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大塚角満のゲーム漫遊記 第48回「初ディスガイアです!」

大塚角満のゲーム漫遊記 第48回「初ディスガイアです!」

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角満のゲー漫 第48回!今回は『魔界戦記ディスガイア6』を体験!大好物のシミュレーションRPGなのになぜかディスガイアシリーズを未プレイだった角満さん…その理由も明らかに!

ゲーム漫遊記のアイキャッチ

大塚角満の「ココ」が凄かった!!

この原稿を書いている時点では体験版しか遊べていないんだけど、さまざまな要素が俺のハートに刺さりまくって、「これまでのシリーズ作品もやっときゃよかった!」と後悔させられております^^;

シミュレーションRPG度
★★★★★(5)
1990年代~2000年の初頭にかけては、アクションやRPGと並ぶメジャーなゲームジャンルだったシミュレーションRPG。近年、このジャンルはタイトル数自体が減っていたと思うけど、『ディスガイア6』の登場でファンは溜飲が下がるのではなかろうか。
やり込み度
★★★★★(5)
体験版の時点で、確信しました。「このゲーム、一生遊べるくらいやり込めるだろ!」と。とくに新システムの超転生が加わったことで、延々と主人公を強められそう。最高。
操作性度
★★★(3)
これはクォータービューのゲーム全般に言えることで、多分に慣れも関係してくるんだけど、斜め上からの見下ろし画面でマス目をカーソル移動させることにイラつきが! LRボタンで角度を変えればいいんだけど、やっぱりクォータービューで遊びたいからなぁ……。

未プレイの悔やみ

ケタ違いのやりこみプレイが可能なRPG。それが『ディスガイア』シリーズ。

記事タイトルで思いっきりに“にわか宣言”をしておりますがね。

じつは昔からある定番シリーズでありながらもナゼかプレイするタイミングを見いだせず、いまだ触ったことのない作品というものがいくつか存在する。

いや、“いくつか”じゃなく、“いくつも”かもしれんぞ。

そのうちのひとつが、前々回のコラムで紹介した『デジボク地球防衛軍』の本流、『地球防衛軍』シリーズ。

『デジボク』はあくまでもスピンオフなので、ナンバリングの『地球防衛軍』は現在もプレイしたことがないわ。

また実況界隈では重宝されているFPSやバトロワ系のタイトルは完全に門外漢だし(3D酔いするのが大きな理由だけど)、有名なRPGのシリーズとかアドベンチャーでも……いろいろと影響が出るかもしれないので具体的なタイトルは伏せるが、触ったことのないモノはいくつも存在するのである。

今回、テーマとして扱う日本一ソフトウェアの『ディスガイア』シリーズも、俺本人も意外だったのだが、じつはプレイしたことがなかった。

なんで意外なのかと言うと、俺は学生時代から30代後半までの20年ほどは、もっとも好きなゲームジャンルを聞かれたら、

「シミュレーションRPG!!!」

と即答していた人間で、“心のベストゲーム”でも『タクティクスオウガ』や『シャイニングフォース』シリーズが余裕でベスト10入りするほどなのだ。

そして『ディスガイア』シリーズも、まごうことなきシミュレーションRPGである。

魔界戦記ディスガイア6の画像

それも……古き良き時代のゲームシステムを頑ななまでに使い続ける伝統工芸士のようなシリーズで、俺からしたらゾッコンになりこそすれ、避ける要素など1ミクロンたりともないタイトルのはず。

それこそ見た目もシステムも、直球ど真ん中180キロのストレート……ってくらい、俺の琴線に触れまくってはいたのだ。

それなのに……。

まもなくナンバリングの『6』が発売される(1月28日発売ね)というのに、いまだ撫でたことすらない。

これ、自分的に本当に不思議なことだったのでダメもとで原因を調べてみたところ、かなり核心を突く答えにたどり着けたわ。

『魔界戦記ディスガイア』の1作目が発売されたのは2003年1月のこと。

そこで人気を得てシリーズ作品として定着していくわけだが、同じ時期に我がライフワークである『モンスターハンター』シリーズも登場していて、俺はそっちに完全に掛かりっきりになっていたのであるよ。

それこそ、他のゲームにまっっったく触れないほど完全傾倒し、俺はあっちの世界の住人になってしまったのだ。

で、1作目を遊ばなかったことでなんとなく疎遠(?)になってしまい、いつしか17年の時が過ぎ去ってしまった……と。

この理論、めちゃくちゃ理にかなっていると思いませんか?(誰に言ってんだ)

ということで、まもなく発売されるPS4、Nintendo Switch用ソフト『魔界戦記ディスガイア6』が、記念すべき“初ディスガイア”になるわけ!

