「モンハン」シリーズ最新作『モンスターハンター ライダーズ』を徹底解剖![PR]
言わずと知れた人気シリーズ「モンスターハンター」の最新作『モンスターハンター ライダーズ(MH-R)』。
リオレウスやラギアクルスといったおなじみのモンスターと、「ライダー」と呼ばれる人間たちの共生を描くスマホRPGだ。
従来の『モンハン』とは違って、「モンスターとタッグを組む」ことを大きなテーマとして掲げる本作。
今回、GameWithではそんな『モンスターハンター ライダーズ』を先行プレイさせていただくことができた。
この記事では、実際のプレイフィールを交えつつ、『MH-R』がどんなゲームなのか、何が面白いのかをじっくりご紹介していく。
一言で表すなら「『モンハン』世界の王道RPG」とも言うべき本作。
『モンハン』というコンテンツの新しい可能性に触れてみていただければ幸いだ。
モンスターとライダーが共生する地を舞台に、大陸の平和を守る冒険に旅立つ
はじめに、『MH-R』の世界観から見ていこう。
物語の舞台は、人とモンスターがともに生きる大陸「フェルジア」。
ここでは、数百年以上にわたり、「結びの儀」によって絆を結んだ「オトモン」と「ライダー」が助け合って生活している。
そんなフェルジアのライダーズギルドに所属する主人公(プレイヤー)は、ギルドマスターであるヒルダより、とある任務を命じられる。
その任務とは、数ヶ月前からフェルジアの六都市に攻撃を仕掛けている、「黒いライダー」と呼ばれる謎の集団を調査すること。
主人公は都市の垣根を超えた調査部隊「特派観測隊」のリーダーとなり、各都市を巡って、個性豊かなライダーたちを仲間に加えていく……
以上が、ざっくりとした『MH-R』のプロローグ。
世界各地を渡り歩き、仲間を集めて悪に立ち向かうというド王道なストーリーが、RPGらしいワクワクをいっそうプレイヤーに感じさせる。
個人的な印象だが、本作はシナリオ展開からバトルシステムに至るまで「王道」を徹底して意識しているように感じる。
物語の中でも、少年マンガのような男心をくすぐる展開が随所に取り入れられているのだ。
詳しい言及はあえて避けるが、ある意味でクライマックスから始まる意味深な序章は、その最たる例とも言えるだろう。
気になるストーリーはぜひ、実際にプレイして確かめてみてほしいところだ。
メインストーリーが進行する「メインストーリークエスト」はステージ制となっており、ストーリーパートとバトルパートを繰り返しながら進んでいく。
物語と並びゲームの要となる「王道」バトルは、この後バッチリご紹介するぞ。
バトルはシンプル&ド派手なコマンドバトル!自分だけのパーティで戦おう
『MH-R』のバトルは、「これぞRPG」な王道ターン制コマンドバトル。
仲間のオトモンとライダーを組み合わせてパーティを編成し、バトルへ挑む。
バトルでは敵味方に関係なく速さ順に行動し、味方のターンでは通常攻撃or最大4つの技からどれか1つを選んで戦う。
技の発動には、ターンごとに貯まるSPが必要だ。
じっくりSPを貯めて大技を放つか、SP消費が少なめの技をこまめに発動していくか、状況に合わせて戦略を練ろう。
もちろん技は攻撃に限らず、味方の回復やバフ、敵へのデバフなど、ライダーごと・オトモンごとに特徴的な技を多数習得。
特にオトモン技はどれも原作で見覚えのあるモーションばかりで、ファンならきっと眺めているだけでも楽しめるはずだ。
「オトモン」と「ライダー」の組み合わせがカギ!
