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ロマ佐賀の裏話からイベント展示まで！見逃し厳禁な「ロマ佐賀TOKYO」発表会の様子をお届け
スクウェア・エニックスの『サガ』シリーズと佐賀県の連携事業である、「ロマンシング佐賀（以下、ロマ佐賀）」が、2024年で10周年を迎えた。
そんなアニバーサリーイヤーを記念するイベント企画第1弾として「ロマンシング佐賀TOKYO」が開催。2024年8月30日（金）から9月1日（日）にかけて、東京ミッドタウン日比谷アトリウムにて実施される。
特別展示や物販など、さまざまな催しが行われている本イベント。本記事では、その開催初日に行われた発表会の模様をレポートしていく。
目次
佐賀県知事による力強いメッセージ！
発表会のスタートを飾るのは、佐賀県知事・山口祥義さん。
発表日当日の天候の都合により、ビデオレターでの参加となった。シリーズではオトマン、ヨハン推しとのこと。
「ロマ佐賀」の10年の歴史について振り返りつつ、「スクウェア・エニックスのみなさん、そしてファンのみなさんが、この10年間でいろんな冒険をしてきたことを嬉しく思い、誇りに思います」と、力強いメッセージを届けた。
続いて『サガ』シリーズ・総合ディレクターの河津秋敏さん、『サガ』シリーズ・プロデューサーの市川雅統さん、佐賀県 政策部 政策企画監の松村美由紀さんが登壇。
「ロマ佐賀」10周年を万感の思いで迎えつつ、「ロマンシング佐賀TOKYO」を全力で楽しんでほしいという気持ちをそれぞれコメントした。
▲写真上から河津さん、市川さん、松村さん。ちなみに、松村さんの推しキャラは最終皇帝(女)とのこと。
また「ロマ佐賀」10周年企画を紹介するために登壇した、佐賀県政策部「ロマンシング佐賀」プロジェクト担当者・島松宗一郎さんは、自治体の行うプロジェクトで10年間も続くのは非常に珍しい例だと語る。
「河津さんと市川さんの、佐賀県への10年間続いた愛のおかげです！」とコメントすると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。
「ロマ佐賀TOKYO」開催を彩る書道パフォーマンス！
発表会中盤では、佐賀出身の書家であり、『サガ』シリーズや「ロマ佐賀」の筆文字制作を務めた江島史織さんによる書道パフォーマンスが披露された。
『サガ』シリーズと「ロマ佐賀」のキャッチフレーズでもある「冒険はいつだって想いのままに」という言葉を、黒と水色の墨汁で鮮やかに描いていく。
江島さんは「佐賀県のみなさんの想いが実現した10年間だと感じたので、改めてこの言葉を選びました」と語った。
なお今回描かれた作品は、会場にて展示されている。現地に足を運んだ人は是非チェックしてみてほしい。
「ロマ佐賀」10年の歴史を振り返る！
書道パフォーマンスの後は、写真を見ながらこれまでの「ロマ佐賀」を振り返るコーナーがスタート。
ロマ佐賀列車
まず表示されたのは、オリジナルラッピングを施した「ロマ佐賀列車」の出発式の写真だ。
2014年の出発式時、河津さんが金色のネクタイを着けていたことに関して、知事から名護屋城の黄金の茶室にちなんだ、金色のものを身に着けてほしいというオーダーがあったという。
「デパートで金色のものを探し回ったんです」と裏話を語った。
市川さんは、最初の頃はどのようにするか手探りの状態だったが、昨今ではSNSの普及も考慮しながら、どのようにして佐賀県をPRできるかを意識して製作を進めたそうだ。
2022年からは、全16車両がすべて「ロマ佐賀列車」仕様となっている。これは知事の発案であり「前代未聞だけど、やったことないなら是非やってみましょう」と尽力したことを松村さんは振り返る。
ロマ佐賀マンホール
続いて表示されたのは、『サガ』シリーズとコラボしたデザインマンホール。
市川さんによると「設置した後も残るコラボができないか」という思案から、こちらの企画が実現したそう。
また、マンホール蓋において全国トップシェアを誇る佐賀県の会社「日之出水道機器」によって制作されており、「マンホールも佐賀県の名産だったのか」と企画途中で気づいたとのこと。
▲会場には、実物のロマ佐賀マンホールも展示されている。
ロマ佐賀の記録
最後に表示されたのは、ロマンシング佐賀公式Xにて実施されていた、ロマンシング佐賀にまつわる思い出写真を募集するキャンペーン「ロマ佐賀の記録」だ。
手作りグッズやコスプレの写真がたくさん投稿され、キャンペーン期間中に2448枚もの写真が集まったとのこと。
松村さんは、ファンのみなさまの投稿はほぼ毎日チェックしているといい、「こういう楽しみ方、立ち寄り方があることを発見させていただける機会になっています」とコメント。
また松村さんは最後に「世界中の方が佐賀県に来ていただき、どんどん海外に影響を広げていきたいです」と今後の展望を語り、締めくくった。
東京で「ロマ佐賀」を感じられる展示の数々
ここからは、「ロマンシング佐賀TOKYO」の展示コーナーの様子をお送りしていく。
▲『ロマンシング サガ リ・ユニバース』の新章が9月2日よりスタート。その主人公が会場にて初お披露目。
▲ロマ佐賀ゆかりの自治体や企業が参加。10年前に即完売したという伝説のロマ佐賀有田焼皿や、さまざまなグッズの物販も行われている。
▲各ブースには、オリジナルのコラボ名刺が配置されている。
▲実際に名刺交換を行う、河津さん、市川さん、松村さんたち。
▲名刺を集めると挑戦できる「行くぞ！ロマ佐賀ガチャ」。河津さん、市川さん、松村さんも実際にチャレンジしていた。
まとめ
裏話も飛び出した発表会や、有田焼大皿、下水道マンホールなどの特別展示など、「ロマ佐賀」10年の歴史を感じながら、大いに楽しむことができた。物販も行われているので、気になる方は実際に足を運んでみよう。
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