ICARUS サバイブイカルス
未開の荒野を探索する本格サバイバルクラフト『ICARUS-サバイブイカルス』をプレイ!
RocketWerkzから発売の『ICARUS-サバイブイカルス』は、惑星「ICARUS」のさまざまなエリアで構成されている「オリンポス」と「ステュクス」を探索するサバイバルクラフト。
ミッションを遂行する冒険、そしてオープンワールドの自由な探索などをPvEで遊べるボリューム満点の作品となっている。
本作は、第二の地球となるはずだった惑星「ICARUS」が舞台。現在は大気が有毒化して危険に包まれた「ICARUS」だが、異生物工学者たちは新たな可能性を見出そうと研究を続行。
そして、彼らと契約を結んだ「プロスペクター」たちは、「ICARUS」の謎を解明するために命がけで荒野を探索していく。
また、本作は最大8人の協力プレイが可能となっており、ソロで緊張感溢れるプレイを心ゆくまで堪能するもよし、みんなで力を合わせて探検するのもよしの作品だ。
そんな『ICARUS』だが、2023年8月24日(木)にDLC『Icarus: ニューフロンティア』が発売。
今回は、さらに楽しめるようになった魅力たっぷりの本作をプレイレビューにてご紹介。
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『Icarus: ニューフロンティア』目次
ICARUS サバイブイカルス
採集・クラフト・狩り…過酷だからこそ達成感がすごいサバイバル!
惑星「ICARUS」に到着すると、初期に身に着けている服以外何も持たない状態での探索が始まる。
周りを見渡すと山や水辺、洞窟などがあり、フィールドの様子がわかるのに加えて、植物や岩などのオブジェクトや、時には野生動物や不思議な生き物を目にすることも。
この地に存在するものは基本的に何でも獲得でき、サバイバルに活用していくことが可能だ。生き延びる方法を自分で考え、生活を発展させていく過程を楽しめる。
序盤で目についたものはとにかく収集!思わず夢中になってしまう素材集め
最初は素手で拾える「ワイルドベリー」や「木の枝」、落ちている小さめの「石」などを拾い集めることで、最低限のクラフトや食事が行えるようになる。
「石」で「つるはし」や「斧」などの道具をクラフトし、木を切り倒したり、大きめの岩を割ったりすることができるようになると、さらにクラフトの幅が広がっていく。
木をザクザク切り、岩を集め…とあまりに夢中になって採集していると、持ち物が重量オーバーになり、移動がスローになってしまうのでその点は注意が必要。
また、フードは時間の経過で腐敗してしまうため、最低限の生活ができる段階まで来たら、その後は必要な量を見極めて採集するといった計画性のあるプレイが求められる。
筆者は「スイカ」が特にお気に入りで、「野生のものを収穫して好きなだけ食べられるなんて最高ではないか…!」と感心していた。
酸素や水は自分で確保!究極の自給自足ライフにワクワクが止まらない
本作は、酸素や水を自身で供給していく。
酸素は、なんと「オキサイド」という岩を割ることで確保が可能。青と白を合わせたような美しい模様の岩なので、遠くからでも見つけやすい上、きれいな石を集めるような感覚で採集できる。
水は、果実や川などから摂取できるのだが、フィールドの水を直接飲むと「赤痢」にかかるリスクがあり、リアルなシステムに気が抜けない。
他にもケガや、湿度や肉の生食などによって病気にかかることがあるので、薬を作成するか、自然治癒するのを待つことになる。
サバイバルではいかに体調の維持が難しいのかを思い知らされつつも、その分うまくやりくりできたときや、新たなクラフトに成功したときの喜びはとても大きい。
野生生物との戦いはスリル満点!
本作には、ウサギや鹿などの草食動物をはじめ、熊のような頂点捕食者から異質なクリーチャーまで、さまざまな生き物が登場。
野生生物は全て自由に狩ることができるのだが、自分の装備や体調など状況を見て挑むかどうか慎重に判断していこう。
頂点捕食者や、予期せず複数の動物とバトルする際は、一瞬の油断も許されない手に汗握るハンティングを味わえる。
襲ってきたワニに噛まれて大ケガしながらも初めて勝てた時、筆者は高揚感のあまり出血の痛みも忘れてウキウキしながら皮を剥いで肉を得たのがちょっとした思い出だ。
上で述べたとおり、プレイヤーは倒した獲物の皮を剥ぐことで、肉や皮革といったサバイバルに重宝する素材を入手できる。
弓の矢を作るなど活用できるので、骨までしっかりいただこう。
1匹倒すとついついホッとしてしまいがちなのだが、周囲をよく見渡して、倒した獲物の仲間がいないか注意深く観察しつつ後処理をしていく。
何かに気を取られている間に突然後ろから襲撃されるなんてこともあり得る。命がけだがその分得るものも大きい、スリル満点なバトルを堪能できる作品だ。
ICARUS サバイブイカルス
ニューフロンティア:謎に包まれた新領域プロメテウスを探索!