先ほど「仲間のオトモンとライダーを組み合わせてパーティを編成し」と書いた。
その時はさらっと流してしまったが、本作のパーティ編成はかなりユニークな仕組みになっているので、ここからはパーティについてさらに深堀って紹介していきたい。
パーティは、「オトモン」と「ライダー」のタッグ3組で編成する。
仲間のオトモン・ライダーであれば誰でも自由に編成でき、どのオトモンとどのライダーを組み合わせるのもプレイヤー次第。
例えば、物語上ではリオレウスのライダーである「マリィ」と、ゲリョスやケチャワチャでタッグを組むことも可能だ。
技や特性の相性を考えるもよし、シンプルに好きなライダーと好きなオトモンを組み合わせるのも良いだろう。
ライダーはガチャから獲得し、オトモンは主にクエストクリアの報酬などで「タマゴ」をゲットすることができる。
「タマゴ」を好きなライダーに渡して孵化させると、そのライダー専用のオトモンが誕生するぞ。
どういうことかというと、(考えてみれば当然なのだが)ライダーAのリオレウスとライダーBのリオレウスは別個体であり、それぞれ別々に育てるということ。
とはいえ、ゲームを進めるとオトモンを他のライダーに譲渡できるようになるので、とりあえず強いオトモンと強いライダーを組み合わせていっても問題ない。
バトル中に使用する4つの技も、パーティ編成の中で付け替えができるぞ。
ライダーが持つ「ライダー技」1つ、オトモンが持つ「タッグ技」1つと「オトモン技」2つを選んで、使用する技を決定しよう。
それぞれの技は、オトモン・ライダーともにレベルアップに合わせて習得。
レアリティ次第ではあるが皆それなりに多くの技を覚えるので、作戦に合わせて色々いじってみるのも楽しい。
特に、先行プレイ段階ではゲームが進むにつれてバトルにも歯ごたえが出てきたので、出現する相手に合わせて相棒のオトモンや技構成を変更するのがかなり重要なポイントに思えた。
主力となるオトモンとライダーをしっかり育成し、作戦を立ててバトルに挑もう。
育成方法も「王道」!レベルアップ&限界突破で、自慢のパーティを育てよう
最後に、オトモンとライダーの育成について触れておきたい。
本作では、オトモン・ライダーのどちらも、基本的にはレベルアップで強くなる。
レベルが上がるとステータスが底上げされ、新しい特性や技を1つずつ覚えていく仕組みだ。
スマホRPGにありがちな奥の深い…悪く言うなら複雑な育成はまるっと排除されており、ひたすらレベルアップを目指せばいいので非常にわかりやすい。
感覚としては王道のコンシューマRPGにも通じるところがあるだろう。
オトモンの育成素材は「オトモン団子」、ライダーの育成素材は「ライダー鉱石」。それぞれ異なる素材を使用することで、オトモンとライダーはレベルアップする。
一方で本作に経験値システムはなく、バトルだけではレベルが上がらない。
クエストを通して集めた育成素材を使うことで、初めて強化できる形になっているぞ。
では、素材さえ集めれば無限に強化できるのか?といえば、もちろんそういうわけでもない。
というのも、オトモンもライダーも最初はレベル50で育成上限に達してしまう。
この上限を引き上げるのが、もうひとつの育成「限界突破」だ。
限界突破には「ライダー宝珠」「オトモン宝珠」という、レベルアップとはまた別の素材が必要。
ライダー宝珠は同じライダーの複数入手、オトモン宝珠は特定のクエストの報酬から獲得できるほか、「観測隊派遣」でもゲットできる。
観測隊派遣は、仲間のタッグを旅に出して、時間経過で素材を集めるシステム。
従来の『モンスターハンター』で言うと「ふらっとハンター」に近いシステムで、時間さえあれば無課金でも宝珠を集められるのはありがたいところだ。
限界突破によってオトモンとライダーのレベル上限は最大70まで上昇し、新しい技や特性を覚えられるようになるぞ。
基本は「レベルアップ→限界突破→レベルアップ…」を繰り返すだけなので、『MH-R』の育成はかなりシンプル。
その分タッグの組み合わせや技の構成が幅広く、そこでバトルの戦略に深みを持たせている印象を受けた。
まとめ
今回は、「モンハン」新作RPG『モンスターハンター ライダーズ』の先行プレイレポートをお届けしてきた。
記事内で何度も繰り返しているが、本作を触った感想としては「王道RPG」がもっとも近い。
王道のストーリーに王道のバトル、王道の育成と、良い意味でのRPGらしさを全面に押し出したタイトルというイメージだ。
一方で、モンハンならではの高難易度クエストやライダーの個別ストーリーも用意されており、やり込みがいは十分。
「モンハン」ファンならずとも楽しめる作品に仕上がっていることは言うまでもない。
そんな『MH-R』は、2020年2月19日(水)の配信を予定。
iPhoneでは先行ダウンロードも実施されており、もうまもなく皆さんの手元にも届くはずなので、ぜひ楽しみに待っていてほしい。
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