

Goodbye SEOUL:梨泰院編
小惑星衝突が迫る韓国ソウルから宇宙へ脱出を目指すパズルアドベンチャー『Chasing the End:梨泰院編』の体験版をプレイレビュー!

▲本作のジャンル「パズルプラットフォーマー」といえば、高い評価を得た「Limbo」「INSIDE」や「リトルナイトメア」など人気を博しているジャンルだ。
JINO GamesからPC(Steam)、コンシューマー向けにリリース予定のパズルプラットフォーマーアドベンチャーゲーム『Chasing the End:梨泰院編』。
独自の2.5Dピクセルアートを用いたドット絵のような味のあるグラフィックで、滅亡の迫る世界とそこに生きる人々の人間模様を描く作品だ。
▲なにより筆者が、凶悪な即死トラップと滅びに瀕して荒れた人々に翻弄される、主人公ラヨンの行く末が気になる。
本作は、全3部作となる「Chasing the End」シリーズの1作目となる作品だ。
韓国ソウルの中でも外国人率が高く異国情緒ある梨泰院の街を舞台に、主人公の少女ラヨンを操作してさまざまな謎解きに挑戦していく。
今回は短いDEMO版をプレイしての先行レビューとなるが、本作の魅力を少しでもお届けしていきたい。
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Goodbye SEOUL:梨泰院編
廃墟と化したソウルの街を探索する
▲絶望と虚無の中で思い悩むラヨン。そして彼女は"何か"を決意して立ち上がった。
ゲームは物語の主人公ラヨンが思い悩むシーンからはじまる。まるでドット絵のような独特なグラフィックが目を引く。
舞台となるのは巨大な小惑星の衝突が迫るソウル。街は荒廃し、人々は絶望し無法地帯となっている。

▲いままでラヨンを住まわせてくれていたのだ。本来は親切な女性であったと信じたい。
家を出ることを大家の女性に伝えるが、冷たくあしらわれるラヨン。
ほぼ会話なくシチュエーションだけで伝えることの多い同ジャンルのゲームでは珍しく、本作では吹き出しでの会話シーンで詳しく伝えられるのでストーリーが非常に理解しやすい。

ゲームは基本的に横スクロールするマップを右へ右へと進んでいく。
マップの探索で迷うことがない分、謎解きやトラップに集中できるゲーム性となっている。

▲時には勇気を出して、挑戦することも。もちろん落ちれば即ゲームオーバーだ。
ビルは崩壊し道路は寸断されたソウルの街は、探索するにも命懸けだ。
主人公ラヨンの身体能力はあくまで一般人なので無理は禁物、慎重に行動しよう。

四苦八苦しながらも、美しい夜景で知られるハンガン大橋にたどり着いたラヨン。
彼女がここで何をしようと思ったのかは想像にお任せするが、物語はここから大きく動き出す。
謎解きとトラップ

▲プラットフォーム(足場)はラヨンを決して裏切らない、唯一無二の味方だ。
本作のジャンル、プラットフォーマーとはプラットフォーム(足場)を使ったアクションを指した言葉だ。
プラットフォームは自由に移動させることが可能なので、各地にあるプラットフォームを上手く活用することが攻略のポイントとなる。

▲DEMO版では比較的優しいパズルだったが、この先には筆者の想像を絶する難問が待ち構えていると思われる。
踏み台にするほかにも、トラップに投げ入れてジャンプの中継地点にしたり、自動開閉する扉のつっかえ棒にしたりとプラットフォームの活用の幅は広い。
アイデア次第で窮地を脱する助けとなるだろう。

▲漏電した水の中にうっかり入り込んだラヨン。本作にはこのような即死トラップが数多く存在する。
本作には主人公の命を奪うべく、数多くの即死トラップが待ち受けている。
そのほとんどがぱっと見では分からない、いわゆる初見殺しの凶悪トラップだ。
ラヨンを悲劇から救うためにも、できるだけ慎重に行動したい。

Goodbye SEOUL:梨泰院編
謎多きストーリーと終末の世界

▲宇宙へ脱出するのがゲームの目標となる。とはいえ全3部作となる本シリーズが、この先どういう展開となるのかは分からない。
滅亡がせまるソウルから宇宙へ脱出を目指すのがこのゲームの主目的となる。
宇宙には2万人が収容できるシェルターが存在するというが……。

ひょんなことから、宇宙避難のための秘密プロジェクトの存在を知ったラヨン。
疑いつつも招集地へと訪れた彼女を待っていたのは、まるで争ったような跡の残る廃墟だった。

崩落に巻き込まれたのか、身動きのとれない女性を救出する。
女性は梨泰院にあるという自警団のテリトリーへ行くことを提案してきた。
ここでDEMO版のプレイは終了…筆者は物語の続きが気になって仕方なくなった。
無法地帯の人々

荒廃したソウルは、崩落の危険がある建物、故障した機械、漏電した電線など、さまざまな脅威が立ちはだかり決して安全な場所ではない。
そんな中で、本作でもっとも注意すべき脅威を紹介しよう。
▲物資を奪うために殺しあう人々。暴力に対してラヨンのできることはあまりに少ない。
本当に怖いのは、秩序を失った人間だった。
普通の少女であるラヨンが、暴力に対抗する術は知恵と機転しかない。

Goodbye SEOUL:梨泰院編
まとめ

今回はDEMO版のプレイレビューということで、プレイ時間にして30分程度の本当に序盤の内容となっている。
ストーリーは序盤も序盤で先の展開も分からず、パズルやトラップはこの先ますます難易度を増していく事が予想される。
そんな中で筆者の感想を一言で表すなら、このゲームの『続きをとにかく早くプレイしたい!!』だ。
DEMOは現在Steamから無料でダウンロードできるので、本作が気になった人はぜひダウンロードしてプレイしてみて欲しい。きっと筆者と同じ感想をいだくことだろう。
DEMOのダウンロードはこちら
Goodbye SEOUL:梨泰院編
『Chasing the End』の基本情報
発売日 |
近日 |
---|---|
会社 |
NEOWIZ |
ジャンル | アドベンチャー |
対応ハード | PC |
タグ | |
価格 |
PC : 未定
|
公式HP |


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