3D近未来シューティングRPG『スノウブレイク:禁域降臨』配信開始!
2023年7月20日、Amazing Seasun Gamesが手掛ける『スノウブレイク:禁域降臨』(以下「スノブレ」)がiOS/Android/PCにて配信開始となった。
『スノブレ』は、突如出現した未知の“巨人”の脅威に晒されている人類と、荒廃し切った世界を描く3D近未来シューティングRPG。
ハイエンドクラスの映像美は家庭用ゲーム機向けに広く採用される「Unreal Engine 4(アンリアルエンジン4)」で構築。
いちモバイルゲームとは思えないほどアクション性の高いTPSに仕上がり、「美少女キャラクター」×「本格3Dシューター」の組み合わせが事前登録者数200万人越えの注目を集めている。
本作は正式サービス開始時に、条件を満たすことで最高レアリティオレンジランク(★5)を1体選択して獲得できるキャンペーンも開催されている。誰でもスタートダッシュが決めやすいタイミングというワケだ。
本稿では『スノブレ』の魅力をお届けしていくと共に、実際のゲームプレイで得られた感触を合わせてレポートしていこう。
※本記事はAmazing Seasun Gamesの提供によりお届けしています。
※記事内のゲーム映像はすべて開発中のものです。
正体不明の「巨人」が出現したことで荒廃した世界と、謎に包まれた主人公の存在
<世界観>
2057年、世界は謎の災難「タイタン降臨」に見舞われた。都市は「エリアゼロ」に区画され、汚染地帯には終日、雪<キオーン>が降り続けた……
2058年、人類初の対タイタン武装部隊「ヘイムダル部隊」が結成。分析員であるあなたは、覚醒者たちと共にエリアゼロに戻り、真相を追求する……この雪<キオーン>は、やがて止むと信じていたから……
物語は正体不明の人型生命体「巨人(タイタン)」の出現によって、混沌とした未来の世界を描き出す。タイタンは出現するや否や、人体に有害な物質を撒き散らして都市を広く汚染してしまう。
巨大企業・ユグドラシル社は、タイタンに対抗するための特殊部隊「ヘイムダル」を設立することで、汚染地域における戦いの日々を送っていた。
主人公(プレイヤー)はそんな汚染された都市に、宇宙ステーションから脱出ポッドでやって来る。
彼は物語冒頭にヘイムダル所属の兵士リフ・ベストラに回収されるが、基地本部で受ける尋問はどうにも会話が噛み合わない。
主人公が記憶する現実と実世界の状況は大きく乖離(かいり)しているようで、時間の感覚にズレが生じているのだ。
作中ではその謎を解き明かすためにも“ヘイムダルの分析員”という立場でリフたちの作戦行動に同行していく。
物語の敵は主にタイタンだが、そのタイタンを崇拝する狂信者たちや、隔離都市で生きるために暴徒と化した武装集団なども作戦中に立ちはだかる障害となる。
未知の巨人に汚染され四重の壁に囲われた隔離都市は今や無秩序な世界。
そして、荒廃した都市「エリア・ゼロ」は常に不確定要素を孕んでおり、ヘイムダル部隊の作戦行動はいつも予想外の出来事に直面する。
メインストーリーでは多数の勢力が複雑に絡み合う混沌とした様相と、ヘイムダル部隊の活躍が見どころ。何より多くの謎を残して葛藤する主人公の行末にはぜひ注目してほしい。
アプリと侮れない本格的なTPS!操作性の細かなカスタマイズ要素も嬉しい
作中には個性豊かなヘイムダル隊員たちが多数登場している。家庭用ゲーム機に比肩し得る3Dグラフィックで、彼女らとそのダイナミックなアクションを美しく描写した。
さらに街中の液晶モニター、コンクリートの壁などを撃てば弾痕も残す。ビジュアル面ではUnreal Engineのパワーを余すことなく落とし込んでいる。
アクション性も高く、設定画面から60FPSに切り替えることで、スムーズな挙動とリッチなゲーム体験を実現。
飛び交う無数の弾丸の中を忙しく駆け巡り、切り返すかの如く流れるように反撃へと転じる......そんな小洒落たガンアクションも『スノブレ』なら朝飯前。
