スリル満載の緊張感ある心理戦!ネットイース新作『ミッション・ゼロ』を先行レビュー!
NetEase Gamesより配信が予定されている新作ゲーム『ミッション・ゼロ』。
本作は4人vs2人で行われる、非対称型対戦ゲームだ。
プレイヤーは、潜入者側の「シリウス」または追跡者側の「メビウス」となり、相手を欺く緊張感のあるおいかけっこを体感できる。
GameWithでは特別に先行プレイの機会をいただいたので、本記事では実際にプレイして面白いと感じた魅力についてお届けしていきたい。
スリルがたまらない!緊張感ある心理戦
偽装と思惑が交錯する心理戦!
本作は近未来のバラエティ番組『ミッション・ゼロ』を舞台に、大勢の人々が行き交う会場で繰り広げられる非対称型対戦ゲーム。
プレイヤーはシリウス陣営の「スパイ」4人vsメビウス陣営の「ハンター」2人の両陣営どちらかに所属し、ゲームをプレイする。
シリウスは、エリア内に点在するパスワードを集めてエリアから2人以上脱出できれば勝利。
パスワードを集めるためには、エリア内を行き来しているキーパーソンを見つけ暗号化キーを解析する必要がある。
対してメビウスは、シリウスの脱出を阻止することが目的となる。4桁のパスワードをすべて提出される前に3人以上のシリウスを倒せば勝利。
シリウス側はメビウスに見つからずに任務を遂行する慎重さ、メビウス側は偽りを見抜く洞察力が重要となり、緊張感あふれる戦いを体感できる作品だ。
木を隠すなら森の中へ!偽装して潜入せよ!
シリウスは暗号化キーを持つキーパーソンを見つけ出し、パスワードを入手することが第一の目的。しかしこのミッションはメビウスの目をかいくぐる必要があり一筋縄ではいかない。
任務遂行のためには、自分の姿を人混みに紛れこませる変装が有効だ。
エリア内には掃除係や警備員、給仕係など数多くの人々が存在する。
彼らを気絶させて衣服を拝借し、周囲の人間になりすましてカモフラージュしてしまえばよいのだ。
ただし、走ったり攻撃をするなど目立った行動をとればあっという間に正体が見抜かれてしまう。
潜入のコツは、変装した人物になりきって振る舞う演技力が重要となってくる。
実際にプレイしている中で、至近距離からメビウスがジッとこちらを注視している場面があった。
掃除係の衣装を着用していた筆者は、咄嗟に掃除機をかけながら何食わぬ顔をしてメビウスの真横を通り過ぎ事なきを得た。
正体がバレるかもしれない緊張感はステルスアクションならではの体験だろう。
アイテムの使用も戦略のひとつ!
シリウスはゲーム開始前に専用の道具を選択してプレイ中に活用できる。
アイテムは脱出型、救援型、牽制型など効果は多種多様。中にはカメラでメビウスを撮影することでファンに囲ませて動きを封じるなど、クスッと笑える特徴を持つものも。
また、プレイ中にはエリア内の人々を気絶させることでもアイテムを入手可能だ。
バナナの皮で足元を滑らせたり、スモークを焚いて目眩ましするなど場を撹乱させるには打ってつけの効果を持つアイテムも存在する。
アイテムの使用も潜入する上で戦略のひとつとなる。
アイテムはできるだけ活用していきたいが、ここでも慎重な行動は不可欠だ。
闇雲に人々を攻撃すると周りの人々がざわつきメビウスに見つかる可能性もある。もちろん攻撃された人も黙ってはおらず、羽交い締めにしてきたりなどで行動を抑制されることも。
迂闊な行動はできないので、あくまでも慎重に動くのがセオリーだろう。
暗号キーを持つキーパーソンを発見したらパスワードの解析に入る。
パスワードの解析には時間を要するため、この間はキーパーソンの周囲にいる必要がある。
さらに、解析中はマップ上に自分の位置情報が表示され、メビウスにも居場所が特定されてしまう。
メビウスがやってくる可能性を踏まえて周りの警戒も抜かりなくしなければならない。
エリア脱出のためにはパスワードを4つ揃える必要があるのだが、3つ揃った時点で残りの1つを憶測で入力することも可能。
迫り来るメビウスから逃れるために、イチかバチかで入力し突破することもできるというわけだ。
ただし、失敗したら自分の位置がメビウスに特定されてしまうので、ここでの判断も慎重にしたい。
迫りくるメビウスに焦り慌てて数字を入れた結果、勝利目前で水の泡になったことも。
シリウスはキャラクター毎にそれぞれ特徴のあるスキルを持っている。
個々のスキルを活かして連携することで、その真価はさらに発揮される。
例えば、パスワードの解析は得意な者がおこない、メビウスの感知に長けている者を見張り役として近くに配置するなど協力することでメビウスの目をかいくぐることも。
シリウス同士が連携することで、より戦略の幅が広がっていくことが面白さのひとつだ。
圧倒的な能力で敵陣営を追い詰めろ!
追跡者側のメビウスは2名でシリウスたちを追い込んでいく。
怪しい動きをする人物を見つけ次第、攻撃して偽装しているシリウスをあぶり出す。
シリウスがパスワードを解析している間、位置情報がわかるので範囲内の人間に手当たり次第に攻撃を仕掛けたくなるが、待ったをかけたい。
シリウス以外を誤って攻撃した場合、自分の居場所がシリウスたちにバレてしまうためだ。
無闇に攻撃することは避け、シリウスが尻尾を出す瞬間を虎視眈々と狙おう。
メビウスにはそれぞれ強力な追跡と偵察能力が備わっている。
シリウスの動きを減速させたり、ワープで瞬時に別の場所へ移動できたりとシリウスを狩る能力に長けている。
徹底的に攻撃する者と全体を見回す諜報役とで役割分担するなど、狩る側も連携することでシリウスたちを効率的に追い詰めることができるだろう。
キャラクターの特性を活かして立ち回れ
本作には個性あふれるキャラクターが数々登場する。
ここでは実際に遊んでプレイしやすかったキャラクターを両陣営から1人ずつ紹介していこう。
シリウス:諜報員
諜報員は、メビウスの居場所を感知することが得意なタイプ。
チームで音声通話をしながら、メビウスの特徴や進行方向を伝えるなど注意喚起をすることでチームの連携に大きく貢献できるキャラクター。
メビウス:マーフィー
マーフィーは、エリア内の他の人物に偽装する能力を持つメビウス。
偽装はシリウスの特権と思いきや、同じく人混みに紛れて行動できるので気づかれにくいのが特徴だ。さらに偽装の間はマップに自分の場所を検出されないので、こちらもステルスアクションが可能になる。
シリウスの意表を突く攻撃を仕掛けることができ、静かに狩る愉悦も味わえた。
ほかにもメンバーの移動スピードを上げたり、とにかく範囲攻撃で場を荒らしまくるキャラクターがいたり、バラエティ豊富なキャラクターでプレイできる。
自分のプレイスタイルに合ったキャラクターを見出して戦略を考えていける楽しみも本作の魅力のひとつだ。
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