。日照り続きでは水不足になる半面、雨天ではソーラーパネルが発電できない。ツボを押さえたサバイバル要素の導入で、程よい緊張感のあるプレイフィールが素晴らしい。

そんでもって遂に、ロマン溢れるエアシップで大空に飛び出すのだ!

Solarpunk

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ロマンしかないエアシップで大空に出立!

Solarpunkの画像5

▲ドックに建造されたエアシップ。大空に駆けだす瞬間だ。

エアシップは、飛行船ドックで建造可能だ。飛行船にゴンドラがぶら下がったレトロフューチャーなデザインがかわいい。船尾にはプロペラが付いていてそれが推進力かと思いきや、船底に半重力装置的な電飾がゲーミングPCみたいにビカビカとドヤ顔で鎮座する。

広大な天空世界に乗り出せば、そこはもう『天空の城ラピュタ』の世界だ。加速・減速、高度の上下、簡単な操作で思い通りに動かせる。製品版では眼前の雲の切れ間に浮かぶ島々を自由に探索できると言うから楽しみだ。

Solarpunkの画像6

▲店舗のある浮遊島。ドックに位置調整してワンボタンで接岸できる。

体験版では店舗のある浮遊島に接岸できた。残念ながら店舗へは入店できず、外に設置されたベンダーも使用できなかったが、膨大な量の未実装アイテムが確認できた。つくづく製品版が待ちきれない。

エアシップを流しながら、ただボーっと周囲を眺めているだけでも時間が溶ける本作。印象派絵画のようなグラフィックが美しい。開放感のあるロケーションも手伝って、ふとした瞬間の風景が目に焼き付く。

ゲーム性にぴったりなグラフィックに、心が洗われるようだ。

Solarpunk

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今後の展開が楽しみすぎるタイトル

Solarpunkの画像7

▲体験版では未実装の膨大な施設。拠点建設の妄想が膨らむ。

開発のCyberwaveによれば、体験版は『Solarpunk』のほんの一部だという。今後、リリースに向けてさまざまな追加要素が実装される。

とはいえ本作は現時点で、やめ時を見失う級のポテンシャルが既にある。それは筆者の原稿が遅れていることからも明らかだ!体験版のすべての要素をアンロックしてもなお、プレイし続けていたことは絶対にナイショだ。

Solarpunkの画像8

▲クリーンエネルギーを使って拠点を拡大する。地球にやさしいゲームなのだ。

各種作業のオートメーション化、家畜の飼育、農作物の取引、エアシップのアップグレードなどがリリースに向けて実装される。

さらに広大な浮遊島には多彩なバイオームがあって、山あり谷あり湖あり、川や洞窟なんかを探索して、島固有の素材を採取できる。そしてなんと言ってもマルチプレイの実装。もうこんなん楽しみ過ぎるでしょ。

Solarpunk

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ささくれ立った心を整えるなら本作

Solarpunkの画像9

▲環境グラフィックが美しい本作。そよぐ風に吹かれて風景を見ているだけで楽しい。

思えば筆者の好むゲームは酷い。戦争や犯罪、宇宙人の襲来、はたまたバックルームズからの脱出など、心に休まるスキがまるでない

本作は筆者にとって、ざらついた心を癒してくれるとっておきの清涼剤だ。危険なヤツラに襲われる悪夢をよそに、ゆるく始めてずっと遊べる安心感、これは新鮮。

ライト層はもちろん、普段こういったゲームを遊ばないコアなゲーマーにこそ、強く刺さるタイトルだと筆者は思っている。

あ、ちなみに本作には「免税店」はありませんよ。

Solarpunk

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発売日など基本情報

発売日

2025年

会社

rokaplay

ジャンル 経営・育成シミュレーション
対応ハード PC
価格
PC : 未定
公式HP
公式Twitter

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