「オリンポス」と「ステュクス」に加えて、DLCで「ICARUS」の新たな地域「プロメテウス」が実装。
こちらは元々ある2つのマップと比べて危険度が高くなっているが、その分謎に包まれた野生生物や新しい素材を見かけることも。
マップ限定のミッションも用意されており、遊びごたえのあるパワーアップした「ICARUS」を存分に楽しめる。
危険と驚きでいっぱいの新マップを探検
「プロメテウス」では、「火山」や「沼地」、「未踏の草原」の新エリアを探索することができる。
火山は、場所によって気温が異常に高いため体温の管理が難しく、また、沼地では足元の泥水によって移動速度が遅くなってしまうなど危険が伴う。
サバイバルに慣れた熟練者にとっては、それらの場所からゲームを開始することでさらにストイックで歯ごたえある冒険を味わえる。
もちろん、比較的資源の確保されている「草原」から探索を開始することも可能。装備や所持品が安定してから危険な土地へ向かうことができる。
筆者のようなサバイバル初心者もほどよい難易度で遊べるので、最初は少し怖いかもしれないがぜひ勇気を出してプレイしてみてほしい。
新しい異質な生物との遭遇に大興奮
未踏の地には、未知の生物が多く生息している。
「オリンポス」と「ステュクス」では「オオカミ」など、人間と敵対しそうな野生生物が分かりやすくなっていたが、「プロメテウス」のクリーチャーは、名称からどのような動きをするのか想像できないことも。
一見大人しそうなクリーチャーであっても、近づいた際に突然襲われるなど、慣れない環境で一瞬たりとも気が抜けないスリル溢れる体験を楽しむことができる。
6つの物語ミッションでさらに奥地へ!
「近距離無線機」を構築・配置することによって新たなミッションと「プロメテウスストーリー」が解放可能だ。
つながりのある6つのストーリーとミッションを進行し、内部告発者の謎を解き明かしていくことで、未知の冒険への没入感を高めていける。
クラフトやアイテムも追加されてパワーアップ!
DLCではワークショップのアイテムをはじめ、武器や食料、レシピなども新しく追加されている。
追加された素材を徐々に発見・使用したりクラフトしたりするうちにサバイバルの可能性を広げていけるので、より自由度高く遊べるように。
ICARUS サバイブイカルス
まとめ
本作は、地球型の惑星で酸素や水の調達まで行うリアリティのある探索に加えて、クリーチャーなど未知との遭遇まで楽しめる本格PvEサバイバル。
DLCの実装によって、さらに不思議でスリル満点な歯ごたえある冒険が楽しめるようになった。
ミッションなどがヒントになることもあるが、ほとんどチュートリアルのない本作。
自分の思うままに未開の地をどこまでも探索したい人、また、仲間と協力して自分たちなりの「答え」を探す冒険がしたい方は、ぜひプレイしてみてほしい。
ICARUS サバイブイカルス
『ICARUS-サバイブイカルス』の基本情報
発売日 |
2021年12月4日 |
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会社 |
RocketWerkz |
ジャンル | アドベンチャー |
対応ハード | PC |
タグ | |
価格 |
PC : 3,545円(税抜)
|
最大プレイ人数 |
8人
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公式HP | |
公式Twitter |
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ICARUS サバイブイカルス
GameWith編集者情報
大学の休学期間中に遊んだ「ドラクエ」シリーズで世界観の壮大さに心打たれ、様々なRPGに興味を持ち始める。 中でも、近年は「原神」のストーリーや音楽に夢中になる日々を送っている。 また、ゲームのサブ要素にハマってしまう傾向があり、RPGで見られる料理作りや木の実採集などをとても気に入っている。 趣味はものづくり。 |
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