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ポテチに合う最高のゲーミング箸を探す話

ポテチに合う最高のゲーミング箸を探す話

最終更新 :
年末年始はポテチ食べながらゲームしたいよねっ!いろんな箸を比べてみよう!の画像

この度、編集部では新しい連載記事企画を始めることになりました。その名も【GameWith編集部が挑戦!新連載企画】

編集部が様々な企画に挑戦する記事を毎週1本ずつ全4回にわたり連載していく企画となっています。

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今回の企画で取り上げるのは、ポテチの油で「手が汚れてしまう問題」。もうすぐクリスマス。そして、年末年始。ポテチを食べながらゲーム三昧といきたいところですが、大事にしているコントローラーが油でギトギトになってしまうのは避けておきたい……でも食べたい。それなら、手を汚さずに食べればいいだけ

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日本人なら箸を使おう!ということで今回は、ポテチに合う最高のゲーミング箸を徹底レビューしていきます。

箸レギュレーション

今回は、全5種類の箸を使って手が汚れやすい「のりしお」を食べて検証。

評価方法は以下の通り。5つの項目を5段階評価(★★★★★)で評価していきます。

<評価>
◯ 箸の重さ
◯ ポテチのすべりにくさ
◯ 持ちやすさ、握りやすさ
◯ ゲームとの相性
◯ オリジナリティ

目次

かっこよさNo.1!サイバーな雰囲気たっぷり「光る箸」

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もう絵力で優勝。 これぞ「ゲーミング箸」ですね。

「よ〜しポテチ食べながら朝までゲームだ!」なんて日、これでもかというくらいテンションをあげてくれます。

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▲エントリーNo.1 「光る箸」

今回の取材で使用した箸の場合、「光」のオン・オフと色の変更は、上部の「白い出っ張り」を押すことで設定できます。

色は、9色に変更が可能(1本ずつ違う色にすることも可能です)。好きな色を選べるのは嬉しいですが、青だとちょっと食欲減退しそうなので、食べるものによっては色を調整することも大切かもしれません。

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弱点としては、電池を入れて合計「32.7グラム」とちょっと重たいところ。さらに一膳でボタン電池を6個も使います。さすがに多いって……。先端は軽く、持ち手が重たいのでいつも使っている箸と比べると、若干の掴みにくさはあります。

ただ、大きめな箸なので「サッと手に取りやすい」のはグッド。

そして「光る箸」の真骨頂は暗い部屋で使う時です。こちらをご覧ください。

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▲暗闇に浮かび上がるポテチ。スペイシーな雰囲気が“なんか”いい。

暗がりでもポテチが見える!

部屋の電気を全て消しても箸の光だけでもしっかりポテチをとらえることができました。普段から「部屋の電気を真っ暗にしてゲームしている」方にもおすすめです。

<「光る箸」の評価>
◯ 箸の重さ★☆☆☆☆
◯ ポテチのすべりにくさ★★★☆☆
◯ 持ちやすさ、握りやすさ★★☆☆☆
◯ ゲームとの相性★★★☆☆
◯ テンション上がる度★★★★★
総合14点/25点

<「光る箸」がおすすめな人>

  • 映えながらゲームしたい人
  • 暗闇でゲームすることが多い人
  • ボタン電池をいっぱい持っている人

やっぱりでっかい袋のポテチを食べたいなら「菜箸」

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ここまで読んでいただいてアレですが、「わざわざ買いたくない」人もいらっしゃるでしょう。ご安心ください。

わざわざ買わなくても使える箸をご紹介します。ほとんどのご家庭の台所にはあるはず……な「菜箸」です。

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▲エントリーNo.2 「菜箸」

今回は長さ30cm超、重さ17.5グラムの菜箸を使いました。紐でつながっていないタイプの菜箸を使用します。

菜箸の先端は、滑り止めがついているので、掴みやすさは抜群! さらに長さがあるので、いつもドデカサイズの袋で食べているよという強者にもおすすめしたい箸です。

こちらをご覧ください。

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▲BIGパックでも奥まで余裕で届く長さ。ひとりで食べるなら、こっちの方が湿気らないしいいよね。

上の写真はコストコで購入した規格外なデカさのポテトチップスの袋ですが、奥まで余裕で届きました

袋の内側も油でベタベタしているので、そこに手が触れないのもありがたいですね。

ただ……当たり前ですが菜箸は長いので、腕が短い人間が食べるとかなり必死さが出てしまいます。

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これは腕の長さと持つ場所によって調整ができる部分なのかもしれません。ちょっとの工夫で乗り越えられるレベルなので、ぜひお試しあれ。

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▲パンパない「家」感。でもそれが菜箸らしくて、いい!

