アニメ監督・谷口悟朗さんも絶賛!『revisions next stage』のトークショーが開催!
ネクソンが贈る新作アプリゲーム『revisions next stage(リヴィジョンズ ネクストステージ)』(略称:リヴィネク)のトークショーが10月23日に開催された。
登壇したのはゲームの前作にあたるTVアニメ『revisions リヴィジョンズ』の監督・谷口悟朗さん、アニメーションを担当した白組のプロデューサー・井出和哉さん、ゲーム開発に関わるネクソンの加藤さんの3名。
本記事ではトークショーの様子をお届けしていくぞ。
手書きでは表現できないCGに注目してほしい。
TVアニメ『revisions リヴィジョンズ』について
まずはゲームの前作にあたるアニメシリーズについてお聞きしたいのですが、製作時にこだわった点はなんでしょうか?
谷口 「渋谷が舞台のアニメなので、渋谷のCGデータを使って「ここが戦闘現場になりそうだよね」など、リアリティを出していくことを注力しました。背景だけでなく、複雑なバトルシーンなど手書きアニメでは絶対不可能なシーンが多いので、そこをCGで表現できたのが良かったのかなと。」
谷口 「よく『手書きアニメ、CGアニメどちらがいいか』という議題が上がりますが、どちらも一つの表現方法であってどちらもいいところがある。CGアニメだからと抵抗を感じずに楽しんで欲しいですね。」
井出 「谷口監督と話し合った時に「人間ドラマであってロボットアニメじゃないよね」という話になったので、CGでは弱いと言われる人の表情に苦労しながらもこだわりましたね。同業者にも褒められるクオリティになっているので見ていただきたいです。」
よくある主人公像とかけ離れる堂島大介に多くのコメントが集まりましたが?
谷口 「堂島大介が主人公像から外れているとは思っていない。そもそもアニメの主人公に共感を求めるのは間違っていると思います。クズみたいな人間かもしれないが、『このキャラは今後どうなっていくのだろう』という感情をユーザーに持って欲しかった。
無論、この作品でも『サバイバル空間に置かれながら明るく楽しくハーレム生活』といった、よくある異世界転生ものにすることもできた。しかしそれだと、日本でウケても世界では相手にされない。全世界をターゲットにしたアニメにしたかったので。」
アニメを見てなくても楽しめるSRPG『revisions next stage』
ゲームにはどのような立場で携わりましたか?
谷口 「ゲームはテレビアニメの続編なので、あり得るとしたらこうなりそうという話を提案し、監修しました。」
井出 「ゲームのOPを作らせていただきました。アニメ本編は群像劇ということを推しに映像を作りましたが、ゲームの方はヒーロー・法月コウとヒロイン・水瀬月咲を推していこうと考え、表現させていただきました。」
先行プレイした中でオススメのゲームキャラは?
谷口 「主人公の法月コウですかね。アニメ版の主人公とは、いい意味で違うタイプ。花江夏樹くんがいい演技をしているので見て欲しいですね。メインの6人ではないですが、皆川純子さんが演じるキャラが出てくるので、このキャラも使いたいですね。
法月コウ紹介法月コウ CV:花江夏樹
本作の主人公。特に望んでいる未来もなく、厭世的。
ある事件を境に感情を表に出さなくなったが、本来は明るい性格であった。
かなりの負けず嫌いで、やられたら必ずやり返す。
井出 「響みかがオススメです。ゲームはアニメ以上にキャラクターの素の部分が出やすいストーリーでして、物語のコメディ部分を担っているのでいいキャラしていると思います。」
響みか紹介響みか CV:岡本信彦
言葉は荒いが熱血漢で困っている人をほっとけない。
ただし極度の潔癖症であり、人に触れられるのを嫌う。そんなことを気にせずに接してくるコウや英知とはそれなりにうまくいっている。
加藤 「響みかはいいキャラしてますよね。いじられキャラですが、ゲームを進めていくと感動的なシーンも用意されているので注目してほしいキャラですね。」
ゲームをプレイした感想は?
谷口 「アニメを見てなくても基礎的な話は最初に説明してくれているので入りやすい。私はチュートリアルを飛ばすことが多いのですが、チュートリアルをしなくても直感的にプレイできるシステムになっているので親切だなと思いました。味方だけじゃなく、敵も攻撃の種類が多かったり、障害物越しに攻撃してきたり、作り込みが素晴らしいです。」
谷口 「個人的にいいと思ったのは、ストーリーで出てきた仲間がすぐ手に入るところ。主人公でひたすら頑張らないと次の仲間が手に入らないということが多い中、本作はすぐ次のキャラが手に入るのでストレスなく、気持ちよくプレイできました。」
井出 「ガチャをしなくてもキャラクターを獲得できるのがいいですね。ストーリーに出てきたキャラクターをずっと追っていけます。最近メカ系のタクティクスゲームが少ないので、メカ好きにはカスタマイズして強くしていくところを楽しんでほしいですね。あと、ストーリーが重厚。主人公とヒロインがどうなっていくかを見てほしいです。」
ユーザーの皆さんに一言お願いします。
谷口 「アニメからゲームにいっていただいてもいいですし、ゲームからアニメなどにいってもいい。アニメで始まったシリーズが、このようにアプリゲームとしてみなさんにお届け出来るようになったのは嬉しく思います。
このように、「アニメの続きをゲームで」という流れは今後のアニメ業界の1つのあり方になるかもしれない。
もう一度言いますが、アニメ・ゲーム、どちらから入っても楽しめるいい作品です。できればアニメも見てくださいね。(笑)」
井出 「TVアニメ『revisions リヴィジョンズ』は原作がないので、ゲーム・小説・コミックどこからでも楽しむことができます。ぜひゲームもプレイしてみてほしいです。」
加藤 「年内サービス開始に向けて頑張っておりますので、リリースまでにアニメを楽しんで、その後ゲームしていただけるとより楽しめるのではないかと思います。最大限いいサービスを届けられるよう頑張ります。」
『revisions next stage(リヴィジョンズ ネクストステージ)』とは『revisions next stage(リヴィジョンズネクストステージ)』の基本情報
配信日 | 2019年 |
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会社 | ネクソン |
ジャンル | タクティクス・アニメーションRPG |
対応OS | iPhone,Android |
事前登録 | あり |
公式サイト | 『revisions next stage』サイト |
公式Twitter | @revisions_nexon |
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