本作は視界が広く見渡せるTPS(サードパーソン・シューティング)だ。バーチャルパッドでキャラクターを操り、敵との銃撃戦を繰り広げていく。
武器種はキャラクターごとに定まっているが、出撃部隊は3人編成で自由に切り替えられる。
ここまで紹介しているスクショや動画を見て頂くと分かりやすいのだが、操作してみるとかなり本格的なシューターだ。
遮蔽物が少なと集中砲火で手痛い攻撃を貰うし、高所からスナイプしてくる者や固定砲台などの厄介な敵も登場する。積極的にキャラクターを切り替え、優位に立ち回らなければならない。
無論激しいアクションをこなすためには、相応に正確なバーチャルパッド操作が求められてくる。
この点『スノブレ』では、キーコンフィグ機能が非常に充実しており、スマホ向けシューター初心者から遊び慣れているプレイヤーまで、幅広いニーズに応える。
コントローラー操作にも対応しているので、バーチャルパッドの画面表示を極力減らせば快適さはさらに増す。
例えば、家庭用ゲーム機で慣れ親しんだシューティングゲームに近い操作感にしても良さそうだ。スティックで狙いを付け、トリガーボタンで射撃するお馴染みの爽快感は本作でも健在である。
本作はPCでも遊ぶことができるタイトルだが、スマートフォンでプレイした時の感動はやはり大きい。
『スノブレ』のように美少女キャラクターを前面に出す本格的なシューターは少ないし、総合的なゲーム体験の良さも、モバイルアプリの基準が1つ上がったような次世代クオリティとなっている。
魅力的なヒロインたちと人物像をさらに深掘りできるエピソード
ヘイムダル部隊に配属されている兵士たちは、汚染地域でも活動できる「覚醒者」と呼ばれる特殊な存在だ。
中でもメインヒロインのリフは、主人公が熱狂していた未来のVR競技「ヴァルキリーゲーム」の元世界チャンピオンである。
ゆえに主人公との絡みはストーリー中においても密接だが、本編ではとあるタイタンとの戦闘がキッカケで、2人の関係に思いもよらぬ波乱が待ち受けている......。
ゲーム内には登場する多くのプレイアブルキャラクターに【エピソード】が用意。
こちらは本編であまり描かれない隊員たちの日常や過去など、ヒロインそれぞれのバックボーンが深掘りできるものとなっている。
ストーリー本編だけでは明かされない人物像を紐解き、キャラクター性をより鮮明に映し出す。本編と並行して遊べば、『スノブレ』の世界を深く楽しめるだろう。
ここからは作中に登場するヘイムダル部隊隊員たちをご紹介。
使用する武器種とキャラクターの簡単なプロフィールを載せているので、お気に入りのヒロインは是非チェックしておこう。
■ リフ・ベストラ(CV:瀬戸 麻沙美)
武器種:サブマシンガン
2040年生まれ。元ヴァルキリーゲームのチャンピオンで、通称「ウェンズデー」。
驚異的な意志力に冷静な頭脳でヴァルキリーゲームで敗北を喫することはほとんどなく、総決勝大会での2連覇を達成。3連覇を達成する寸前で「初降臨」に遭い、両親を失った。その事件を経て彼女は覚醒者になってヘイムダル部隊に入隊した。今のウェンズデーにとってタイタンへの復響こそ、彼女の残りの人生のすべてだ。
■ ファニー・ゴールデン(CV:相良 茉優)
武器種:ショットガン
2041年生まれ。エリート階級家庭の一人娘で元ヴァルキリーゲームのスター選手の一人。ヴァルキリーゲームの試合でいつもリフに負けるため、彼女に勝つことに執着している。
新世界のトップスターを目指してヘイムダル部隊へ入隊し、そのためにはいかなる代償も惜しまない。期せずしてリフと戦友となり、彼女への複雑で熱い思いが自身の行動の支えとなる一方、時に迷わせることもしばしば。
■ フリティア・イグニス(CV:井澤 詩織)
武器種:アサルトライフル
2041年で学者家庭生まれの天才少女。14歳の時にアクロポリス学院に進学し、応用型AIの研究に従事。