ただサイバーな「光る箸」と比べると一気に家っぽさが出てしまうのは弱点……。

お笑いの賞レースと似ていて最初に映える箸を使ってしまうと、その後に出てくる箸たちを無意識に比べてしまいますね。

<「菜箸」の評価>
◯ 箸の重さ★★★☆☆
◯ ポテチのすべりにくさ★★★★★
◯ 持ちやすさ、握りやすさ★★★☆☆
◯ ゲームとの相性★★☆☆☆
◯ 応用力で乗り切れる度★★★☆☆
総合16点/25点

<「菜箸」がおすすめな人>

  • でっかい袋のポテチを食べたい人
  • 家にあるものでなんとかしたい人
  • 腕が長い人

机を汚さずに箸を使いたいなら「先端が浮く箸」

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▲エントリーNo.3 「先端が浮く箸」

お次は「先端が浮く箸」のご紹介です。「箸先についたのりや油で机が汚れるのが嫌!」「衛生面的にもちょっと……。」という方におすすめしたいです。

写真だけみると「普通の箸もこれくらい浮くのでは?」と思う人もいるかもしれませんので、陰影がわかりやすいようにテーブルを変えて撮影してみました。

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▲割り箸(手前)と先端が浮く箸(奥)を比べてみた様子

割り箸と比較してみましたが、テーブルから5mmほど先端が浮いているのがわかるでしょうか?

今回使った商品は、長さが22.5cm、重さが約19グラムと普段使っている箸と大きな変わりがなく、さらに滑り止め加工がされてあるのがポイント。いつもの箸と同じように使うことができます。

また一度に何枚もつかむことができるのもメリット。慣れた手つきで操れるので「ポテチを口いっぱいに頬張りたいんだ!」という方におすすめです。

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▲つかみやすいため一度にゴッソリ取れるのも嬉しい

今回の検証途中で気づいたのですが、パーティー開けをした場合、ポテチの袋のすみっこに箸をおけばいいので……正直浮いている必要はない。 つまり普通の箸でもよかったのでは……?(笑)

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一旦「普通の箸でもよかった問題」は置いておいて、プレステのコントローラーと並べてみましょう。決して映えるような写真ではありませんが、黒い箸だと居酒屋チェーン店っぽさを連想させるので、横にお酒があったら収まりがいいかも? 家飲みゲーム大会でポテチを食べるなら、これがおすすめです!

また、「机を汚したくない!」「ポテチの袋のすみっこに箸を置きたくない」という衛生面が特に気になる方は、先端が浮く箸をお試しください。

むしろ、家にある箸を全部「先端が浮く箸」に変えて、いつもの食事もゲームもこれを使うのが正解な気がしてきました。

<「先端が浮く箸」の評価>
◯ 箸の重さ★★★☆☆
◯ ポテチのすべりにくさ★★★★★
◯ 持ちやすさ、握りやすさ★★★★★
◯ ゲームとの相性★★★★☆
◯ 清潔度★★★★★
総合22点/25点

<「先端が浮く箸」がおすすめな人>

  • 清潔な状態で箸を使いたい人
  • 居酒屋気分でゲームを楽しみたい人
  • 一度にたくさんのポテチを掴みたい人

やっぱりポテチは指で食べたいよね!「指先トング」

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写真をみて「もう箸じゃないじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、どうか離脱しないで……。ご紹介するのは「指先トング」です。

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▲エントリーNo.4 「指先トング」

マーベルヒーローっぽいフォルムがよくないですか? デザインとしては、光る箸を超えた……! と思っております。

これは、親指と人差し指&中指でつまむように装着して使うもの。一般的には、フライドチキンで手がギトギトになるのを防止したり、料理の際に生肉や生魚を扱う時に使われているようです。

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▲「あ〜イライラする!」と言いながら、指先トングをノールックでハメようとしている図。

