Cygamesとの業務提携について任天堂がコメント。今後も共同でアプリ開発を行うかも?
任天堂から配信予定の新作アプリ『ドラガリアロスト』について、同社の決算説明会でコメントが発表された。
この中では、Cygamesと業務提携に至った経緯や『どうぶつの森』などの開発を行なっているDeNAとの関係性などについて触れると共に、本作以降もCygamesと協力してアプリを開発したいといった内容が話されている。
以下資料より一部引用
私たちがスマートデバイスアプリのラインアップを拡充していこうとする中で、Cygamesさんが大変面白いゲームアプリの企画をお持ちでした。
このアプリを任天堂のスマートデバイスアプリの一つとして出すために、共同で開発、運営していくということが非常に重要だと考えました。そのために業務提携を行い、さらには当社がCygamesさんの発行済株式の一部を保有するに至りました。
<本作以降のタイトルについて>
『ドラガリアロスト』を企画開発されているチームは、当社(の開発チーム)と非常に親和性が高く、将来的に当社のスマートデバイスアプリを開発していくうえで、一緒に働いていける大事な開発チームだと考えています。
今後の開発について、任天堂IPを使うのか、Cygamesさんから新しい企画が出てくるのかについては、明確に区別はしていません。
ただ、開発チームとしては、非常に大事な新しい戦力になると考えていますので、今後も協力して新しいアプリをつくっていきたいと思います。
<DeNAとの関係性について>
DeNAさんには、スマートデバイスビジネスだけでなく、ニンテンドーアカウントのシステムについても技術、開発の面でサポートいただいており、そのような分野においても、当社とDeNAさんとの関係は今後も続いていくと思います。
<3社での共同開発の予定はあるのか>
今回Cygamesさんと協業しているのは、ゲームの企画と開発運営についてで、その中で必要となるニンテンドーアカウントシステムについては、DeNAさんにサポートしていただいており、二社の役割は異なります。
ある意味では既に三社協業で取り組んでいますが、現在、直接的に三社が共同で新しいアプリを開発する予定はありません。
ドラガリアロストとは
本作は、任天堂と『シャドウバース』『グランブルーファンタジー』などを手がけるCygamesがタッグを組み開発する新作アプリゲーム。
詳しいシステムは明らかになっていないが、公式サイトでは縦向きのゲーム画像が公開されており、縦持ちで遊べるアクションRPGになるのではないかと推測される。
ドラガリアロスト の基本情報
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