ユグドラシル社の元上席研究員で会社のデータベースの最高権限を持ち、知らないことはないと自称している。自身が開発した最先端技術が何度も悪用されるのを目のあたりにし、「罪」を償わないといけないと決意して、ヘイムダル部隊に入隊した。
■ マリアン・アンドレオッチ(CV:優木 かな)
武器種:スナイパーライフル
2042年生まれ。武器商人の家系で、父親はカソードテクノロジーの所有者。幼い頃から体が弱く、足に機能障害があり、正常の歩行でも補助動カキットに頼る必要がある。
2058年、ある降臨事件をきっかけにアポカリプスが引き起こされ、体と足の障害が完治。その後、ヘイムダル部隊に入隊することになった。
■ アカシア(CV:七瀬 彩夏)
武器種:ピストル
2060年に人工冬眠から目覚めた。実年齢不明。冬眠カプセルには「2013年生まれ」と記載されていた。
調査によるとアカシヤは元特殊部隊の兵士で、史上初のティーン症候群患者の一人であることが判明した。(注:当時、有効薬は開発されていなかった)。
現在、バルダー抑制剤で病状を抑えることに成功しており、最速でアポカリプスを引き起し覚醒者となった。病状を引き続き抑えるため、ヘイムダル部隊に入隊した。
■ ニタ(CV:阿部 里果)
武器種:ショットガン
2041年生まれ。明るく気さくな性格で、幼い頃から孤児院で替らしていた。
そこで現「コヨーテ」過激派のリーダー・エステルと知り合い、その後スカベンジャーとしてエリアゼロまで来た。
2058年。ユグドラシル社の物資を盗む時に捕まえられて、バルダー抑制剤の投与を受け入れた。人工的にアポカリプスを引き起こされて覚醒者になった。
翌年にヘイムダル部隊に入隊した。
■ チェルノ・ケゴール(CV:本渡 楓)
武器種:サブマシンガン
2042年生まれ。出身・親族関係不明。■■■■■■。
一人で話したり笑ったりする他、緊張病と意志力低下という症状が確認なされている。
■■■■■■の基準を満たしたため、統合失調症と診断された。患者の自叙と合わせて発症時期は2050年前後と推測され、病因は■■■■■■の可能性が高く思われる。数回の作戦報告から見ると、当該患者はすでに第二人格を持っており、両方の人格も独自意識を所有している。人格の切替は第一人格の制御を受けず、長期的な観察が必要である。
■ エンヤ・マーフィー(CV:堀江 由衣)
武器種:スナイパーライフル
かつてトップ科学技術人材であるにも関わらず、エンヤは教育事業に身を投じた。
2057年、アクロポリス学院を卒業。
2058年、インターンとしてユグドラシル社所属の私立幼稚園に勤め、翌年から保育士となる。
2059年11月、自らヘイムダル部隊への入隊志望を提出。
※覚醒者になったのは志望提出前であり、技術上の制限でいつどこかでアポカリプスが起こったのは不明である。
■ マーシル(CV:石見 舞菜香)
武器種:サブマシンガン
生まれつき痛覚がないため、人間と非人間の区別が曖昧で、物も動物も人間も、全てを平等視している。
かつてはラムセスグループの研究部門の技術員で、冷凍休眠プロジェクトに参加したことがある。
2059年、ヘイムダル部隊後方支援科と協力関係を結び、徐々に封鎖エリア内のさまざまな現象に惹かれ、2060年に自ら申請を提出し、厳格な審査を経てヘイムダル部隊に入隊した。
■ 肴(CV:日笠 陽子)
武器種:スナイパーライフル
2036年生まれ。幼い頃親に捨てられ、ギャングの縄張りで自力更生してきた。
2054年にある行動で軍に見つけられた後編入させた。2057年にバルダー抑制剤を注射して覚醒者となり、2年後にヘイムダル部隊への転勤希望を提出したが、最終的に編入されたのは志願した後方支援科ではなく、前線小隊でした。
■ 鳴瀬 晴(CV:石上 静香)
武器種:ピストル
ヘイムダル部隊の最初の兵士の一人。絶対的なベテランであり、エースファイターである。
『スノウブレイク:禁域降臨』を先行プレイレポート!