軽さは5グラムと、今回登場する「箸」の中では一番軽い商品。

デザイン性もよく、手でつまむように食べられるので、装着後の操作性は抜群なのですが、ゲームをする時に“つけ外し”が発生してしまうのが、難点なところ。

ゲームをしながら「あ、今すぐポテチ食べたい」と思っても、一旦指に集中しなければいけないのでもたつきます。

マリオカートなど競技系のゲームでは集中力が削がれますが、桃鉄などのパーティゲームなら、常にコントローラーを持っておく必要がないので、ゆっくりポテチを食べることができるでしょう。みんなでつまむなら「指先トング」がおすすめです。

<「指先トング」の評価>
◯ 箸の重さ★★★★★
◯ ポテチのすべりにくさ★★★☆☆
◯ 持ちやすさ、握りやすさ★★★☆☆
◯ ゲームとの相性★★★☆☆
◯ 箸らしくない度★★★★☆
総合18点/25点

<「指先トング」がおすすめな人>

  • 他の人と違う「箸」で、差をつけたい人
  • パーティゲームが好きな人
  • やっぱりポテチは指でつまんで食べたい人

ゲーマー御用達と言っても過言ではない?「スナックトング」

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はい、本命がやってきました。 もしかしたら、4つめの「指先トング」が出てきた時点で「あ〜スナックトング出すんだろ?」と思った人もいるかもしれません。はい、もう箸ではなくトングを紹介しております。

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▲エントリーNo.5 「スナックトング」

この「スナックトング」をAmazonで検索してみると「ゲーマー用指箸」や「ゲーム用の箸」「手を汚さず食べられる魔法道具」など、ゲーマーとの相性抜群な文言がずらりと並んでいる商品でした。

使い方としては、人差し指と中指の間に入れて指輪のように使うのですが、正直な感想をお伝えするとこの商品は使いにくかったです! 本命だと思っていたのに…。

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今、この瞬間もスナックトングを付けながらタイピングをしているのですが、めっちゃ打ちにくい……何度もデリートで消しています。利き手の中指と人差し指にだけ変な力が入るため、付けっぱなしでPCゲームは慣れるまでちょっとしんどいかもしれないです。

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サイズはコンパクトなのですが、8グラムという重さと指の間の違和感は否めません。もう少し軽くて、やわらかい素材なら違和感はなかったかも?

最終的にはポテチを食べることを諦めてしまいました……食べたいのに食べれない、そんな時間がただただすぎていく。

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▲「もうこれで食べるくらいなら手で食べたいわ」と企画趣旨を無視しそうだった図。慣れるまではつかみにくいのが難点!

何度か検証してみたのですが、普通にポテチをつかむ時も、横から挟むので一旦手首をひねらないといけないんですよね。箸であれば、指先の調整ができますが、スナックトングは手首から回転させなければいけないのが、面倒さの要因になっているような気がします。

ただゲーマーっぽいのは確か。もし「このメーカーがいいよ!」「こうしたら使いやすい」など改善案があれば、編集部まで是非教えてください。

<「スナックトング」の評価>
◯ 箸の重さ★★☆☆☆
◯ ポテチのすべりにくさ★☆☆☆☆
◯ 持ちやすさ、握りやすさ★☆☆☆☆
◯ ゲームとの相性★★★★★
◯ オリジナリティ★★★☆☆
総合12点/25点

<「スナックトング」がおすすめな人>

  • ゲーマーっぽいアイテムを使いたい人
  • 常時トングを指先につけておきたい人
  • コンパクトな箸がいい人

結果発表!

今回5つの商品を勝手にレビューしてきましたが、まとめとして筆者の独断と偏見でのランキングを発表させていただきます。

第1位先端が浮く箸(22点)
第2位指先トング(18点)
第3位菜箸(16点)
第4位光る箸(14点)
第5位スナックトング(12点)

優勝は「先端が浮く箸」でした! おめでとうございます。

振り返ってみると「いつも使っている箸とか割り箸でいいのでは?」という気持ちもありましたが……今回紹介した箸には様々な工夫がされていました。「手を汚さずに、ポテチを食べながらゲームをしたい!」人間の欲求を叶えるために素晴らしい商品を企画してくれた企業のみなさま、本当にありがとうございます。

自分にとってゲームとは? そしてポテチとは? それを食べる箸とは? そんなことを考えられる時間になってとても楽しかったです。みなさんもより楽しいゲームライフを過ごすために「箸」もこだわってみてくださいね。きっと大事なことに辿り着けるはず……です。

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