2025年1月11日(土)、パシフィコ横浜 国立大ホールにて『勝利の女神:NIKKE(以下、NIKKE)』のオーケストラコンサート『NIKKE ORCHESTRAL CONCERT MELODIES OF VICTORY』が開催されました。
指揮は高木洋さん、演奏はオリジナル楽団「SPECIAL ORCHESTRA BAND:NIKKE」。さらに、ゲストボーカリストとしてPernell.さんも参加。
本コンサートは、昼公演と夜公演の2部構成でした。本稿では、筆者が参加した昼公演のコンサートの模様をお届けします。
会場ではフォトスポットがお出迎え!
会場に入ると、巨大フォトスポットがお出迎え。訪れた人々のカメラロールやSNSを彩る1枚として、多くの指揮官が写真を撮っていました。
特設されたファンアートギャラリーには、世界中のファンが制作したイラストが展示されていました。力作の数々が並んでおり、足を止めて見入っている指揮官も多かったです。
※許可を得て写真を複数枚撮影しています
開演に先駆けて販売を開始していた物販では、Tシャツやアクリルスタンドなど、コンサート限定の特別なグッズが販売されていました。非常に賑わっており、グッズは早々に完売していました。
全16曲のセットリスト
コンサートのセットリストは以下の通りでした。
FALLING, RISING | |
---|---|
1 | The Godness Fall |
2 | WE RISE |
FIRST AFFECTION | |
3 | Marian |
4 | GoodBye For Now |
第1部:OUR STORY | |
5 | SO PLAYFUL |
6 | Camellia |
7 | GODDESS SQUAD READY |
8 | Hold you tight |
9 | THE REDHOOD |
第2部:CROSS THE LINE | |
10 | OVER ZONE |
11 | GODDESS OF VICTORY |
12 | the pilgrim acoustic |
13 | Satellites |
14 | Last Kingdom |
アンコール:NEVER ENDING ENDING | |
15 | In Neverland |
16 | The Clarion Call |
セットリストは、『NIKKE』のこれまでの歴史をなぞるような並びになっているように感じました。
序盤に出会う「マリアン」から、ゲーム内でも存在感が強く印象深いニケである、「レッドフード」「ドロシー」「紅蓮」、物語の大きな起点にもなった「モダニア」などのピルグリムまで、ストーリーに深く関わるニケに関連した楽曲の数々。
壮大な雰囲気の楽曲もあれば、和やかなストーリーイベントの主題歌も入っており、本作をプレイしているどの指揮官も納得のセットリストだったのではないでしょうか。
コンサートならではの迫力のある歌唱と演奏!
どの曲も本当に素晴らしかったのですが、ここからは、個人的な思い出も含めて印象に残った楽曲についてまとめていきます。
1曲目はやっぱりこの曲「The Godness Fall」
「The Godness Fall」はアプリを開くと必ず最初に聞く、おなじみの曲。絶望と希望が入り混じったような雰囲気が特徴。
この曲を最初に聴いたことで、「遂にコンサートが始まった」と実感が湧いてきました。
生演奏はもちろん、Pernell.さんの力強い生歌唱にも心を奪われた方が多かったのではないでしょうか。
『NIKKE』の世界観に沿った歌詞が最高なロック「WE RISE」
「WE RISE」は、容量の大きいアップデート後、ダウンロード中にアニメーションと一緒に流れるゴリゴリのロック。オーケストラアレンジが素敵でした。
「逆境の中で団結して立ち上がる」という『NIKKE』の世界観に沿った歌詞も相まって、初めてこの曲を聴いたときに「ただ美少女が登場するだけのゲームではないと確信した」ことを思い出しました。
演奏と映像が組み合わさって涙を禁じ得ない「Marian」
「Marian」は、「マリアン」と共に全指揮官の印象に強く残っている曲ではないでしょうか。個人的には、「ここまで残酷な世界なのか」と衝撃を受けたと同時に、本作の世界観にどっぷりとハマってしまったきっかけとなったシーンでもあります。
コンサートではあのシーンの映像が流れたこともあり、涙する指揮官も多数いました。筆者もその1人です。
ノリノリな「SO PLAYFUL」
SO PLAYFULは、2023年夏のストーリーイベント「SEA, YOU, AGAIN」の主題歌。リゾート地を舞台とした賑やかな雰囲気で物語が描かれていたこともあり、会場全体を巻き込むようなエネルギッシュな演奏でした。
歌詞にも「美しいビーチで二人きりで過ごしたい」という、乙女の心をしっかり持っている誰かの想いも綴られている、可愛らしい曲という印象です。
熱く儚いメロディに泣いた「Hold you tight」
「Hold you tight」は、過去の物語を知る上では欠かせない存在「レッドフード」が大きく関わったイベント「RED ASH」の楽曲。
仲間想いの彼女が綴るストーリーイベントは、個人的にもトップレベルに大好きです。それだけに、仲間との別れを感じさせる熱く儚いメロディを聴いて、目頭が熱くなりました。
生演奏の迫力に感動「Last Kingdom」
「Last Kingdom」は、「クラウン」などが新たに実装された「LAST KINGDOM」イベントの曲。オーケストラならではの、生演奏の迫力に感動。
このイベントでは「モダニア」も登場しましたね。アークとは異なる、「クラウン王国」を舞台に戦うニケ達の勇姿が思い起こされます。
個人的にも大好きな「In Neverland」
2023年12月に開催されたイベント「NEVERLAND」より、「In Neverland」。シティポップのように自然と体が動いてしまうような雰囲気の曲です。個人的にも大好きな曲の1つなので生歌唱が聴けて嬉しかったです。
殺伐とした戦闘とは異なる、ワイワイ系のストーリーイベントでしたが、仲の良い「ベロータ」と「ミカ」に焦点を当てた心温まる物語で、ほっこりしながらイベントを進めていたのを思い出しました。
「The Clarion Call」で幕を閉じる
「The Clarion Callは、「Last Kingdom」と同じくイベント「LAST KINGDOM」の曲。クラウン王国で戦い続ける、強い意志を持つニケたちの思いを反映したかのような力強い曲で、パワフルな演奏が素晴らしかったです。
まさに、コンサートを締め括るのにふさわしい1曲でした。
まとめ
2周年の節目を祝うコンサートは、『NIKKE』の世界観をオーケストラアレンジによる新たな魅力で体験でき、最高でした。
『NIKKE』の楽曲が持つ力を存分に楽しむことができたのではないでしょうか。またぜひ、コンサートが開催されることを強く願っています……!
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