魔界戦記ディスガイア6の画像

いやぁ~~~……!!これは楽しみだ!!

初ディスガイアもそうだけど、シミュレーションRPGで遊ぶこと自体が超久しぶりなのである。

気分は完全に、免許を取ったきり20年くらい運転していないペーパードライバーそのもの。

でもそんな人のために、日本一ソフトウェアさんはしっかりと、体験版を用意してくれているのです!!w

魔界戦記ディスガイア6の画像

まずは発売前の肩慣らしと、『ディスガイア』シリーズならではの世界観に触れるために、体験版を堪能してみました!

大好物のシステムが!!

俺が事前に知っていた『ディスガイア』シリーズの知識と言えば……↓こんなところだな。

①日本一ソフトウェアのゲームではおなじみ、原田たけひとさんが描くキャラクターがめっちゃかわいいってこと

魔界戦記ディスガイア6の画像

②キャラのレベルも、発生するダメージも文字通り桁違いで、『6』では“京”を超えることもあるらしい!!

魔界戦記ディスガイア6の画像

③ゲーム自体は、王道のシミュレーションRPG!

魔界戦記ディスガイア6の画像

④敵や仲間を持ち上げることが戦略性を高めているらしい

魔界戦記ディスガイア6の画像

こんなところか。

なんとも心許ない知識だけど……これを、他メディアの“ディスガイア命!!”な編集者に話したところ、間髪入れずにつぎのように言われたわ。

「それだけ知ってりゃ十分です!!!さあ、いっしょに魔界に行きましょう!!!」

だってw どうやら、『6』が初ディスガイアだとしても、気後れする必要は1ミリもないみたいだぞ。

そして今朝、『魔界戦記ディスガイア6』の体験版をニンテンドーeショップでダウンロードし、すでに2時間ほど遊んでいるんだけど……!!

なるほどコレは、インフレする特大ダメージの数字に目を奪われがちだけど、その根っこはしっかりと作り込まれた骨太のシミュレーションRPGだわ。

魔界戦記ディスガイア6の画像

碁盤のようなフィールドを舞台に、1マス単位で行動を考えてチクチクと戦闘を進める詰将棋のようなシステム。

魔界戦記ディスガイア6の画像

キャラの配置を煮詰めてくり出す連携やコンボの妙味。

魔界戦記ディスガイア6の画像

主人公“ゼット”の、死を超越する禁断の魔術“超転生”による天井知らずのキャラ強化……!!

魔界戦記ディスガイア6の画像

しかも、さらにやり込めば、キャラを自動で戦わせる“自動戦闘”とともに、“どの敵にどんな技を使うのか”などAIを自分で決められる“魔心エディット”なる機能も搭載されているとのこと!!

魔界戦記ディスガイア6の画像

俺、キャラの行動をプログラミングして勝手に戦わせるシステムって……めちゃくちゃ好きなんだよねーーー!!!w

懐かしの『カルネージハート』とか、『ファイナルファンタジーXII』の“ガンビット”とかとか……。

じつは自分でも、オート戦闘を主にしたゲームの企画を書いたことがあって、どこかで作れないかと考えていたりするんだよなw

そんな大好物のシステムが『ディスガイア6』でも体験できるなんて……こりゃやり込むしかないっしょ!!!

またまた並行プレイのタイトルが増えちまったよぉぉぉおおお!!w

このコラムが読まれるころには……俺は魔界の住人になっているかと思います^^;

角満さんの画像
大塚角満
(おおつかかどまん)
20年以上にわたりファミ通で記者、編集長などを務めつつ、自ら著者としてゲームプレイ日記の単行本、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズなどを上梓。ベストセラーとなる。2019年より独立し、パズドラのストーリーダンジョンのシナリオ担当を務めるなど、活動の幅を広げている。
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