・満足度の高いグラフィック表現
ゲームに触れる中で最初に目に付くのはやはり“グラフィック”の表現だ。
昨今ではアニメ調を意識した3Dゲームが多く存在する中で、本作はフォトリアルとアニメ調の間に位置するギリギリのバランス感だと思える。
キャラクターの質感をアニメ寄りにし過ぎれば、ダークで退廃的な世界観は損なわれてしまい、逆にリアルに寄り過ぎても2Dのキャラクターイラストと印象がかけ離れてしまいかねないだろう。
そういった事情は容易に想像できるが、遊んでいても全く違和感を感じない本作のビジュアル表現手法は見事としか言えない。
ゲーム内の各種オブジェクトもしっかりとテクスチャにこだわりが見えていて、魅力的な「美少女キャラクター」をウリにしたタイトルにしてはハイレベルな作り込みを感じられる。
今回の試遊はスマートフォンでのプレイだが、恐らくPCで遊んでも見栄えのある仕上がりになっているはず。そう予感できるほど『スノブレ』の3Dグラフィックは満足度が高い。
・自分なりの快適さを追求できる手堅い作りのシューティングアクション
続いてシューティングゲームとしての感触だが、こちらは初見だと慣れが必要になりそうだ。というのも、シューティングゲーム全般リアルタイムな銃撃戦が展開されるゲームは単純に操作が忙しくなる。
本作はアクションゲームとしての性質が強く、バーチャルパッドのボタン数も決して少なくはない。そのため1人ひとりが快適な操作を追求できるよう、カスタマイズの項目は非常に細かく決められる。
デバイス本体を傾ける「ジャイロ操作」を用いたエイム機能、射撃とエイムがセットになった「ミックス射撃」など、幅広いユーザーが手軽に戦えるシステムも用意されていた。
チュートリアルの早い段階で操作方法に関連したオプションが開けるので、まずは遊ぶユーザーごとに自分なりの操作性を見出すことになるだろう。もし、過去に遊んだシューティングゲームがあれば、そちらの操作方法を模倣してみると案外しっくりくるかもしれない。
筆者の場合はミックス射撃を非表示にしてエイムボタンと射撃ボタンを軸にしている。
コントローラーを用いた操作方法は特に快適だ。画面のUI(ユーザーインターフェース)を最低限の表示にすることで、ディスプレイを広く使えるメリットもある。
個人的にはシューティングゲームを据え置きゲーム機で遊ぶケースが多かったこともあって、コントローラー操作がとても手に馴染んだ。
ゲームでは遠距離から攻撃するスナイパーライフルのキャラクターもいるため、プレイヤーごとに快適な操作方法追求できるのが素直に嬉しい。
遊ぶステージのシチュエーションもさまざまで、ボス戦・防衛戦・NPCとの共闘など手広く楽しめる。
・展開が気になるメインストーリー
ストーリーでは人類の敵・タイタンとの戦いを軸に起きつつも、混沌とした世界情勢の問題や主人公の謎へと徐々に迫っていく。
しかも、ヘイムダル部隊を設立したユグドラシル社も、信用して良いのか分からないどこか思わせぶりな描写が多い。
何を信じて戦うのか、その行いに正しさはあるのか、主人公はさまざまな葛藤と向き合いながらも、分析員として前線で指揮を取り続ける。
その過程には新たな困難があれば新たな仲間との出会いもあって、物語は緩急に富んでいた。
『スノブレ』の物語はフルボイスではないが、その分シナリオテキストにボリュームがあって、ライトノベルを読んでいる感覚に近いかもしれない。
スチルイラストやムービーシーンも随所に挿入され、シナリオがテキスト主体で重くなりにくいのもポイントだ。プレイしていて続きが気になるほど物語の没入感は高い。
・物語における宿敵「タイタン」とのバトル
本作を象徴するのが巨大なタイタンとの戦いだ。
建物ほどの巨体を持つ者や、ステージ攻略の中で度々出現する中型サイズの者まで、その種類は多岐にわたっている。
特に中型サイズはストーリーでの出現頻度も多くてかなり厄介な相手。雑魚敵を召喚したり、プレイヤーを結界に閉じ込めてきたりと、攻撃手段が豊富である。
控えにいるキャラクターを上手く切り替えながら対処することが早期撃破のコツになるだろう。
タイタンのタイプによって対処の仕方も変化する。この辺は実にアクションゲームらしい要素と言えそうだ。慣れてくれば動きのパターンを読み切って、適切な対処で効果的に倒せる。
・サービス開始後に注目したい要素の数々
今回の先行プレイでは試すまでに至らなかったが、ストーリーを進めて解放される【メタバース】では、他のプレイヤーたち共に最大3人でのマルチプレイが楽しめるという。
ソロプレイ専用でも十分すぎるほどのクオリティだと思うのだが、マルチプレイにまで対応しているのがSeasun Gamesの本気度を伺えるところ。
こちらはCBT(クローズドβテスト)参加プレイヤーたちの声を受けて実装された【掩体機能】。
要するにカバーアクションで、銃撃戦の緊張感を一層高めてくれる要素だ。ブロックを飛び越えたり遮蔽物に身を隠すなど、シューティングゲームとしての完成度はさらに増した。
最後は【社員寮】だ。どのような機能になるかは不明だが、ヘイムダル部隊の隊員たちが過ごす日常を覗けるようだ。隊員の部屋ごとに個性も見られ、非常に凝った作りとなっている。
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攻略イベントではストーリー【ノーマル 5-12】クリア後、5体のオレンジランク(★5)の中から、1体を無料で選べる。スタートダッシュを決めやすい時期なので、ぜひゲームをプレイして頂ければと思う。
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